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Posted by ブクログ 2012年11月10日
「分かっているでしょう?暴力のない所に、本当の言論なんて存在しないことを。テロルが頻繁に発生する国には本当の言論と文学というものがあるのよ。作家は命を懸けて小説を書いているんだから。言論の自由という言葉は、そういう国でこそ初めて光り輝くのよ。でもこの国はそうじゃない。自由で、平和で、弛緩して、言論の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月02日
個人的に、小説は媒体が文字だけだから割と記憶としては残りにくいんだけど、この本はちがった。
時が経っても、血や嘔吐や海辺での出来事などの情景が鮮やかに思い出された。
あまりにも鮮明すぎて、この記憶を漫画だと勘違いしたくらい。
名作っていうのは、たとえ内容がどうであれ、記憶に残るものだ。
私の脳に、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月03日
本当にもう...最初の一文が「子供は、親の食べ物じゃないよッ」だもんな。
おそらく初めて本格的にカニバリズムが登場する浦賀作品だろう。このシリーズはどれもどこかしら壊れているのだが、これはもう完全に狂気。でもその狂気にすぐに引き込まれて一気に読み切ってしまった。
ミステリとして見ると連続猟奇殺人の真...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
安藤シリーズの第5弾。自殺した織田直樹の遺言で角島を訪れた同級生5人。安藤裕子。石井。坂本幸恵。坂本真由美。そして、本作の主人公である小林英輝。そして、そこでは謎の見立てによる連続殺人が起き・・・。
本作ではこれまでと違い、シリーズの主役である安藤直樹は登場しないがその代わりに1作目から重要な存在だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
今出ているシリーズの中で一番古い話らしい。
カニバリズムがテーマで、ちょうど「青空文庫」でジョナサン・スウィフトの『穏健な提案 アイルランドの貧家の子女たち〜(タイトル長いので略)』を読んだばかりでとてもタイムリーでした。
まあ、どちらにしても食事時はあんまり読まない方がいいかもしれないですが。(2...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
やはり苦手なメフィスト系(笑)。
しかも今作の表立ったテーマは流石にハードすぎる。
たまたまコレを読む前に読んでたのが古処誠二の「ルール」
なんですが似たようなテーマながらもまったくベクトルの
違うもので、こちらの方が嫌悪感を露にせざるを得ない。
ミステリーとしても個人的には誰が殺人犯でその動機や...続きを読む
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