天祢涼のレビュー一覧

  • 少女が最後に見た蛍

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    未成年事件を解決する女性警察官の短編集。
    ミステリとして、未成年問題としての物語は読み応えはあるが、シリーズものとしての主人公のキャラクタがいまいち弱いかなと言う印象。

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    2024年03月06日
  • 少女が最後に見た蛍

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     5つの短編、どれも心にグサッ❢

    いじめ、奥深いですね。

    大人が真剣に考え、行動しなくてはいけない。

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    2024年02月29日
  • 少女が最後に見た蛍

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    ネタバレ


    子どもが関係する事件を『想像』という
    独自の視点で推理し解決に導く捜査官
    仲田蛍シリーズ第4段。

    ・十七歳の目撃
    ・初恋の彼は、あの日あのとき
    ・言の葉
    ・生活安全課における仲田先輩の日常
    ・少女が最後に見た蛍

    蛍がなぜ、そんなにも自分の身を削って
    子どもに関係する事件に心血を注ぐのか、
    その一部が明らかになる物語たち。

    どんな事件に対峙しても子どもに対して
    常に温かく穏やかに微笑む蛍。
    その胸に常に浮かぶ光景は、大切な人との
    後悔に満ちた時間。
    強さと弱さ、複雑な思いが無いまぜになって
    今を真っ直ぐ精一杯生きる蛍が眩しい。

    ・少年法から、特定少年と少年の違いを
    テーマにした事件へ

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    2024年02月12日
  • 少女が最後に見た蛍

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     このシリーズも好きなんですよね!神奈川県警生活安全課仲田蛍さんが活躍するシリーズ第4弾です。今作は、前作までとは異なり、5編の短編が収められています。

    ・十七歳の目撃:
     弁護士になることを目指して勉学に励む主人公、ある日クラスメイトが窃盗を犯した現場の目撃者となるが…。
    ・初恋の彼は、あの日あのとき:
     蛍と同級生の初恋について、彼が本当に好きだったのは蛍か同級生か…。思い出すことで見えてきた真実…とは。
    ・言の葉:
     元アイドル政治家を蔑む主人公の男子高生、何だか、今っぽい問題点が浮かび上がる…。政治家の責任とは…。
    ・生活安全課における仲田先輩の日常
     板チョコを万引きした少年…。蛍

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    2024年02月02日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    6人の作家のどんでん返しミステリーの短編が一冊の本になっています。
    一冊で6回もワクワクできるので、お得感があります。

    長編ミステリーで、伏線が散りばめられ、最後に回収されていくのもいいですが、こういう短編ミステリーで、物語をひっくり返すのも作家さんの技術をみせてもらえるので好きです。


    岡崎琢磨さんの「夜半のちぎり」
    ラスト2ページのゾクゾク感が最高でした。

    似鳥鶏さんの「筋肉事件/四人目の」
    途中までわずかな違和感があるものの、ストーリー的には特に問題なく進め、そして、どんでん返し。映像化不可避の面白いミステリーでした。

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    2024年01月26日
  • 少女が最後に見た蛍

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    「十七歳の目撃」
    「初恋の彼は、あの日あのとき」
    「言の葉」
    「生活安全課における仲田先輩の日常」
    「少女が最後に見た蛍」
    5話収録の連作短編集で仲田蛍シリーズ第4弾。

    教育虐待や貧困など社会問題をテーマに描いた作品だが表題作に心を全て持っていかれた。

    物語は仲田蛍の中学時代まで遡る。

    蛍の友人を執拗にいじめていた同級生が発した
    「大人もいじめをしていることに気づいた」
    「いじめは愉しい」
    フィクションとは思えないリアルな言葉が胸をえぐる。

    彼女に同情の余地はないが、そう思わせる社会を作り上げた大人の責任も問われている気がした。

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    2024年01月14日
  • 葬式組曲

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    「葬式」をテーマにした連作短編集。収められた短編も全て「葬式」がテーマになっている。
    一つ一つの短編もさることながら結末に「なるほど」と唸った。やりすぎ感があるかもしれないが、構成はよく練り込まれているし、この仕掛けは簡単には見抜けない。

