天祢涼のレビュー一覧

  • 謎解き広報課

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    都会育ちの主人公が就職したのはド田舎の町役場広報課。
    仕事に厳しく毒舌な上司との広報紙作りだけでも大変なのに、行く先々で田舎の洗礼とトラブルに巻き込まれる日々を描いたお仕事ミステリー。

    コメディタッチの小説かと思いきや、今の日本が抱える地方の衰退の問題や地域創生にも鋭く切り込み、地方で生きる様々な人たちの思いや頑張りを描いた1冊でした。

    主人公が地方の価値観にふれて都会で培った価値観を徐々に変えていくところが印象的で、それと比例して主人公が作る広報紙が少しずつ変わっていくのも印象的でした。

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    2019年11月07日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    旅のお共として借りたけど家にいるときに読んでしまった。こういうアンソロジーは旅にぴったりだよね。面白かった。若手作家さん、ってことで『新鮮』になったそうだけど、はずれなかったな。まぁ強いていえば岡崎琢磨「夜半のちぎり」は先が読めて全然どんでん返しじゃなかった。似鳥鶏はトリッキーで面白かった。筒井康隆っぽい。解説でそれぞれの作家さんの過去の作品が紹介されてて、どれも面白そうだった。みんなまた読んでみよう。

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    2019年09月03日
  • 平成ストライク

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    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したのでシビアになりすぎずとても良かった。(白井作品だけはは早々に読むのを放棄。)

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    2019年06月27日
  • From The New World 平成ストライク(分冊版)

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    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したのでシビアになりすぎずとても良かった。(白井作品だけはは早々に読むのを放棄。)

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    2019年06月27日
  • 平成ストライク

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    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。

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    2019年05月01日
  • From The New World 平成ストライク(分冊版)

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    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。

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    2019年05月01日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    楽しく読めた。どんでん返しと銘打たれてるので終盤でひっくり返ることはわかってて読むわけですが、どうひっくり返るのかを予想しながら読むのも楽しいものです。

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    2018年02月24日
  • リーマン、教祖に挑む

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    ネタバレ

    ミステリーではなく、チョットどんでん返しがある話

    <あらすじ>
    大企業スザクのセレモニー事業部に勤める六三志は、寂れた団地で流行っている新興宗教団体《ゆかり》を団地から追い出す仕事を任される。
    スザクの売上の一端を担う団地に住む年寄りの葬式を《ゆかり》に取られるからだ。

    団地の視察に訪れた六三志は、その近くに居を構える《ゆかり》の寺を訪問し、教祖の禅祐と対峙。
    2人だけで話し合い、勝負をすることになった。その内容は、
    八ヵ月後、もし団地の《ゆかり》信者が500人以上になったらスザクは《ゆかり》の活動を一切妨害しない。
    しかし500人未満だった場合は《ゆかり》は解散し禅祐は宗教家を辞める。

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    2017年12月16日
  • キョウカンカク 美しき夜に

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    共感覚者の探偵音宮美夜が連続殺人鬼フレイムを追っていくという話。語り手は被害者の兄、山紫郎。
    なんか設定や文体がライトノベルっぽいし異能バトルに発展しそうだけどそんなことはなかった。

    ミステリ全般的に、犯人はお前だ!みたいな流れになるのは後半、最終章とかが普通なのに、この作品では中盤で犯人はお前だ!共感覚的に!といった展開になる。もちろん探偵役が犯人はお前だと言っている以上読み手はよくわからないけどそうなんだろうな…とはなるんだが、証拠もないし動機もわからない。故に登場人物は誰も同意しない。語り手である山紫郎も別の推理を立てて行動していく。そして読み手も読んでいるうちに真相がよくわからなくな

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    2014年03月08日
  • キョウカンカク 美しき夜に

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    主人公の風貌といい、諸々のギミックといい、外連味たっぷりな話ではありますが、ミステリーとしては良くできた作品です。伏線の張り方はお見事です。

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    2013年07月25日
  • 闇ツキチルドレン

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    ネタバレ

    前作より面白く読むことができた。

    前作は、後半からの展開に強引さを感じてしまったが、今作ではそう感じることはなかった。
    ただ、これは前作にもいえることなのかもしれないけど、後味の良い終わり方ではなく、終わってみると登場人物中にまともな人が一人もいない。
    (なにをもって「まとも」といえるのかはよく分からないけど)

    最後の場面で、ある登場人物が豹変したのには、正直びっくりして、少し凹んだ。けれど、ほんの少しだけ救いを感じさせる部分もあった。

    次作も読みたい。

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    2012年09月13日
  • 空想探偵と密室メイカー

