あらすじ
数奇な絆を持つ女たち――時を超える真実を暴け。立石アキは死刑確定から40年以上拘置され続けている男の孫だ。祖父との血縁関係が原因で、子供の頃から人生に行きづまりを感じていた。しかし、彼女の運命は急転する。アキと同じく死刑囚の孫でジャーナリストの泉堂莉菜が、事件の新情報を手に突然接触してきたのだ。祖父らの冤罪を証明するため、「真犯人」を探し始めた二人だが――?
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Posted by ブクログ
なるほどー。「Mの女」「十五年目の復讐」からのこちらを読んで、やっと自分の中で消化できた。
なんだか思っていなかった方向に話が進んで、びっくりした!
Posted by ブクログ
いやぁ〜
こちらも
登場人物
誰も好きになれない
浦賀さんの作品は
登場人物
なかなかクセが強くて
好きになれないのに
引き込まれる
登場人物に
イライラしながら
嫌悪感抱きながら
読み終えた時には
次に標的にされた女が
どんな事になるのか…
思わず
続きが読みたいと
ページをめくってしまったよ
前回読んだ
登場人物も出てきて
お!と思いました
Posted by ブクログ
著者作「Mの女」のきっかけとなった物語。
主人公の女性と泉堂莉菜が愛し合う関係になるが、そのことを西野冴子にバカにされ、西野冴子に復讐することを決意するところでこの物語は終わる。
Posted by ブクログ
面白くはあったが,なんとも救いようのない結末・・・。
あらすじ(背表紙より)
数奇な絆を持つ女たち―時を超える真実を暴け。立石アキは死刑確定から40年以上拘置され続けている男の孫だ。祖父との血縁関係が原因で、子供の頃から人生に行きづまりを感じていた。しかし、彼女の運命は急転する。アキと同じく死刑囚の孫でジャーナリストの泉堂莉菜が、事件の新情報を手に突然接触してきたのだ。祖父らの冤罪を証明するため、「真犯人」を探し始めた二人だが―!?書き下ろし。
Posted by ブクログ
浦賀和宏『カインの子どもたち』実業之日本社文庫。
書き下ろし作品。『Mの女』『十五年目の復讐』との関連作品であり、この作品にも桑原銀次郎が登場する。
死刑確定から40年以上拘置され続けている祖父の孫である立石アキに、アキと同様に死刑囚の祖父を持つジャーナリストの泉堂莉菜が接近する。二人の祖父は冤罪だと主張する泉堂莉菜と立石アキは共に真犯人を捜すのだが……
終盤のしつこいくらいのどんでん返しの果ての救いの無い結末にはがっかりした。また、あろうことか、せっかく登場した桑原銀次郎は泉堂莉菜に大敗北を喫し、以降沈黙。これでは桑原銀次郎を登場させたいみはない。と、浦賀和宏に対する文句は山ほどあるが、それでも新刊が出る度に手を出すからには、作品に少なからず魅力を感じているからに他ならないのだ。