浦賀和宏のレビュー一覧

  • 学園祭の悪魔

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    シリーズすっ飛ばして読んでしまったので、Webで知識を補充。安藤君、壊れていますねえ。
    ハンニバル・レクター博士を連想してしまいました。(2002.3.28)

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    2009年10月04日
  • 彼女の血が溶けてゆく

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    ネタバレ

    聡美が巻き込まれた訴訟も説明を聞く限り、治療手順に全く問題を感じなかったので何故にそこまで彼女が責任を感じているのか疑問であった。
    そんな妻に未練たっぷりのライター銀次郎が元妻の汚名を晴そうと奔走する。登場人物の繋がりがやや強引な展開であった事は否めないが、結末が二転三転していく後半は一気読みであった。
    最後に銀二郎が真の黒幕と対峙する場面は人間のエゴが出ており、個人的には満足度が高かった。

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    2025年12月11日
  • 眠りの牢獄

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    シェルター監禁と交換殺人の2軸で進んでいく展開にどこで交わるんだろうとドキドキしながら読んでいました。この小説の凄いところはページ数の少なさの中にたくさんの伏線が張られそれを回収し、ミステリー小説としても内容がしっかりしているところです。最後まで読んでしっかり騙されてしまったので著者のマジックに見事に引っかかったのがなんとも爽快でした。

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    2025年11月11日
  • 彼女は存在しない

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    若い頃読みましたけれども、内容覚えていなかったので普通に楽しめましたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    大分気持ち悪いお話でしたねぇ…浦賀さん、これを書いた当時まだ20代前半くらいじゃなくて!? それなのにこんなキモイお話を書いてしまうなんて…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    解説者は絶賛していた感じですけれども、自分的にはあんまり…な感じでしたかねぇ…どうも想像で書いた、いやまあ、小説ってそんなものでしょうけれども、想像で書いた部分が大きすぎるような気がして…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    でもまあ、思春期のわだかまりだとか、鬱屈だとかは安藤直樹シリーズよろしく

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    2025年10月29日
  • Mの女

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     嘘をついているのは誰か?
     この疑問が常につきまとう作品。誰かにとっての真実は誰かにとっての嘘になる。自分が今、目の前で会っている人は、紛れもなく本人なのか? 周囲の人間は間違いなく信頼できるのか?
     誰が誰のために欺き、何のためにするのか? 最後までそれが頭の中を支配していた。

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    2025年10月19日
  • 眠りの牢獄

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    読み終えて見れば、単純な叙述トリックなのに騙されてしまった。不可解なところはたくさんあったのに、、、、。

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    2025年10月07日
  • 眠りの牢獄

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    どんでん返しは全て引っかかった。
    しかしどんでん返ししすぎな気もする。
    最初のいくつかだけで十分満足だったのに、
    最後の方は返しすぎてごちゃごちゃだった。

    ページ数少なくて1日で読み終わるのは素晴らしい。
    サクサク読める小説好きだわぁ

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    2025年09月21日
  • ifの悲劇

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    とある事件において、2つの選択肢のどちらを選ぶかでその後の結果が変わるとしたら。
    AパターンとBパターンが同時に展開されていく、パラレルワールドミステリー。

    新しい視点のミステリーだなと思って読んでみた。
    2つのパターンを交互に読んでいくこと自体はそこまで難しくはなく、ひとつの選択肢の違いからこうも変わっていくのか〜と思っていたが、最後に「???」となる文面があり、エピローグでその謎が解説されていて驚いた。
    正直思っていた構成、結末ではなかったが、最後まで読み終わったあとに絶対もう一度読み直したくなる1冊だと思った。

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    2025年09月02日
  • 眠りの牢獄

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    重い読後感…!
    主人公の浦賀が眠り続ける亜矢子の為だけに書いた小説。という設定の小説なのでなんとなく純文よりの話なのかな〜と思って読んだらエロありグロありのロジックゴリゴリミステリーでした。亜矢子が読んで卒倒しないか心配だよ……

    結構好き嫌い分かれそうな作品かも。
    でも伏線をかなりはっきり分かるよう書いてたり、無慈悲に思えるお話の中にも救いを残してたり、すごくフェアで真面目に読者と向き合ってる作家さんだなあと思う。
    もう一作、浦賀さんで読みたい本あるのでそっちも読んだら更に印象変わるのかな〜楽しみ。

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    2025年09月01日
  • カインの子どもたち

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    なるほどー。「Mの女」「十五年目の復讐」からのこちらを読んで、やっと自分の中で消化できた。
    なんだか思っていなかった方向に話が進んで、びっくりした!