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    空想の中で名探偵と語る「瑠雫」と、なぜかそれが見える勇真の二人が主人公格で、加えて女子の父親の3人が話を引っ張っていく。
    まず設定が謎解きに全く関係ない、というのに安心した。
    大体こういう設定だと、空想探偵が快刀乱麻の名推理で難事件を解決!ということになりそうなもんだけどさにあらず。
    空想探偵は、空想だけあって瑠雫の能力以上のことはできず、どちらかというとブレインストーミングの相手、という配置なんだろうな。
    実際の謎解きは、この3人が集まったり分かれたりしながら進むので安心して読んでいられる。

    トリック自体は、物語の中で説明されているとはいえ若干物足りなさを感じざるを得ないし、連続殺人の動機

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    2012年08月18日
  • 闇ツキチルドレン

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    2作目ですので、キャラに慣れて読み易かった。
    まだまだ謎が多いですが、続き書いてくれはるんかなー。
    楽しみにしてます。

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    2012年05月27日
  • 闇ツキチルドレン

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    共感覚という能力の少女が探偵役の作品です。なかなか面白かった。
    ミステリーとしての逆転やそこに至る伏線などよかった。
    この人の作品いい。

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    2012年05月22日
  • 空想探偵と密室メイカー

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    処女作だけで切ったらいけないですね。
    この作品も、二転三転の終盤から明らかになった黒くエグい真実。
    なかなか面白かった。

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    2012年03月15日
  • 闇ツキチルドレン

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    ネタバレ

    共感覚シリーズ第2弾。
    前回よりは読みやすかった。
    闇ってか病みだけど。
    回を重ねる毎にパワーアップ。
    ミステリー性もアップしていてそういういみでもおもしろかったです。
    中盤頃には、これってこういうシリーズなんだと思いもしましたが。
    次はどんなお相手かというのも楽しみです。

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    2012年02月14日
  • 空想探偵と密室メイカー

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    ネタバレ

    新シリーズ?
    ”空想能力”を持つ大学生・瑠雫と、彼女に片思いの勇真の物語。

    <あらすじ>
    推理小説が大好きな瑠雫は、小説に出てくる探偵を”空想”で呼び出すことができる。
    でもその探偵はあくまで瑠雫の空想なので、ホームズだろうがポアロだろうが
    瑠雫の思考範囲内なので、推理力は瑠雫と同等
    しかも残念ながら瑠雫と勇真にしか見えない― なんか微妙な能力。

    そんな2人が、仲の良かった人気女優・日下部陽子の死体を発見する。

    現場は小さな通気口があるだけの、扉も窓も鍵がかかった密室
    さらに陽子の死因となった刃物は密室内から見つからなかった。

    自他殺双方を捜査することになった警察
    瑠雫と勇真も独自に捜

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    2011年08月19日
  • 罪びとの手

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    葬儀屋×ミステリ
    葬儀屋の先代の社長幸大が廃ビルで死亡していた。死体を受け取りに来た悠司がこれは父だと言う。しかし、刑事の滝沢は悠司と死体の状態に不審な点を見つけて死体は幸大ではないと思い調査する。
    ①死体が本当に御木本幸大なのか
    ②なぜ死体の腕時計が死亡の二日前に壊れて止まっていたのか
    ③なぜ悠司は死体をみて状況を聞いた時に「殺したか」と呟いたのか
    ④なぜ悠司は幸大の「死んだ時には葬儀はしないで欲しい」という望みを無視してまで葬儀をしたがるのか
    という4点がメインで捜査されるが、④が肝。
    ①から③はなんとなく予想できた展開だったが、④がなるほど。

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    2026年02月27日
  • その血は瞳に映らない

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    最近、表紙とタイトルで惹かれたものをどんどん読んでいます。
    こちらもその一つです。

    人って色んな面があるから、こう言う人だ、って言葉にするのって不可能だよなぁと思ってしまいます。
    何かの事実があって、それに付随する記憶から、その人を判断しがちなのかなぁ。
    いやー、でも、最近私気がついたのですが、
    後半になって、「この本を通して伝えたいこと」をここぞとばかりに、まとめてくる話が、苦手なのかも笑

    それ以外は楽しく読めました。


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    2026年02月17日
  • 陽だまりに至る病

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    今回もまた、現代社会の問題をリアルにテーマにした社会派ミステリーになっていた。ここに出てくる野原親子のような人間に心当たりがありすぎて苦しかった。

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    2026年02月16日