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    2024年01月14日
  • 謎解き広報課

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    とてもポップでエンタメ性の強い小説でした。
    ミステリーといえばミステリーだったけどあまり展開に驚きはなかったかなー。
    最後はとても素敵な話してほっこりでき、
    映画になりそうな本でした。

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    2024年01月10日
  • 謎解き広報課

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    残念なんだけど、新社会人結子の、仕事をなめた姿勢が受け入れられず。しかも、それで選んだ職場が公務員?
    某ドラマの決め台詞じゃないけど「公務員なめないでください」と言いたい。
    でも、そんな結子採用された高宝町の住人たちは、なかなかに魅力的だったし。消防団の面々とか、商店主たちも個性的。
    様々な謎に向き合って解決していく結子はなかなかのもの。
    なのに、結子が仕事にそういうスタンスをとっている理由も、なんだかなぁ、という感じ。
    まぁ、合わなかったのでしょうがない。次いこ。次。

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    2024年01月06日
  • 少女が最後に見た蛍

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    人を思いやり、困っている人に寄り添う勇気に痺れる… 仲田シリーズの最新短編集 #少女が最後に見た蛍

    ■きっと読みたくなるレビュー
    いじめや虐待など、子どもたちの社会問題に切り込む仲田シリーズの短編集です。全五編からなる作品集で、今回も読んでいて辛く悲しく、耐えられない感情になってしまう。物語の中だけならいいですが、現実にあって欲しくない。大事な青春時代は明るく楽しい時間であって欲しいと願わずにはいられません。

    それでも全編にわたって仲田の寄り添う優しさに満ちていて、ほんの少しだけ心が休まる。まずは我々大人たちが見本になるべきだと学びをえる作品でした。

    〇十七歳の目撃
    いじめと少年犯罪に巻

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    2024年01月02日
  • 謎解き広報課

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    帯に書かれていた『本と酒をこよなく愛する書店員たちが選ぶ』や『酒飲み書店員大賞』といった言葉に期待して読んだのですが、そういったお話ではなかったですね……

    確かにお酒のシーンが物語の印象的なポイントとして登場はするのですが、ただそれだけ


    ジャンルとしてはお仕事ミステリ、広報課での広報誌作り
    そして町の名前は高宝(こうほう)町
    こういったネーミング、嫌いじゃないです(笑

    こんなお話かなー、と先を想像しながら読んでいたのですが、自分が想像する程度のシーンには物語の中盤で辿り着いてしまいました
    ある程度定番の展開から、さらにその先を見させてもらえてそういった部分で楽しく読み切る事が出来ました

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    2024年01月01日
  • あの子の殺人計画

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    きさらと真壁の視点がメインで物語が進んでおり、読みやすくスラスラと進めていたら、まさかの展開。え?なになに?そうだったの!…と、途中頭の中の整理が必要になった。依存、支配、裏切りといった人間の弱さがつめこまれており、苦しくなりながらも共感している自分もいた。

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    2023年12月01日
  • 葬式組曲

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    ネタバレ

    新実ーーーー!!
    とりあえず叫びたくなる最後でした。いやこれもう餡子さんの格言もなにもかもすべてぶち壊しすぎです。遺族はどうすればいいのか。

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    2023年11月25日
  • キョウカンカク 美しき夜に

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    共感覚:ある刺激に対して、通常の感覚だけでなく、異なる感覚も自動的に得てしまう知覚現象。
    例えば、文字に色を感じたり、音に色が見えたりとさまざま。生まれ付き持った感覚らしいから、それと気がついていない人もいるかもしれない。
    もしかしたら、オーラを見えると言う方は、体臭とか汗とかに色彩を見ているのかもしれない。
    小説ないでは、10万人に一人の割合とされていたけれど、もう少し多いらしい。
    この小説のヒロインで探偵の音宮美夜さんが、声に色を感じる共感覚の持ち主、という設定。
    だから、犯人の特定は、その能力を使う。そこを納得すれば、ホワイダニットを楽しめます。
    被害者の一人となった女子高生の兄が、探偵