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    2025年08月27日
  • 十五年目の復讐

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    「Mの女」を読んでから挑んだけど、私の読解力が残念なのか謎は多く残った。
    「カインの子どもたち」にも繋がっていくとのことなのでそちらも読んでみようと思う。

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    2025年08月26日
  • 殺人都市川崎

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    初読み作家の浦賀和宏さん。
    浦賀さんの遺作となってしまった作品。

    川崎を舞台にしていて、思わず読んでしまいました。
    物語は、2つの視点で描かれ、最後は驚きの展開でした。
    殺人の描写は、かなりグロいけど…
    面白かったꉂꉂ

    川崎ってこんなイメージなの?と思った作品でもあった!

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    2025年08月24日
  • デルタの悲劇

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    ネタバレ

    本の中で、もう一作の作品が発表される。それが
    著者と同じ名前の作家の遺作である設定が、本当にこの作家さんが、亡くなっている事実と混同して私はもう一度読み返さないと理解できなかった。あれっと思うところが何カ所かあり、それがポイントだった。入れ子を考えられる作家さんって混乱しないのかな…

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    2025年08月24日
  • 十五年目の復讐

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    続編ものだったことを知り、ショックだった!
    これだけ読んでも面白くないみたい
    これはこれで、何だか怖くて、
    スッキリしない感じだった

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    2025年08月24日
  • 彼女は存在しない

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    多重人格を題材としたサスペンス。
    再読しないと分かりにくいお話だけど、
    再読はしないかな、

    私の好みには合わなかったかな、

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    2025年08月24日
  • Mの女

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    浦賀和宏さんらしい、読者を煙に巻くような展開にわくわくしながら読んだ。
    終盤で話がひっくり返る感じがやっぱり好き。

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    2025年08月19日
  • 眠りの牢獄

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    ネタバレ

    視点がコロコロ変わって場面が切り替わるので、飽きずにすいすいと読める。
    伏線に関してはミステリにしては性描写がやたら細かいなと思いながら読んでたらこれ女性同士の行為だよねって気づいたので、これ伏線だったのかと、スゴイなと思いました。
    ただラストの浦賀が吉野に襲われるシーンが苦手だった。男性が書いたんだろうなーと冷めてしまった。

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    2025年08月16日
  • デルタの悲劇

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    初っ端から浦賀和宏(本名 八木剛)が命を落としたという所から始まる。実際に急逝されており、帯にも追悼と書いてあるので読み始めから頭が混乱する(汗
    200ページくらいの短めだが、私の好きな作中作、どんでん返しを惜しげもなくぶち込こんだトリッキーな作品!
    ホントに本名八木剛なのも涙を誘う(泣

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    2025年05月12日
  • 地球平面委員会

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    ネタバレ

    言われてみれば、ドラクエとかでは町の人に何度話しかけても同じ事しか喋らなかったり、家のタンスの中に入っているものを無断で持ちさったりしていますよね…。
    でも、それで現実の世界はなぜそうじゃないのだろうと疑問に思う人は、おそらくごく僅かだと思います。
    そして、そういう人たちが集まったのが地球平面委員会、という事ですね。

    亡くなってしまった者は教会に連れていっても蘇りませんし、彼らが笠木くんを殺してしまった理由も自分勝手だと思います。

    あんまりわたしの好きなお話ではありませんでしたが、最後に大三郎が愛ちゃんを救えたようだったので、それは良かったですd( ̄  ̄)

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    2025年05月02日
  • 眠りの牢獄

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    私にはグロテスクでした…

    2つの物語が交互に進んでいく中で、どんでん返しもありながら終話に向かう流れがすごかったです。

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    2025年02月23日