天祢涼のレビュー一覧

  • その血は瞳に映らない

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    始めから違和感を感じながら、なんとなく読み進めていたら、終盤にかけて二転三転しどんどん面白くなっていった
    しかしラストがややリアリティにかけ、その動機からそこまでするかなぁと思ってしまったのが正直なところ

    しかし、心ないSNSの書き込みが結果的にひとりの人間の命を失うことになる暴力性や、アクセス数優先で面白ければ裏付けのない記事を容易くネットニュースとして流すマスコミ、その真偽の程はさておき信じたいものしか信じない人々、簡単に流される世論に警鐘を鳴らしたい気持ちは十分伝わった

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    2025年10月10日
  • その血は瞳に映らない

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    最初の導入部から話についていけるか不安なまま読み進めていました。
    少しづつ話は理解することができ始めましたが、それまでで面白かったかどうかで問われると難しいところがありました。

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    2025年09月27日
  • その血は瞳に映らない

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    足が不自由な母親と2人でアパートに住んでいた娘の優璃。

    ある日、同じアパートに住んでいた緑川に襲われ、母親が亡くなる。

    "死刑になりたかった"と言う緑川の犯行動機。

    疑問を抱く、ニュースサイト記者の千弦。

    無責任に拡散されるSNS。

    人は"信じたいものしか信じない生き物"

    確かに、その通りだ。

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    2025年09月18日
  • その血は瞳に映らない

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    「死刑になりたかった」
    ーーその犯行動機は真実か?
    SNSの闇が生む苦しみや欲望を描き出す
    傑作長編ミステリー。
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    アパートに暮らす母娘が隣人に襲われる。
    母親は死亡、娘は負傷。
    犯人の緑川は、死刑になりたかったと供述。

    ニュースサイト記者、
    守谷千弦が疑問を抱き、
    事件を調べ始める。

    天祢さんの「希望が死んだ夜に」が好きで、
    社会派ミステリーを読むきっかけになった方で
    本作もそれに近いものを期待してました。

    本作も登場人物全員が怪しくて、
    危険な目にも遭うし、
    読んでいてハラハラが止まらず。

    最後の動機は…受取方によりそうですが、
    私はそうなのか、と受け取りました。

    ミステリーを一気読みしたい方にはおすすめです!

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    2025年09月15日
  • その血は瞳に映らない

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    どんでん返しのあるトリックには感心、面白かった。ストーリー展開がご都合過ぎると思った箇所がしっかり回収されて読後感はよかった。

    ただ、地の文が主人公の心理を表しすぎていて、登場人物にいちいち敬称をつけていたり、心理描写が多くてテンポがかなり悪い、読み進めるのに時間がかかる。
    にも関わらず心理深掘りが浅く表面的なので、時間かかるが頭に残らない、という箇所が多く感じた。

    ストーリー自体は面白かったので、読む人を選ぶ作品だと思います。

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    2025年09月12日
  • 彼女はひとり闇の中

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    幼馴染で同じ大学に通う友人が近所の公園で殺害されその真相を探る話

    殺害される前夜「相談したいことがある」とLINEを送っていた

    主人公の千弦の視点
    玲奈のゼミの先生 犯罪社会学の葛葉の視点
    早々に犯人が明かされる⋯
    のかと思いきや!

    主人公は周囲や相手を観察し分析するのが得意の様子
    セリフ等が説明的で、都合よく話が進み過ぎであるけど、テンポよく読みやすくはあった

    タイトルの "闇" が何を指すのか
    犯人の境遇、動機が痛ましい

    だけど
    記者の土用下報子に助けられた辺り、
    急に荒々しくなる土用下の言葉遣いや、こっちが私の本性だとか、本性見せちゃったから「報子さん」「千弦」と呼びあうとか

    なんかそれは違和感⋯
    記者と仲良くなるくだりいる?と思っていたけど

    これも伏線?
    のちに自分で取材し文章を書く記者を目指すらしい?

