【感想・ネタバレ】ふるさとの海~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十一)~のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年02月10日

冬の景色に彩られる中、小萩は菓子を考える日々を過ごす。
松兵衛の紅花色・・・鎌倉へ伊佐と共に里帰りした小萩はかつての
  伊勢松坂の主・松兵衛と出会う。かの店の秘伝の紅花色。
  それを伝授されての江戸への帰り道、伊佐は実母への想いを
  小萩に語る。そして未来の家族についても。
杉崎と名残りの松風...続きを読む・・・初めての茶席に使いたい松風とは?
  手掛かりを探す中、山野辺藩留守居役の杉崎が重い事項を
  抱え国に帰ることに。杉崎とお文はそれぞれの場所で、
  やるべき事に立ち向かい、進んで行くのだろう。  
雪の日の金柑餅・・・今は無き菓子屋の金柑餅に込められた想い。
  息子からの手紙でわかる家族の心情。母と息子の絆の深さ。
  合い間に挟まれる酒饅頭の顛末は幹太の成長が感じられる。
娘から母に贈る祝い菓子・・・嫁ぐ娘から感謝を込めて母に贈る
  菓子を頼まれた、小萩。そんな時、徹次が子どもを助け、
  怪我を負うが・・・他人の噂に惑わされてはいけません。
新刊前の第十一弾。
小萩と実家、松兵衛、伊佐と母、お文と作兵衛、
卯祢とその子どもたち、お景と嫁いだ家、
おりんとすゑ。描かれたのは様々な家族の姿。
そして年月の経過。
少しずつ変わってきた伊佐は優しい目で笑うようになった。
かつて肩肘を張っていた須美も丸くなり、笑うようになった。
幹太も菓子作りの腕だけでなく、客あっての菓子屋を考えている。
そして、杉崎が去った山野辺藩との関係はどうなるのか。

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Posted by ブクログ 2023年06月20日

小萩は伊佐と鎌倉へ里帰り。そこで出会った干菓子は…
ゆったりと、じっくりと、時が過ぎる安心な世界でした。

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Posted by ブクログ 2023年08月05日

シリーズ11冊目、飽きずに楽しく読んでます。

1冊目からすると、大分皆年重ねてるなと改めて思う。
元々和菓子好きで読んでたけど、
どんどん人情の方に心がいってる。
結婚したり、子供が育ったり、再婚だったり…
自分も古い躾されてきたからか
この時代背景でも気持ちがついていく。
続いて欲しいなと思う作...続きを読む品。

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Posted by ブクログ 2023年04月18日

家族の…親子の話。
ふつうってのは、当たり前じゃないんだよ。
特別にすごいことなんだ。
感謝しなくちゃいけないことなんだ

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