天祢涼のレビュー一覧

  • あの子の殺人計画

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    自分勝手で能天気な母、虐待を受けながらそれが当たり前と思い貧困に耐える娘、自分は恵まれた環境で育ったから不幸な人の役に立ちたい刑事、スタッフに感謝されてる風俗店オーナー。読んでて辛くなる実情としっかりしたミステリー展開のこのシリーズはやっぱりおもしろい。良かった。

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    2025年07月31日
  • あなたの大事な人に殺人の過去があったらどうしますか

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    重いなぁ。悲しいねえ。なにが悲しいって、「死ね」しかボキャブラリーがない人が、本をたくさん読んで、それぞれの「死ね」がそれぞれ別の言葉や意味が割当たると知ること。言葉を知ることって、心に言葉を割り当てることって、人を人たらしめる要素なんだな。そして彼が「人」になる前に犯してしまったことを、「人」の心を知った後の彼が引き受けなければならないこと。失われた命を考えたら当然なんだけど、つらいなあ

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    2025年07月10日
  • 境内ではお静かに~縁結び神社の事件帖~

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    神社を舞台にした連作短編集!ちょっとした謎解きとちょっとした伏線回収が秀逸で最後の話は少し切なくもありました。『凶暴なまでに美しく』とか『冗談の様な美少女顔』など印象的な表現があって唸ってしまいました!

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    2025年07月09日
  • 希望が死んだ夜に

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    電子書籍で購入。通勤中、憤り、けれど、私自身も気づけないし何も出来ないんだろうなあというモヤモヤを抱きつつ読んでいました。内容も好みでしたし、後半のスピード感も好きでした!

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    2025年06月01日
  • あの子の殺人計画

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    貧困と虐待がテーマのミステリー。
    テーマは置いておいてミステリーとしてはよくあるトリックというか書き方で、同じような話は見たことある気がするけれど普通に騙されてしまった。
    あんまりミステリーとして考えすぎずに素直に読むのがおすすめ。

    面白いという表現で良いのか微妙だけど、読んでいて続きはかなり気になるし一気に読んでしまうし、一人一人のキャラクターも立っているし普通に話として面白い。
    個人的には虐待とか貧困とかは問題なのは分かっているけど、あくまでフィクションとして捉えながら読み、良いものを読んだという感覚。
    重めの話が苦手は人は微妙なのかな?
    とにかく読んでいて頭がぐにゃぐにゃになる感覚があ

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    2025年05月21日
  • 希望が死んだ夜に

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    仲田シリーズ一作目。
    中学生少女が容疑者の殺人事件で、同級生を殺したと自供するものの
    動機などは一切、話そうとしない少女。

    天祢涼さんの作品はとにかく読みやすくて
    表現も分かりやすいので、スムーズに読めました。

    すべての真相と真実を知ったとき
    衝撃だけじゃなく、こんなに切ない気持ちになったのは
    久しぶりだったような気がします。

    こういう社会派ミステリーを読むと
    物語に入り込みすぎて重い気分になってしまうけど
    読んでおくべき、自分に吸収できて良かったと思えます。
    今作も自分の中に大事にしまっておきたい作品になりました。

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    2025年05月20日
  • 希望が死んだ夜に

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    ネタバレ

    ミステリながらも、その謎が明かされていくにつれ社会問題についても考えさせられるすごい作品だった。
    終わり方も、この問題に答えがないことを暗示しているようでとても良かった。

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    2025年05月09日
  • あの子の殺人計画

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    「希望が死んだ夜に」の続編です。
    今作もかなりの衝撃を受けました。
    小学生という幼い子供にとって母親は全てで、それ以上のものがないというなか、躾だと信じていた虐待。胸が締め付けられます。
    そしてミステリとしてのトリックも…
    印象深い作品でした。

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    2025年04月17日
  • 謎解き広報課

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    酒飲み書店員大賞 受賞作。
    この賞のことを初めて知った。

    私も、田舎に住んでいるので、共感できるところも多かった。
    町の広報誌を作るまでの過程がよく分かりました。
    地元の広報誌をもっと真剣に読んで、地元を愛するために、地元の魅力を知っていきたいと思った。

    全国広報コンクールというのは、本当に存在していた!
    特別賞の中には、確かに「市」が多いものの、「町」でも、賞に入っている地域があることを知り、地元以外の広報誌も時間のある時に読んでみたいと思うきっかけとなったそんな1冊です。

    面白かったので、続編も是非、読んでいきたい。

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    2025年03月28日
  • 希望が死んだ夜に

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    「希望が死んだ 夜みたいに真っ暗な この国で」 

    作中にも出てくる一文ですが、これがこの本を表す言葉ですね
    貧困✖️青春
    貧困は親が悪いのか?セーフティネットが緩い国が悪いのか?
    簡単に出ないこの問題に翻弄される子供たち
    劣悪な環境だからこそ芽生えたネガとのぞみの友情
    束の間に見えた希望と打ち砕く現実に胸が苦しくなります
    物語りをハッキリした形で終わらせなかったのも、わたし的には良かった

