あらすじ
注文に応じて新しい菓子を考案する〈小萩庵〉にも客が増え、牡丹堂は忙しい毎日だ。そんな折、職人の伊佐が仕事の合間に見世を抜けることが増えていた。行く先は、病に倒れた母親が身を寄せる寺だ。かつて、まだ幼かった伊佐を捨てた母。小萩はやるせない思いを抱きつつ、伊佐のためにと奮闘するのだが……。小萩の恋のゆくえからも目が離せない、シリーズ第七弾。
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Posted by ブクログ
Audibleで。最後伊佐のお母さんいい人になりすぎでは。。小萩を蹴り上げて石まで投げつけるような人ではなかったか。とは思いつつ涙目で聞き終わった。次巻の配信が23/6/9なので、その前に電子書籍で読むかも。
Posted by ブクログ
小萩庵も牡丹堂も順調に忙しく、栗羊羹におはぎにとお菓子も毎回美味しそう
伊佐が人に対して壁を作ってしまうのもわかる、母親への思いは複雑
最期はわだかまりなく見送ることができてよかった
小萩ももう19歳、まわりは色々気を揉む年齢
当人は…ついに!想いを伝えられ、本当によかった
Posted by ブクログ
今回は伊佐と母親の物語。重い病で寺にいる母親の面倒をみる伊佐。みんなで母親のためのお菓子を作ったり小萩が母親の実家に行ったりして伊佐を母親が捨てた当時の状況が明らかに。伊佐の父親がもう少し強い人なら、伊佐の母親が魅力的な人じゃなかったらもっと違う結果になっていたのかも。小萩はついに伊佐に思いを告げる。二人の仲がついに進展するのか、次が楽しみ。