渋沢栄一のレビュー一覧

  • [現代語訳]ベスト・オブ・渋沢栄一

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    ドラマ晴天を衝けに合わせて、読んでみた。
    確かに現代語で、本人による分かりやすい語り口で書かれていて、読みやすい。原典に忠実に、かつ難しい昔の言葉でなく読みたい人にはお勧め。
    一方で、個別の話の寄せ集め的な感じがして、もう一つストーリーとして盛り上がりに欠ける。脚色含めて一人の著者によるテーマやストーリー掘り下げが好きな人は、物足りなさを感じるかもしれない。

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    2021年04月14日
  • 経済と道徳

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    今年話題の人の本。ある程度現代語訳されていて読みやすい。「富を成すことは卑しいことではない」「しかし自分だけが儲けようというのは長続きしない」「まずは身体が資本」といった感じで、人としてのあるべき姿を啓蒙している。

    根底には孔子孟子の思想があるようだ。五百程の会社の設立に携わったという経済人で、「金は天下の回りもの」「三方よし」を常に心がけていたのも成功の要因だったのだろう。

    大河ドラマでは現在、栄一が攘夷思想に傾倒していくのが描かれており、本書でも「かつてそういう血気盛んな頃もあった」と振り返っている。それがどのようにして経済人として変わっていくのか、ドラマの展開も楽しみだ。

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    2021年04月02日
  • 論語と算盤

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    ネタバレ

    当時、日本が西洋に最も遅れているのは経済だった。江戸時代からの朱子学の流れで「金儲け=卑しい・非道徳的なもの」というイメージがあった。しかし渋沢は、論語の教えを「富を得ることができるなら卑しい仕事でもするべきだが、それでも富が得られないからと言って不正はしてはいけない」と解釈しており、金儲けを否定していない。

    慶応3年、渋沢(27歳)は水戸の徳川昭武に同行しパリへ留学。そこで、自分の使命が日本の殖産興業にあるのだと気づいた。

    パリではフランス全土をつなぐ鉄道が走っており、その事業が合本会社(現在の株式会社)によって作られたものだと知る。百姓や小僧でも、株券さえ買うことができれば融資に参加で

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    2021年02月28日
  • 論語と算盤

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    渋沢栄一の『論語と算盤』漫画版。
    『論語と算盤』(角川ソフィア文庫)の前に導入として一読。
    渋沢栄一の経歴、行動が彼が論語で学んだことに基づいていることを各エピソードで表現されていた。
    一般的には成功者と見られている山縣有朋や岩崎彌太郎とのエピソードや人格の対比が面白かった。
    角川文庫の『論語と算盤』を読むのが、大河ドラマの『青天を衝け』を見るのがいっそう楽しみになってきた。

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    2021年02月28日
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝

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    渋沢栄一の生涯は今となっては当たり前、当時は新しいことをどんどんと取り入れ実践できる面白い人生。自伝を通して渋沢栄一を見てみると、果たしてどの時代の彼が一番イキイキしていたのか?大河ドラマ含めて深めていきたい。
    ページがくっついていて非常に読みづらいです。見開き読む度に紙を剥がすの面倒。。私が買ったものだけだと良いのですが。。

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    2021年02月17日
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝

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    渋沢栄一の生涯は今となっては当たり前、当時は新しいことをどんどんと取り入れ実践できる面白い人生。自伝を通して渋沢栄一を見てみると、果たしてどの時代の彼が一番イキイキしていたのか?大河ドラマ含めて深めていきたい。
    ページがくっついていて非常に読みづらいです。見開き読む度に紙を剥がすの面倒。。私が買ったものだけだと良いのですが。。

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    2021年02月17日
  • 孔子 人間、どこまで大きくなれるか

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    今度お札の顔になると言われている、日本実業界のパイオニア渋沢栄一氏の論語解説本である。
    高校時代に漢文の授業で論語は多少勉強したが、きちんと読んだことはなかった(というか、原文は難しくて読めない)。渋沢栄一氏は孔子の論語や、歴史を本当によく研究し、論語論のような本をたくさん出版している。興味深いのは、孔子の説く道徳をいかに実際のビジネスの場面に応用していくかという観点で解説されているところである。とても分かりやすく、ありがたいお話が詰まっている。
    この本の読みどころはもう一つあり、明治維新前後の歴史上有名な人物本人たちとの交流を通じて、○○はこういうタイプの人だ、と生の印象が書かれている。大隈

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    2021年01月26日
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝

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    明治の時代に470あまりの会社の創業と発展に関与した渋沢栄一の自伝

    士農工商という階級社会において農民だった人が、倒幕を目論んで志士となったハズが、幕府に仕えることになり、さらに渡仏し明治維新が起きたことをフランスで知る。明治新政府で大蔵省官僚になるが、辞任して銀行の役員になる。そこから、数々の会社に関与していくことになる。

    労働の根本的な意義は社会奉仕である。社会の必要とする物資を生産して社会に貢献する。

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    2021年01月16日
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝

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    明治の時代に470あまりの会社の創業と発展に関与した渋沢栄一の自伝

    士農工商という階級社会において農民だった人が、倒幕を目論んで志士となったハズが、幕府に仕えることになり、さらに渡仏し明治維新が起きたことをフランスで知る。明治新政府で大蔵省官僚になるが、辞任して銀行の役員になる。そこから、数々の会社に関与していくことになる。

    労働の根本的な意義は社会奉仕である。社会の必要とする物資を生産して社会に貢献する。

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    2021年01月16日
  • 論語と算盤

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    渋沢栄一がすごい人なのはわかったが、やはり漫画だしちょっと内容が薄いように思った。
    文庫版も買ってあるので、そっちをまたちゃんと読もう。

