天祢涼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2023年時点で本書を含む4冊のシリーズになっているらしい。
本書はその1冊目。
とりあえず他シリーズも読んでみようかなと思った。
個人的な好みとして。
なんでも、あまりご都合主義が好きじゃない。
あたたかな気持ちになれる作品はもちろん好きだけれど、
ぜったいハッピーエンドである必要はないと思っている。
目に見えるインスタントな幸福は 探さなくてもその辺で見つかるので
本として読む分には あまり魅力的に感じない。
そういう点で本書は 救いがなくて良かった。
最後の最後に含みは持たせているから、救いがないという言い切りもどうかとは思うけど、
現状は何も救われていないので わたしの中ではそれで -
Posted by ブクログ
平成の時代に起きた出来事をテーマとしたアンソロジー小説。
巻末に平成30年史が載っていて、それを見ると、短いようで本当に色々なことがあったんだな。と感慨深くなる。
収録作品としては、どれも面白かったけど、千澤のりこさんの『半分オトナ』が特に良かった。キーワードは二分の一成人式、児童虐待。
貫井徳郎さんの『他人の不幸は蜜の味』も印象的。
女子高生コンクリート詰め殺人事件、スマイリーキクチさんへの誹謗中傷。
どちらも自分の中で強烈な印象を受けた事件なので、胸が痛かった。
他人を誹謗中傷してしまう人は、間違いなくSNS辞めたほうが良い。
白井智之さんの作品は今回初めて読んだけれど、白井さん作品 -
Posted by ブクログ
ネット記事やSNSの書き込みが関係者に与える影響を描いた社会派ミステリー #その血は瞳に映らない
■あらすじ
アパートに住む母娘、鈴原咲玖良と優璃。彼女たちはある日、同じアパートに住む男に襲われ、母が殺害されてしまった。犯人の動機は死刑になりたかっただけという…
Webニュース記者の千弦は、犯人の供述にを疑問に思い、被害者の優璃に取材を申し入れる。母の殺害された経緯や理由が知りたかった優璃は、千弦の自宅に住み込み、一緒に調査や取材をすることになる。果たして事件の背後には何があったのか…
■きっと読みたくなるレビュー
いつもの天祢涼先生らしい、人間性の闇を深く掘り下げる作品ですね。本作は死