渋沢栄一のレビュー一覧
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今度お札の顔になると言われている、日本実業界のパイオニア渋沢栄一氏の論語解説本である。
高校時代に漢文の授業で論語は多少勉強したが、きちんと読んだことはなかった(というか、原文は難しくて読めない)。渋沢栄一氏は孔子の論語や、歴史を本当によく研究し、論語論のような本をたくさん出版している。興味深いのは、孔子の説く道徳をいかに実際のビジネスの場面に応用していくかという観点で解説されているところである。とても分かりやすく、ありがたいお話が詰まっている。
この本の読みどころはもう一つあり、明治維新前後の歴史上有名な人物本人たちとの交流を通じて、○○はこういうタイプの人だ、と生の印象が書かれている。大隈 -
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平生の心掛けが大切=問題の起きていないときにも備えを考える。
権威ある人格養成法=高尚なる人格をもって得た地位でなければ、完全なる成功とはいえない。
天は人を罰せず=天命には必ず服従を読儀なくさせられる
仁に当たっては師に譲らず=道理が正しければ自己の主張を通すべし。
すべからくその原因を究べし=結末だけを見ない、原因を探る。
人生観の両面=社会を主とし、自己のことを客と心得る
防貧の第一要義=人は一人では何事もなしえることはできない。
人物の観察法=動機も行為も正しくても本音が正しくなければ正しい人とは言えない
現在に働け。
細心にして大胆なれ。
自ら箸を取れ
国家の発達進歩=成功や失敗は丹 -
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ネタバレすごい人。もっと深く知りたくなった。
資産あっての事業、事業あっての労働あると同時に、
労働あっての事業、事業あっての資本である。
賃金を与えるものが貴いと言うのなら、労働を与えるのもまた貴い。
いやそのいずれも与えるのではい。資本と労働との持ち寄りに他ならない。
さらに適切に言えば、資本家と労働者との人格的共働がすなわち産業である。
木戸孝允のこと
一人登用をしようとした人物がいた。その人物の評価を聞きに、当時特に役職も高くない渋沢の家を訪れた。
人を引き上げるということの重要性。
大久保利通のこと
何を考えているかさっぱりわからなかった。気味が悪くて、渋沢は嫌いだった。 -
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ネタバレすごい人。もっと深く知りたくなった。
資産あっての事業、事業あっての労働あると同時に、
労働あっての事業、事業あっての資本である。
賃金を与えるものが貴いと言うのなら、労働を与えるのもまた貴い。
いやそのいずれも与えるのではい。資本と労働との持ち寄りに他ならない。
さらに適切に言えば、資本家と労働者との人格的共働がすなわち産業である。
木戸孝允のこと
一人登用をしようとした人物がいた。その人物の評価を聞きに、当時特に役職も高くない渋沢の家を訪れた。
人を引き上げるということの重要性。
大久保利通のこと
何を考えているかさっぱりわからなかった。気味が悪くて、渋沢は嫌いだった。 -
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ネタバレ⭐️星一つ、時間があれば(2018年9月16日)
2025年12月15日再読で、⭐️⭐️⭐️星3つに変更。
その理由は、渋沢栄一の商いへの先見性を再評価したため。(簡単に言えば、初読ではわからなかった…)
それは、本のタイトルともなっている論語と算盤にある。(この語順もポイント)
商いはやもすると金儲けを最大化することのみが目的となりがちだなことに渋沢は気づいていた。その「資本主義の暴走」を防ぐためには、防波堤の役割として論語の倫理観が必要と考えた。
そして、現在。
例えば本来、利益を極力出さないはずのNPO法人が政府補助金や税制の恩恵を最大限に活かし、NPO代表が数千万円の年収を謳歌して恥