    そして記者となった?守矢千弦が再登場する次作「その血は瞳に映らない」が2025年8月刊行される予定らしい
    (文庫解説より)

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    2025年08月19日
  • 平成ストライク

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    平成という時代をコンセプトとする短編アンソロジー 実際に起きた事件、流行った物事をテーマとして

    「加速していく」青崎有吾
    JR福知山線脱線事故を題材として
    事故当事者とならなかった少年の心象を描きながら、当時の安全管理労働環境を

    「炎上屋尊徳」井上夢人
    通信機器の変貌とネット環境の普及
    運動部の体罰体質を隠蔽する学校とコーチへの報復 YouTubeバイトテロ等踏まえて

    「半分大人」千澤のり子
    平成の二分の一成人式」への反抗
    私もこの家庭状況までカーストされるようなこの儀式は好きでない
    ネグレクトと性虐待に苦しむ小学生達の策略
    なかなか読ませる

    「bye bye blackbird」 遊井かなめ
    渋谷系平成の歴史
    詳しくないのでわからない

    「白黒館の殺人」小森健太郎
    ヘイトがテーマなんだけど
    同人誌からの改稿
    認識しないと見えない

    「ラビットボールの切断」 白井智之 こども版
    いつもの白井さん
    父親は性加害者、母親はうっぷ…
    家出からの新興宗教ラビットボール

    「消費税狂騒曲」乾くるみ
    平成元年消費税導入時のあれやこれや
    思い出すと懐かしい

    「他人の不幸は蜜の味」貫井徳郎
    ネットの誹謗中傷が自分に回ってくるという現実的お話
    貫井さんがこういう感じを書くとは知らなかった

    「From the New World」 天祢涼
    平成23年2011年
    東日本大震災・津波・メルトダウン 住民の避難
    『キョウカンカク』の美少女探偵登場

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    2025年08月07日
  • 罪びとの手

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    ネタバレ

    よく使われる止まった時計と死亡推定日時のずれ。
    時計ってそんな簡単に止まるの?
    そんな都合よく時計に衝撃受ける?
    うーん。やっぱりその展開かぁ。

    自身の仕事に誇りや責任をもっている感じは、すごく気持ちいい。
    私もそう。

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    2025年07月13日
  • あなたの大事な人に殺人の過去があったらどうしますか

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    タイトルは何かの比喩的なものだと思っていたら本当に殺人の過去がある人だった。実際に親しくなった人にそんな過去があったら私はそれまでと変わらずにはいられないのではないかなと思った。

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    2025年07月11日
  • 謎解き広報課 わたしだけの愛をこめて

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    地元民じゃないと言う理由だけで、爪弾きにしつくる人達がいる事に気づいた結子は、広報誌を作る気力を無くしていた。そんな中、東日本大震災が起こり、高宝町も大きな被害を受ける。
    広報誌があったおかげで、繋ぎ止めた命、広報誌を作ったために後悔してる人、家族を亡くした人に取材してもそれを描ききれない自分。
    様々な葛藤と、広報誌の強みが見えて来る。
    被災していながらも、誰かを助けたい気持ち、悲惨な今を未来に残したい気持ち。そんな気持ちに突き動かされるように、結子の発案で、全国の広報マンが作る広報東北が発行される。
    広報誌の可能性に胸が熱くなり、伊達さんの後悔に涙が出そうになり、感情が揺さぶられた一冊。

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    2025年06月25日
  • 謎解き広報課 狙います、コンクール優勝!

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    元婚約者のことも吹っ切れ、2年目も高宝町に残ることにした結子。茜も候補課に配属され、やる気に満ちている結子は、広報コンクールの表彰式も見学し、広報コンクールの入賞を目指して頑張る。
    高宝町で廃校になった中学を再生させるプロジェクトを目玉に記事を組むが、その真相は鬼庭の対立候補となるべく町長選挙での立候補を目論む人を特集されることだったため、会えなく断念。
    さらに、高宝っ子だけが認められ、余所者を排除しようとする、田舎特有のしがらみにも気づき、結子はこの前、ここで広報誌を作り続けて良いのか悩む。
    やっぱり、田舎らしいしがらみとかあるのね…
    だから、移住は大変なんだよね…

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    2025年06月25日
  • 謎解き広報課

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    片田舎の広報課に配属された新入社員。
    町民を取材したりしながら、広報誌を作る楽しさに目覚め、自分の過去も乗り越えていく。
    謎解きにいたっては、とても些細な日常ミステリー。キャラも立っているし、諦めずに仕事に食らいつく姿勢が素晴らしい本だった!

