浦賀和宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレミステリ作家の冴子は、
友人の亜美から恋人タケルを紹介される。
この男…なんかあやしい…
タケルの周辺ではおかしな出来事が続いており、
気づいたら冴子の周辺でも不穏な出来事が…
冴子がタケルをあやしむまでの流れが、
ちょっと不自然で、
冴子目線で進んでいくのですが、
冴子の思考に強引にリードされている感があり、
すこしトーンダウンしながら読み進めました。
最期の最期はどんでん返され、
おおお、狂気的にちょっと気持ち悪い感じになるのですか!と。
これは何かのシリーズなんですかね。
登場人物に関係者?っぽい人が出てきている気がします。
それでも十分単作でも読めます。 -
Posted by ブクログ
【2024年158冊目】
妹が死んだのは元婚約者の奥津のせいだ――作家の加納は復讐を誓い、計画通りに奥津殺害することに成功する。だが犯行直後、加納の運転する車の前に男が飛び出してきて……男を轢き殺したルートAと、轢殺を回避したルートBが交互に展開するパラレルワールドミステリー。
ややこし〜!最後に事件の全貌が明らかにはなるものの、そこさえもややこしくて、結局相関図を書きながら読んでようやく理解しました。いや、騙されました、見事に騙されましたけど、ややこしいが過ぎる。私が頭の中で整理できんかったのが悪いですけど、「相関図がいるなこれ」と思いながらも大体の小説はなくても結局はなんとかなりますが、 -
Posted by ブクログ
再読ですけれども、まぁまぁ面白かった…? かもしれませんねぇ…(?) 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
なんでも「透明人間」というタイトルの有名な本があるのだとか…そちらを読んでみましょうかね…浦賀先生のコレはその本のオマージュ的なアレなんでしょうか…? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
ミステリになっているようでなっていないような…まあ、浦賀先生のミステリ的なアレには正直あまり期待していないのですが…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
主人公の女性の心理描写? にかなりページが割かれているような印象を受けますねぇ…浦賀先生のデビュー作、「記憶の果て」を思い出します…。
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Posted by ブクログ
ネタバレ『眠りの牢獄』の解説に『彼女は存在しない』の後に読むとよいと書いてあったので、順番は逆になったが読んでみた。
確かに亜矢子という共通の名前を持つキャラクターが登場する。親が亡くなり兄と二人きりという共通の設定もある。だが別人のようだ。
根本はもっと早くに亜矢子のことを大人に相談すべきだったと思う。結局叔父は頼りにならなかったけれど。
根本兄妹の父親の死の真相は、亜矢子が虐待を受けていたわけではないというところから予想できたがショッキングだった。
亜矢子が人を殺すのは兄のためだったということで、恵を殺した理由にも説明がついたが、その肉を兄に食べさせた理由はよくわからない。グロテスクな描写をした