浦賀和宏のレビュー一覧
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いろいろ分かりやすい伏線、展開で、ページも少なくて読みやすい文章でサクッと読めた。
読むのに苦しんだ本(私はハードSFとかかな?)の後の読書にピッタリだなぁって思った。Posted by ブクログ -
描写や会話文の日本語が理解し辛く、話が入ってこないので読み進めるのが難しかった。最後に「なんだそれ!?」という説明があり、その情報を元に再読すると、読み難い前半も少し解けるという次第。
川崎の本屋で購入。店員のPOPにもあったが、ここまでディスられているとは。武蔵小杉や鴨居も登場。
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ー 戦争反対とほざく者。差別反対とぬかす者。核兵器など絶対に持ってはいけないと主張する者。彼らの顔を見ればいい。のっぺりとした、まるで緊張感に乏しい表情をしている。それは善意という欺瞞によって漂白されてしまった、人間が本来持つ獣としての野蛮さを否定した者達の成れの果てだ。
人間とは殺し合う生きもの...続きを読むPosted by ブクログ -
ー 人間は生まれてから、ただ一つの作品を残すために生きて行く。自分の人生という作品を。死ぬ時になって自分の人生を振り返る時、私はその作品に満足して死ねるのだろうか。この都庁のような、人間の技術の粋を集めた建築物を残せるのだろうか。モノの価値とは相対的なもの。だからこそ私は、自分の人生を他人のそれと比...続きを読むPosted by ブクログ
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著者作「Mの女」のきっかけとなった物語。
主人公の女性と泉堂莉菜が愛し合う関係になるが、そのことを西野冴子にバカにされ、西野冴子に復讐することを決意するところでこの物語は終わる。Posted by ブクログ -
ー だが物事を見た目でしか判断しない萌え読者達は、そこに書かれている内容ではなく、装飾の華やかさでしか小説を評価しない。あげくの果てには、そういう小賢しい表現を多様する作家こそが文章の上手い書き手などという愚劣な戯言をほざきまくりやがる。じゃあ、その上手な飾りを一つ一つ刺いでいったら、後には何が現れ...続きを読むPosted by ブクログ
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"叙述トリック"でも"どんでん返し"でも表現しきれないぶっ飛び感。ご当地小説としてもエンタメ度相当高くて笑える。川崎市民は読みましょう。
あまりにも早い死。御冥福をお祈りします。Posted by ブクログ -
川崎市在住なので、タイトルと帯に釣られて買って、その日のうちに読み終えました。
パラレルで進む叙述の、随所に散りばめられた違和感から、基本トリックが分かりそうで分からず、最後に、「そう来ましたか。。」で、今から気持ちよく寝ます。Posted by ブクログ -
鬱屈した主人公の突然の推理が、唐突でついていけない。
と思いつつ読み進めると、なんだこれは……ってなってきて最後まで読むと、えっこれシリーズなの? 次どうするの?ってなる。とりあえず、シリーズの次作を読もう。Posted by ブクログ -
ド派手なドラマではなく、強烈なキャラもいない。だからいっそう身近に起こりえる出来事のような気がする。
結末が光のある方へ進む感じで終わる。
浦賀さんが主人公のフリー記者と重なる。誠実な人柄が滲み出ている文章。
急逝が悼まれる。
また別の作品も読みたい。Posted by ブクログ