陽だまりに至る病

陽だまりに至る病

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

3.5

コロナ禍だからこそ成立する出色のミステリ

あなたのお父さんは、殺人犯なの――?
ネグレクト、貧困、そしてコロナが少女たちを追い詰める。

タイトルの真の意味がわかった時、きっと胸が熱くなる。
現代社会の闇に迫る切ない社会派ミステリー

小学五年生の咲陽は、「父親が仕事で帰ってこない」という同級生の小夜子を心配して家に連れ帰る。
だが、コロナを心配する母親に小夜子のことを言いだせないまま、自分の部屋に匿うことに。
翌日、小夜子を探しているという刑事が咲陽の家を訪ねてくる。
小夜子の父親が、ラブホテルで起きた殺人事件の犯人ではないかと疑念を抱く咲陽だが――。

『希望が死んだ夜に』で「子どもの貧困問題」に、続く『あの子の殺人計画』で「子どもの虐待」に迫った〈仲田・真壁〉の神奈川県警刑事コンビが、「コロナと貧困」の陰で起こった事件に挑む。
話題の社会派ミステリー第3弾!

解説=吉川ばんび

単行本 2022年2月 文藝春秋刊
文庫版 2025年11月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    陽だまりに至る病
  • タイトルID
    :
    2057405
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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陽だまりに至る病 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いい意味で、人は信じられない。人と人の関係は大変の連続ですね。最後はコロナじゃないほうの病も、末梢がひらいてあたたかくなる病まで、やはり作者で購入しました。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    3.5

    主人公が、親や警察に嘘をつき続けるので、読んでいるこちらが苦しくなっていく物語だった。
    本当のことを話した方が楽になるのになあ、と何度思ったことか。
    咲陽の気持ちは理解できるのだけど。
    咲陽の視点で物語が進むため、咲陽を中心に読んでいたのだけど、後半になると、この物語の中心にいたのは小夜子だったのではないかと思った。
    咲陽も小夜子との出会いによって変化していくのだけど、ラスト付近で、それだけでは終わらなかったのがお見事だった。

    残念な点は、それほど重要ではないのに含みを持たせた描き方をしているところがあり、
    無理やりミステリーに仕立てあげたような箇所があるところ。

    このシリーズ、これからも続いてほしい。

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍で起きた殺人事件の容疑者が、親しくないクラスメイトの父親かもしれない。
    小学生の咲陽は、父親が失踪したアパートで一人でいた小夜子を目撃し、自分の部屋に匿うようになる。
    コロナ禍による女性の貧困や虐待などをうまく絡めて問題提起した作品。
    相変わらず仲田さんが鋭すぎる。
    個人的にはこのシリーズは「希望が死んだ夜に」、「あの子の殺人計画」、今作の順で好き。

    0
    2026年08月21日

    Posted by ブクログ

    コロナが流行して様々な場面で規制がかかる中、正義感つよつよな小学生女子が、近所に住んでる貧しい同級生が親が長期外出して1人で困ってそうなのでみんなに内緒で家に住まわせることに。
    そしたらその子の親が最近起こった殺人事件に関わってることが明らかになってどうしよう〜って話。

    私自身はコロナによる影響はほとんどなかったが、仕事内容や年齢によってはなかなかにしんどいものがあっただろうな、というのが描かれていた。
    知見が広がる反面、登場人物のキャラクター性が現実味がなくて違和感があったのが惜しい。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    ----------------------------------
    「あなたのお父さん、
     殺人犯なの?」

    コロナ禍だからこそ成立した
    巧緻を極めたミステリ!
    ----------------------------------
    著者の「希望が死んだ夜に」がすごく良くて、
    「あの子の殺人計画」を読んでいました。
    そして本作。

    あれ、これはダメかも…読めないかも…と最初は思いましたが、途中からは結末が気になり一気読みでした。

    小学五年生の咲陽(さよ)は、
    うちは恵まれているから困っている人がいたら助けるという言葉を母親から受けて、
    家の裏のアパートに父子で住んでいた、
    同級生の小夜子を自室に匿う。
    小夜子の父親は出て行ったまま帰ってこない。

    小夜子の父親は、殺人事件の犯人かもしれない…。

    小夜子の言動にイライラしたり、
    咲陽はどうしてそんなに良い子でお人好しなのと
    ハラハラしたりながら読み進めました。

    天祢さんの仲田さんが登場する虐待やネグレクト、貧困といったテーマを扱う作品、好きです。
    重たいけど読んで良かったと思える作品たちです。

    最近は仕事が忙しくて余裕がないのと、
    積読がどんどん増えていくから、
    急いで読書してることが多くて、
    ちゃんと読めてない気がしてます。苦笑
    それでも読まないとストレスなので読むんですが。苦笑

    0
    2026年03月08日

    Posted by ブクログ

    今回もまた、現代社会の問題をリアルにテーマにした社会派ミステリーになっていた。ここに出てくる野原親子のような人間に心当たりがありすぎて苦しかった。

    0
    2026年02月16日

陽だまりに至る病 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    陽だまりに至る病
  • タイトルID
    :
    2057405
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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