あらすじ
芸者衆の行き交う檜物町にある一膳めし屋丸九は、日本橋北詰時代からの馴染みに花街の新しい客と、今日も賑やかだ。近頃は、おかみ・お高が切り盛りする店に、亭主で絵師の作太郎が趣向を凝らした宴席を仕立て、さらに彩りを添えている。トロのねぎま鍋、ふぐの焼霜造り、柿酢のなます──旬の味が客の心をほぐす一方、惚れた弱みで夫を立てるお高のまなざしを古参お栄は見逃さない。お運びのお近は、親しくなった芸者・初花の前に現れた父親に胸をざわつかせ……。江戸の味と人情を描く大好評時代小説シリーズ。
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Posted by ブクログ
育ってきた環境が人をつくる。だから人が何を基準に何を選ぶかは人それぞれだ。違っていてあたりまえ。
お高と作太郎もそうだ。
そして伍一と初花。
越後の片田舎の貧しい農家の出の伍一。 父親に 母親や弟とともに暴力をふるわれ終いには十歳で花街に売られた初花。
伍一と初花は何をどう選ぶのか…。
伍一と母親の話は少し辛かった。作太郎のいうことはもっともだ。 でも伍一の選択も解る。可愛い伍一ちゃんが忍びない…。
頂き物の柿がたくさんだ。私も“柿なます”を作ってみよう。
Posted by ブクログ
九蔵のねぎま鍋/檜物町の真ん中争い/
名残の柿/締めの大一番
丸九の周りで起きるいろいろ
お高と作太郎の関係が少し心配
若い人たちを応援したくなる