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    2023年11月12日
  • 謎解き広報課

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    ネタバレ

    どんどん広報に興味を持って仕事にのめり込んでいく主人公の様子に、エネルギーをもらいました。
    個人的には、主人公の就職理由や、上司の言動とその理由が腑に落ちなくて、もやもやしたまま読み終わってしまいました。私の想像力不足かな。。

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    2023年11月12日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    2017年時点の新進気鋭の作家の短編集。
    2023年度現在、青柳碧人の収録作品の展開に驚き!
    著者紹介が充実していて、読んでみたい本もいくつかあった。大山誠一郎、他にも読んでみたい。

    1 密室龍宮城 青柳 碧人/著
     龍宮城ならではのトリックが面白い!
    2 居場所 天祢 涼/著
     主人公の運命には同情すべき点もあるし、最後いい話になりそうなんだけど、どうしても、主人公の変態のイメージが拭えなかった。私もそういう態度になるだろうなぁ……。
    3 事件をめぐる三つの対話 大山 誠一郎/著
     ラジオドラマによさそう!でも、映像にしても面白そう。
    4 夜半のちぎり 岡崎 琢磨/著
     そ

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    2023年10月07日
  • 謎解き広報課

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     謎を解いてみよう。
     初版が平成30年で2版が令和5年。
     昨今の「謎解きブーム」に乗っかって今なら売れるんじゃね?って感覚で店頭に並んだと日常的推理。
     タイトルから広報誌で町興し謎解き(松丸くんとかの所謂「謎解き」)イベントを刊行するタイプの話と思ったら違った。
     日常の謎よりなミステリ。
     わけあって都会から、ド田舎の役場へ就職した女性が広報課に配属され広報誌作りに四苦八苦する話。
     割と多いスタイルの流れの中で、謎も解決も割と普通な印象。
     個人的には、もっとスッキリする結末が読みたかった印象。

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    2023年06月26日
  • 遊びの時間は終らない

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    都井邦彦著「遊びの時間は終らない」とそれにちなんだ作品のアンソロジーだそうで表題作は確かに楽しかったのですが他の作品はそれほどの爽快感がありませんでした。

    ■心覚えのための簡単なメモ

    [▽]鈴木光司「生きる時間は終わらない」/脚本家、スランプ、樹海取材、自殺者、遺留品、ラブドール。
    [△]天祢涼「遊びの時間は終わっても」/炎上、特定厨、連続殺人者、モザイクアプローチ、記号化。
    [△]嶋中潤「遊びの時間が凍りつく」/ロシア、宇宙開発、モスクワ、蚤の市、ブランのタイル、詐欺に引っ掛かりやすいオーラ、地下鉄駅。
    [○]都井邦彦「遊びの時間は終わらない」/銀行強盗対策訓練、犯人役刑事の予定外の行動

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    2023年06月11日
  • 謎解き広報課

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    「広報」という自分には普段馴染みのないテーマを軸に物語が進んでいくのは新鮮だった。しかし、最後まで読んだ感想としてはタイトルに「謎解き」を入れる必要があったのかということ。素直にお仕事紹介小説として読んだほうがすんなり読めたのかもしれない

    確かに作中に謎めいたことは起こるが、それを謎解きと括るのは違うのではないかな。
    それを意識してか、終盤が本当に分かりにくくなってしまっている。

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    2023年05月07日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    自薦の次は新鮮などんでん返しアンソロジー企画短編集。ほとんどの著者が初見だったのでそういう意味でも自分の中では新鮮で、どんでん返しを楽しむのもこのぐらいのサイズ感はちょうどいい。中でも好きなのは青柳碧人さんの「密室竜宮城」。あの浦島太郎が探偵として竜宮城内で起きた事件の謎を解くわけだが……。やられた。あの童話の世界観を保ちつつの密室物。凄い。そしてもう一つは似鳥鶏さんのアレ。何書いてもネタバレになりそうだから何も言わない。読めば分かる。ああいうの結構好みです。似鳥作品はいつかがっつり読もうと思っている。

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    2023年01月14日