【感想・ネタバレ】罪びとの手のレビュー

あらすじ

川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。
事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品の壊れた腕時計が示す日付とのズレに事件性を疑っていた。
そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。
奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始めるが――疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

よく使われる止まった時計と死亡推定日時のずれ。
時計ってそんな簡単に止まるの?
そんな都合よく時計に衝撃受ける?
うーん。やっぱりその展開かぁ。

自身の仕事に誇りや責任をもっている感じは、すごく気持ちいい。
私もそう。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

葬儀xミステリーの組み合わせは珍しい。と思い、手に取ってみた。読み進めていくと、お前が犯人か!?いや、この人も怪しい。と思わせる登場人物がそこここにいて、更に先が読めない展開に読むスピードをあげた。

最後のタネ明かしの部分にきて、さぞかしトリッキーで読み手が驚くような結末なのかと思ったが、こういうオチ、他のミステリーでもあったよねぇ。という感想が真っ先にきてしまった。
期待しただけに、最後が弱いイメージだったのが残念。

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2025年05月15日

Posted by ブクログ

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身許不明の遺体の謎。葬式を強行する葬儀屋。
過去の少女連続殺人事件との因果。

刑事vs.葬儀屋

火葬まで96時間。すべての真実を暴き出せ。
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天祢さんは「希望が死んだ夜に」で好きになり、
作家買いしたくなる方のおひとりです。

身許不明の遺体は父だと言い、火葬を進める息子。
その遺体は兄ではないという、弟。

一体、この遺体は誰なのか?

不穏と違和感に包まれるなか。
刑事の滝沢圭は不審に思い、
捜査を進める…。

一気読みでした!

謎が明かされる場面は、
エンターテイメントのように、
役者は全員揃った、
という感じでした。

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2025年04月26日

Posted by ブクログ

結末はそんなに突拍子もないものではなく、一昔前の設定だったらそうかもなと言う結末。
ただ、ストーリー展開は面白く読みやすかった。
ぜひ他の作品も読んでみたい。

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《あらすじ》
ある事件で見つかった身元不明の遺体。
それを引取にきた葬儀屋が自分の父親だと言うところから謎がはじまる。

葬儀屋(息子)が父親と認めたが、不審な点も多く何かを隠している様子。また生前『自分の葬式はしないで欲しい』という父親の意思を無視して葬儀をあげようとする息子には理由があって…。

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2025年02月05日

Posted by ブクログ


親子、兄弟といった家族の絆、
仕事を介した縁、人と人を繋ぐ想いやしがらみを
良い意味でも良くない意味でも考えさせられる
物語でした。

一つの事件を糸口にして、思いがけず
過去の事件にまで派生してくる複雑な絡みが
読み応えあり。

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

天祢涼『罪びとの手』角川文庫。

初読み作家。警察ミステリー。

どうにもこうにも、川崎少女連続殺人事件と無理矢理、中年男性の遺体発見事件と結び付けたような展開が不自然過ぎる。大体、刑事にたまたま葬儀屋の同級生が居て、事件に巻き込まれるなどあり得ない。その刑事の父親も警察官で、川崎少女連続殺人事件の捜査に関わり、左遷されていたとなると、開いた口が塞がらない。僅かな偶然なら承知出来るが、結末ありきの余りにも強引過ぎる展開では、ミステリーとしては成立しない。


川崎区の廃ビルで身許不明の中年男性の遺体が発見される。検死の結果、事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品の壊れた腕時計が示す日付とのズレに事件性を疑っていた。そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋の御木本悠司が、遺体は自分の父親だと申し出る。

しかし、遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という一言に疑念を抱いた滝沢が独自に捜査を行ううちに明らかになった事件の真相。

本体価格800円
★★★

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2024年09月18日

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