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    2025年03月11日
  • 謎解き広報課 わたしだけの愛をこめて

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    この作品を読んで、ひとつの仕事に命懸けで取り組んだ、と胸を張って言えることが私は一度しかありません。そのことを改めて自覚しました。作品を読んだ後には、仕事に打ち込む姿勢について思いを巡らせました。しかし、知りませんでした2巻3巻誕生までの経緯…。

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    2025年01月06日
  • 希望が死んだ夜に

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    初読作家さんです。
    大変重たいテーマを抱えた作品で、時に苦しくなりましたが、時々感じられる救いに助けられました。面白いという言葉は合わないですが、とても興味深く先を知りたいと思わせてくれました。

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    2024年12月27日
  • あの子の殺人計画

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    「希望が死んだ夜に」がとても印象的だったのでシリーズ第二弾の本書も読んでみた。
    読み始めからスーッとストーリーに吸い込まれあっという間に引き込まれていった。
    ストーリーの根底にある貧困と虐待。
    面白かった…とは言いにくい内容だが、テーマ、展開、テンポ感、魅了されるだけのものがあったと思う。
    ラストの真実では「おーっ!そういうこと?」が何度か到来。
    ミステリーを読む時、ストーリーの先読みや推理をせずに読むので、単純に「そういうこと?そーなんだ!」と驚かされることも多々(^^;

    第三弾も読みたい!

    貧困、虐待…負の連鎖に心が痛む。
    どうすれば解決できるのか…真実が苦しい。
    どうにもできない真実

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    2024年12月23日
  • 希望が死んだ夜に

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    これは参った。何の変哲もない殺人が、その真の姿を現していく様に読む手が止まった。
    劇中に登場する記者の言葉は真面目だが、それだけ、なのだろう。己の仕事を全うする、ネタを手に入れたい、ただそれだけだからほんの少しの言葉で正体を見抜かれた。
    だが、自分ならどうだろうか。安易な言葉をかけはしないだろうか。
    幸運な者と不運な者、そこの線引きはどこにあるのか。目の前の人を偏見の目で見ていないか。その人の背景にまで目を向けているか。短い項数ながらに重たい小説だった。ぐうの音も出ない。

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    2024年12月20日
  • あの子の殺人計画

    匿名

    購入済み

    「希望の死んだ夜に」のシリーズだと知り興味を持ちました。今回も虐待の酷さに胸が痛みました。虐待されている子供は学校でもイジメの対象になる事が多く学校と家どちらにも逃げ場がなく本当に酷い環境にある事が書かれてあり真に迫ってます。また、逃げ場がない子供に悪い大人が目をつける。その通りだと思うストーリーでした。物語に出てくる刑事さん達みたいな大人がもっといたら救われる子供達が少しでも増える。希望と願望です。

    #泣ける #切ない #共感する

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    2024年12月19日
  • あの子の殺人計画

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    話の展開がテーマにうまく嵌っており、犯人が本音を吐き出すシーンがかなり心にきました。
    この作家さんの本は初めて読んだが、本作はシリーズ化もされているようなので、集めてみたいと思います。

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    2024年12月09日
  • 希望が死んだ夜に

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     ミステリ作品と読むか、ジュブナイル的な作品として読むかで評価が分かれる作品だと思う。
     過去と現在、二つの視点から物語は進むためある意味、“過去”のシーンにおけるラストは決定している。が、減速気味になるラストシーンをミステリにおけるどんでん返しを行うことにより加速力を得、面白くしている。正直、めっちゃ面白い。
     読み終えたあとに感じる題名の重さ、体感して欲しい。

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    2024年11月30日
  • 謎解き広報課 狙います、コンクール優勝!

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    ネタバレ

    謎解き広報課、新藤結子とともにパワーアップして帰ってまいりました。今回は広報コンクールの全国での優秀作品めざしての奮闘記、読み応え充分です。一作目の「正しい野球少年のつくり方」の入れ替わりなどミステリー要素満載です。新道結子を苦しめる難題を克服して優秀美をかざれるか?ひとつの焦点です。『こうほう日和』をぜひ読んでみたいあなたへ面白さ抜群の傑作を読みふけって下さい。

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    2024年09月17日
  • 希望が死んだ夜に

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    貧困と一括りにしても、努力できる余地が残されている貧困とそうでない貧困がある。 刑事は自分が、「親が苦労して、自分は勉学を努力する余地があった」のに対して、容疑者であるネガが、「努力できる余地がない」貧困にいるのだと気づいた。 最低限、「努力をできる余地」「希望を持てる環境」を作るのが、国が用意すべき貧困対策のラインだと思った。 「あんたたちにはわからない」とネガに言われた刑事たちが、ネガの状況を想像して真実に迫っていく。見る視点によって、同じ人の性格・行動がこうも違った目で見られるというのも面白かった。

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    2024年09月16日
  • 希望が死んだ夜に

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    著者サイン本とあって、ビニールのかかった本を手に取りました。天祢涼さんの二冊目です。わずかな取り調べの時間の中に盛り込んである内容の多さに驚きました。貧困の当事者の描写がどこからどこまでも。

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    2024年08月30日