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    2025年06月20日
  • From The New World 平成ストライク(分冊版)

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    平成っていろんなことがあったな…
    千澤のり子さんの「半分オトナ」の話の感じ好きだった。あとは遊井かなめさんの話の舞台も懐かしい感じ。

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    2025年06月08日
  • 平成ストライク

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    平成っていろんなことがあったな…
    千澤のり子さんの「半分オトナ」の話の感じ好きだった。あとは遊井かなめさんの話の舞台も懐かしい感じ。

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    2025年06月08日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    水生大海が読みたかったのに
    既に読んでた作品だったᐠ( ᐝ̱ )ᐟꉂ笑꒱

    イヤミスもファンタジーもあって
    全体的にクセ強かった( ›ω‹ )

    しいていうなら岡崎琢磨さんがよかった*⸜( •ᴗ• )⸝*
    やっぱり自分はイヤミスが好きらしい(*´°`*)

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    2025年06月05日
  • 罪びとの手

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    葬儀xミステリーの組み合わせは珍しい。と思い、手に取ってみた。読み進めていくと、お前が犯人か!?いや、この人も怪しい。と思わせる登場人物がそこここにいて、更に先が読めない展開に読むスピードをあげた。

    最後のタネ明かしの部分にきて、さぞかしトリッキーで読み手が驚くような結末なのかと思ったが、こういうオチ、他のミステリーでもあったよねぇ。という感想が真っ先にきてしまった。
    期待しただけに、最後が弱いイメージだったのが残念。

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    2025年05月15日
  • 少女が最後に見た蛍

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    仲田さん真壁さんコンビの第四弾。今回は短編集で五つの話が収録されている。「想像」により子どもに寄り添い真相を明らかにしていく仲田さんの今回は人物像を深掘りするような一作。なのでこれ単体だけでなく今までの長編を読んでからだと仲田さんがどうしてこのような警察官になったかに触れられるかなと思った。短編としてはどれもお話がまとまっていて良いが、今までの長編に比べると少し盛り上がりにかけるところも。もう一度長編シリーズを読み返したくなる一作。

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    2025年04月27日
  • 罪びとの手

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    身許不明の遺体の謎。葬式を強行する葬儀屋。
    過去の少女連続殺人事件との因果。

    刑事vs.葬儀屋

    火葬まで96時間。すべての真実を暴き出せ。
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    天祢さんは「希望が死んだ夜に」で好きになり、
    作家買いしたくなる方のおひとりです。

    身許不明の遺体は父だと言い、火葬を進める息子。
    その遺体は兄ではないという、弟。

    一体、この遺体は誰なのか?

    不穏と違和感に包まれるなか。
    刑事の滝沢圭は不審に思い、
    捜査を進める…。

    一気読みでした!

    謎が明かされる場面は、
    エンターテイメントのように、
    役者は全員揃った、
    という感じでした。

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    2025年04月26日
  • 謎解き広報課 わたしだけの愛をこめて

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    シリーズ三部作の完結編。

    正直、軽いお仕事小説だと思っていたので、本作を読んで、これが書きたかったのかと驚いた。
    伊達の妻の話はともかく、思いのほか重く、現実的なテーマだった。

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    2025年04月23日
  • あなたの大事な人に殺人の過去があったらどうしますか

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    「はっきりしない子」と父に言われ続け、幼少期から自分の気持ちを言葉にするのが苦手な藤沢彩。
    不器用だけどまっすぐで、彩自身と丁寧に向き合ってくれる同僚の田中心葉に次第に惹かれていく。
    心葉の同期の千暁とも親しくなり、3人で過ごすようになる。
    そんな中、心葉から突然「人を殺したことがある」と告白されーー


    主要人物それぞれの視点で話は進んでいく。

    彩、心葉、千暁。どの人物にも共感してしまう。


    真偽が分からないまま事件についてSNSで拡散される様子もリアル。
    何にも関係のない人達が結局、被害者も加害者も引っ掻き回しているんだよなあ。

    タイトル通り、「あなたの大事な人」に「殺人の過去があったら」。
    元々殺人の過去を知っていたら仲良くならなかっただろうけど、自分の中で大切な存在になっていた人から、「殺人を犯したことがある」と告白されたら。
    自分はどうするだろうか。

    何が正解かは分からないけど、「殺人の過去」がある状態のその相手ときちんと向き合おうとする彩は人としてすごいと思う。
    自分なら逃げてしまうだろうな。

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    2025年03月11日