渋沢栄一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ栗山監督が選手に送る本であり自身も何度も読み返す本と知り購入。
気に入った文章として、
順調だからといって気を緩めず、失敗したからといって落胆せず、常に節操ある行動を心がけるべき
どんな小さな仕事でも軽蔑することなく勤勉に忠実に誠意を込めて1つひとつ完全に成し遂げなくてはならない。
仕事とは地道に努力を重ねれば精通していくが気を緩めると荒んでしまう
人道は忠恕から成り立っている。貧困者と接する時、真心や思いやりの気持ちを持って哀れみの情を持つべきだ
などがあった。
人として大事なことは時代を超えて変わらない。ビジネスにおいてお金と正義が両立できることを立証した本だが、人生の哲学本としても読む価 -
Posted by ブクログ
ネタバレ論語の1センテンス毎に内容説明と渋沢栄一自身がそれをどう理解してどう行動したかをまとめた本
いわゆる「子曰く~」毎なので、非常に読みやすい
そして渋沢栄一自身の話も論語の普遍性によるものだろうが、決して古臭くない。現代でも通じるどころか、違和感を覚えるところが無い。逆に明治から現代までのつながりを感じる。それは、今の時代が明治の改革をベースに根本的に変わっていないからなのか。
メモ)
実学を旨とし、架空の大言壮語を嫌ってきた
経済と道徳は両立できる。だが、実地に行う信念と勇気が今の人たちは乏しい
行くことを教えれば裏の来ることも理解
衣食の世話をして孝行ではない、敬愛かねて初めて孝行
人を見 -
Posted by ブクログ
渋沢栄一が晩年に語ったのだろうと思うのだが、特にその背景にある自分の考えを説明する箇所は、きっとそうなんだろうなと納得できる。
自分が70,80になった時に大学時代の出来事について、当時の自分の行動した理由やだれが何を言ったのかまで、正確に覚えて伝えられるかと思うと、やはり尋常ならざる秀才であり、日本実業界の父として、称えられるだけのことはあると納得した。
渋沢栄一の本は他にも多数出版されているので、読んでみたいと思う。
気になった言葉。
資産あっての事業、事業あっての労働あると同時に、
労働あっての事業、事業あっての資本である。
賃金を与えるものが貴いと言うのなら、労働を与えるのもまた貴い -
Posted by ブクログ
渋沢栄一が晩年に語ったのだろうと思うのだが、特にその背景にある自分の考えを説明する箇所は、きっとそうなんだろうなと納得できる。
自分が70,80になった時に大学時代の出来事について、当時の自分の行動した理由やだれが何を言ったのかまで、正確に覚えて伝えられるかと思うと、やはり尋常ならざる秀才であり、日本実業界の父として、称えられるだけのことはあると納得した。
渋沢栄一の本は他にも多数出版されているので、読んでみたいと思う。
気になった言葉。
資産あっての事業、事業あっての労働あると同時に、
労働あっての事業、事業あっての資本である。
賃金を与えるものが貴いと言うのなら、労働を与えるのもまた貴い -
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1. 概要
渋沢栄一が講演会で述べた生い立ちをまとめた本。本人談の貴重な内容となっている。
2. 感想
論語と算盤を読み、渋沢栄一についてもっとしりたくなったために手に取った本。
勉強不足から渋沢栄一という人物について知識がなくとても興味をひかれたのだ。
この本では、渋沢栄一が子供の時からどのような生き方をしてきて、幕末から明治までの激動の時代にどのような人生を送ったかを知ることができる。
1人の人間としてとても尊敬できる方だ。今まで知らなかったことが恥ずかしい。
さて、渋沢栄一という人物は、近代日本を語るうえで避けては通れない人物だろう。あらゆる大企業の発足に関係してい