殺人都市川崎
  • 完結

殺人都市川崎

704円 (税込)

3pt

治安が悪く、地獄のような街で地べたを這いずって暮らしていると考えていた俺は間違っていた。出会ったら命がないと言われる、伝説の殺人鬼・奈良邦彦。本当の地獄は、あいつとの出会いから始まった。彼女を、そして両親を殺された俺は、それからも執拗に奈良に狙われ続け……。41歳の若さで急逝した天才作家・浦賀和宏氏最大の問題作、最期の挑発&最後の小説。

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殺人都市川崎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    神奈川県川崎市を舞台に繰り広げられるサスペンスホラー小説、浦賀和宏氏の遺作です。
    川崎は仕事の関係で縁があり、凄まじい書名ですが手に取りました。
    川崎市川崎区が他区と比べて極めて治安の悪い底辺の地域として描かれ、実際の川崎区民は読んでどう感じるのだろうかと少々不安になる内容です。
    川崎市幸区の一家殺

    0
    2020年10月15日

    Posted by ブクログ

    浦賀和宏『殺人都市川崎』ハルキ文庫 。

    41歳という若さで急逝した浦賀和宏の最後の小説。果たして『殺人都市川崎』という奇妙なタイトルの小説は最後にどんな世界を見せてくれるのか。

    実在する川崎市を日常的に暴力や盗難、殺人が蔓延する治安の悪い架空の街として描き、作中には驚くほど過激な描写が多く見られ

    0
    2020年05月16日

    Posted by ブクログ

    川崎が地獄のスラムのように書かれていて、武蔵小杉への憧れあたりくすくす笑ってしまった。
    あまりにシュールな設定、やりたい放題感がすごくてこれが遺作だと知ってさすが浦賀和宏だなと感服。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    川崎市に生きる全市民に読んでほしい一冊。
    B級ホラーっぽさと川崎への自虐がたまらなく楽しい。
    「Vフォー・ヴェンデッタ」みたいな感じに映像化してほしい。
    そして浦賀さん、亡くなっていたのですね。最後の一作まで楽しませてくれてありがとうございました。

    0
    2023年01月20日

    Posted by ブクログ

    初っ端から武蔵小杉への憎悪や羨ましさが表現されてて笑った。チネチッタやウェアハウスも出てくるから行ったことある人は楽しめる。

    終盤は想定外。賛否分かれそう。自分はこれも好き。

    0
    2021年09月03日

    Posted by ブクログ

    川崎での一家惨殺事件に絡むお話でした
    川崎にいる男子と武蔵小杉へ越した女子の視点でのストーリー展開
    終盤、ん?あれ?
    ってなるところから徐々に真相があきらかになる流れ
    まぁでもなんか設定が・・・って部分もあるような気がしてますがおそらくは回収はできてるんだろうなとは思います
    でも納得いかない部分もあ

    0
    2021年02月03日

    Posted by ブクログ

    途中まで面白く読めましたけれども、ラストがなぁ…まあ、浦賀作品はいつもラストが微妙なんですよね! 腑に落ちた、という感じにはならなくていつもお茶を濁されている感じがして…まあ、中途までは面白く読めたし、イイかな…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    これが遺作となるわけですか…すごいタイトルだな

    0
    2020年06月06日

    Posted by ブクログ

    初読み作家の浦賀和宏さん。
    浦賀さんの遺作となってしまった作品。

    川崎を舞台にしていて、思わず読んでしまいました。
    物語は、2つの視点で描かれ、最後は驚きの展開でした。
    殺人の描写は、かなりグロいけど…
    面白かったꉂꉂ

    川崎ってこんなイメージなの?と思った作品でもあった!

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    川崎どんな街なんだよ!?ってくらいのディスりにディスったミステリ。
    川崎の伝説の殺人鬼奈良邦彦に追い回される赤星&美咲と、殺人事件を追う愛&拓治。いつまでたってもこの2組すれ違わないなぁと思ってたけど、最後の結末があまりにも衝撃すぎて、ちょっと理解が追いついてない…。

    0
    2021年09月14日

    Posted by ブクログ

    川崎市民です。駅のどの本屋でもルポ川崎(帯にでかでかと「ここは地獄か」と書かれてます)と一緒に平積みされて煽られてます笑。本書でのチネチッタの言われようや武蔵小杉の別世界感は最高でした。

    十数年ぶりに浦賀さんの作品読みましたが、やはり作風も変わったのか、細かい内容はうーん、、

    0
    2021年05月19日

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