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    2020年12月22日
  • 論語と算盤

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    漫画なのでさらっと読むことができた。
    お金儲けは悪いことではない。みんな一緒になって豊かになること。
    自分の得になることばかり考えていてはいけない。人生の質や考え方をしっかり持って行動することが、皆を引きつけ、賛同してもらえることにつながる。

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    2020年11月11日
  • 論語と算盤

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    平生の心掛けが大切=問題の起きていないときにも備えを考える。
    権威ある人格養成法=高尚なる人格をもって得た地位でなければ、完全なる成功とはいえない。
    天は人を罰せず=天命には必ず服従を読儀なくさせられる
    仁に当たっては師に譲らず=道理が正しければ自己の主張を通すべし。
    すべからくその原因を究べし=結末だけを見ない、原因を探る。
    人生観の両面=社会を主とし、自己のことを客と心得る
    防貧の第一要義=人は一人では何事もなしえることはできない。
    人物の観察法=動機も行為も正しくても本音が正しくなければ正しい人とは言えない
    現在に働け。
    細心にして大胆なれ。
    自ら箸を取れ
    国家の発達進歩=成功や失敗は丹

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    2020年08月06日
  • 論語と算盤

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    渋沢栄一のことはわかったが、多分、論語と算盤のことをまとめた漫画ではなく。渋沢栄一の伝記の漫画である。一万円札になるひとなんでこんな人なんだと学ぶにはちょうど良い。

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    2020年03月04日
  • 論語と算盤

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    1万円札の顔になる渋沢栄一の話。
    漫画版なのでサクッと読めた。
    若くしてフランスに行き合同(株式)会社を学んで日本に持ち帰った。
    その後様々な壁を迎えるがその人望と日本を発展させるという気持ちで乗り越えていった。
    目標に向かって信念を曲げてはいけない事を学んだ。
    今でも現存するあらゆる企業(みずほ銀行・帝国ホテル・日本郵船・東京ガス・東京海上日動火災保険・アサヒビールサッポロビール)に携わっていたことを考えると凄く忙しかったけど楽しかったんだろうと思う。

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    2020年01月20日
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝

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    ネタバレ

    すごい人。もっと深く知りたくなった。

    資産あっての事業、事業あっての労働あると同時に、
    労働あっての事業、事業あっての資本である。
    賃金を与えるものが貴いと言うのなら、労働を与えるのもまた貴い。
    いやそのいずれも与えるのではい。資本と労働との持ち寄りに他ならない。
    さらに適切に言えば、資本家と労働者との人格的共働がすなわち産業である。

    木戸孝允のこと
    一人登用をしようとした人物がいた。その人物の評価を聞きに、当時特に役職も高くない渋沢の家を訪れた。
    人を引き上げるということの重要性。

    大久保利通のこと
    何を考えているかさっぱりわからなかった。気味が悪くて、渋沢は嫌いだった。

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    2019年10月27日
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝

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    ネタバレ

    すごい人。もっと深く知りたくなった。

    資産あっての事業、事業あっての労働あると同時に、
    労働あっての事業、事業あっての資本である。
    賃金を与えるものが貴いと言うのなら、労働を与えるのもまた貴い。
    いやそのいずれも与えるのではい。資本と労働との持ち寄りに他ならない。
    さらに適切に言えば、資本家と労働者との人格的共働がすなわち産業である。

    木戸孝允のこと
    一人登用をしようとした人物がいた。その人物の評価を聞きに、当時特に役職も高くない渋沢の家を訪れた。
    人を引き上げるということの重要性。

    大久保利通のこと
    何を考えているかさっぱりわからなかった。気味が悪くて、渋沢は嫌いだった。

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    2019年10月27日
  • 超訳 論語と算盤

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    原本は読みにくかったですが、読みやすいように翻訳しているのでこちらを読んだほうがいいですね。
    書かれていることは一貫していて論語に従ってビジネスをするということが書かれています。
    正しい道徳を完全なものとしてのビジネス活動でなければ長く続くものではない。

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    2019年10月26日
  • 論語と算盤

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    新しい一万円札の顔となる渋沢栄一さんの生涯を描いた本。

    「論語と算盤」の本を読んでみたいと思った

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    2019年10月19日
  • 論語と算盤 モラルと起業家精神

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    ネタバレ

    栗山監督のバイブルを読もうと思って。大谷に様々なルールを課して自律心を鍛えさせた、そのもとを知ろうと思って。


     みんなに知ってほしい。経済は必ず道徳観とセットで語られるものだということを。

     そして、渋沢栄一も日本に良い経済を広めるために、人々に道徳を大事にすることを求めた。

     「常識が大事」ってのはシンプルすぎて驚いた。でも、合理的だった。日本が何で宗教もなくこれほどに道徳をもてるのか。そういうところも察することができた。

     もう一点驚いたのが、渋沢栄一の考えていること、不安視していることが、21世紀の現代日本にも当てはまるということ。

     画一的な教育じゃなくて一握りのエリートを

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    2018年04月15日
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝

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    日本資本主義の父とも言うべき渋沢栄一。本書は渋沢が残したいくつかの自叙文を時系列に再編したものだ。その実績から、さぞかし思いのままに才能を発揮していたのだろうと想像していたが、さにあらず。むしろ望まない境遇に押し込まれるシーンが多い。尊皇攘夷を思いつつも幕臣となり、一橋家の供で洋行していたら幕府が倒れ、いっそのこと長期留学と目論んだら呼び戻され、実業の世界に身を投じようとしたら大蔵省に引っ張られ。しかしその境遇を悲観せず、それぞれの場所で能力を最大限に出力していた。我が身を振り返り甘さを悔やむ。がんばろー!\(^o^)/

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    2016年11月30日