あらすじ
ときは明治初期。金儲けが卑しいとされていた時代に100以上の企業の設立に携わり、日本の経済発展を牽引した一人の男がいた。男の名は渋沢栄一。その思想の背骨には“論語”があった。次の一万円札の肖像となる伝説の人を、漫画で活写!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新一万円札、渋沢栄一とはどんな功績をもたらしてきたのか漫画で分かりやすく書かれています。
人間誰しもが論語の精神を持つべきだと未来に向けたメッセージでもありました。
Posted by ブクログ
二度読みました!!
渋沢栄一がどんな人だったのかを知る事ができる漫画です!!
ただ…
「論語と算盤を読んだことがあります」と言えるようにはならないかなぁ、
とも思います。
新一万円札になる人の話を知っておきたいとは思うものの、難しい本を読むのは抵抗があるなぁ。
という甘えた動機で購入したのですが、事前に調べた「論語と算盤」と内容が違う…
気になりすぎたので、角川学芸出版の「論語と算盤」と購入して読破。
その後に改めて本書「漫画版論語と算盤」を読み返してやっと本の特徴を把握しました。
論語と算盤の文章を散りばめた偉人伝的漫画!!と思ったほうがよさそうです。
新一万円札の話題が出た時にドヤ顔で知識を披露するには十分な内容が読めるので、
「時間は無いけれど、渋沢栄一ってどんな人か知っておきたい!!」という人にオススメです!!
皆さんの周りに渋沢栄一に詳しい人はいますか?
私の周りにはいないので、この1冊で十分マウントとれそうです 笑笑
そして実は、今ならメルカリで1,000円で売れます。
(私は値切られて900円で売りました)
というわけで、買うなら早いほうがお得そうです。
あ、読んでみて物足りなかったら
お堅い「論語と算盤」もいい本でしたので買って損はしないと思います。
Posted by ブクログ
就活真っ只中で自分自分になっていた状況にぴったりの本だった
・彼らは社会を主とし自己のことを客と心得る人たち
・事の成否にこだわらず筋を通して人生を全うするならば成功失敗などよりもずっと価値のある生涯を送ることが出来るのです
この言葉を胸に刻みたい
Posted by ブクログ
渋沢栄一氏のことを知るために入門書として本書を手に取った。
彼の歴史、立身出世も気になった。
平時の心掛けが大切。よく分かっているが自分に置き換えると簡単ではない。
山縣有朋氏と比較しながら論じられていた。
漫画なので容易に読めた。
次は違うタイプの書を読んでみる。
Posted by ブクログ
山縣有朋(の幽霊)とともに晩年の渋沢が生涯をふりかえりながら、自身の主張をあらためて伝える、という後世になっています。
ありがちな「マンガで読む」というさくひんではありますが、①絵が丁寧に書き込まれており登場する人物がそれぞれ似ていること,②権力に固執した山縣との対比で渋沢の主張がより鮮明に伝わること,③渋沢の伝記で取り上げられることの多いエピソードももりこまれていること,④それぞれの時代の日本の状況や課題が分かりやすく説明されていること、など中高生(あるいは小学高学年)から大人までひろくオススメできる作品だと思います。
とはいえ、1500円近い本ですから、購入してまで読むか、と言われると少し迷うところでもあります。。。
Posted by ブクログ
マンガなので読みやすかった。渋沢栄一のセリフの要所要所に論語が出てくる。
子どもにも読ませたいので漢字にふりがながふってあるとよかった。
正しいことをしていけば。たとえ言い合いになった相手でもきっとあとで正しい判断だったとわかってもらえる。
大きな富など人は1人ではなし得ない。
会社とは社会全体の利益。
Posted by ブクログ
列強諸国と比肩できる日本経済を創り出すべく、山縣有朋、大久保利通、岩崎弥太郎、得能良介など明治維新の大物と戦い、官→民間の立場からみずほ銀行、王子製紙、アサヒ、サッポロビールなどの企業を創出し、最期は多くの国民に見送られた渋沢栄一。その人生がさらっと読める良書だと思います。
Posted by ブクログ
中田敦彦さんが紹介していて興味を持って読みました。
渋沢栄一が書いた『論語と算盤』とは少し離れた内容に思いますけど、渋沢栄一がどんな人だったか、実業家として成功した上、周りから最期まで慕われた成功の秘訣は垣間見れた様に思います。
金銭的な成功と幸せな人生のヒントを求めて
今度は、現代語訳の論理と算盤を読んでみたいです。
Posted by ブクログ
私心なかりしか。ビジネスにおいてとても大切な問い。一見損をする考えに見えるが、まわりまわって返ってくるものが大きい。自分にも他人にも。
おそらく本当の論語と算盤とは違うストーリーだと思うが、要旨を大雑把に把握するにはお手軽でよい本。
Posted by ブクログ
わかりやすくてさっと読めたし、物語としても面白かった!
渋沢栄一が何を成し遂げ、どういう人物なのかをサクッと知るために手にとったが、まさに目的達成できた本、オススメ。
山縣有朋との掛け合いでストーリーを展開していく。
私欲のためではなく、常に社会のために何をすべきかを考えて行動している点がかっこよかった。
恥ずかしながらこれまで大河ドラマってあまり見たことなかったのですが、2021年1月〜放送される青天を衝けがめちゃくちゃ楽しみになりました!!
Posted by ブクログ
今の日本の社会仕組みに大きな影響を与えた渋沢栄一の歴史を知れる内容だった。現代訳が個人的に読みにくかったため漫画を読むためこの本を選択した。
今の日本が良くも悪くも活気がなく、何年も変化していない状況が続いている理由を理解できたと思う。
今の日本は安全志向が強く、向上心が弱いと感じた。それは若い世代の考えもあるが守りや楽さ、安全さを身につけてしまっている上の世代の影響もあるのではないかと思う。
もちろん、この考えがすべてではない。また、今後の日本は上の立場と下の立場との差が今以上に大きくなると思う。生き残れるものはのこり、変わらないものは永遠に同じところにいる。人それぞれ適材適所あるが前に進もうとしない人は変わらないし、人としても成長できないと考えさせられた。
また、人と人のつながりはきってもきれないと改めて考えさせられた。GIVEの精神は過去も今の将来も変わることはない。
Posted by ブクログ
簡単でわかりやすい内容で読みやすかった
あの時代に私欲に溺れず日本の未来の事を考えたのは渋沢栄一の素晴らしい偉業
知的好奇心が旺盛な人がいつ世も時代を変えるのかも
Posted by ブクログ
「論語と算盤」に手を付けたのだが、自身の不勉強さにより理解が難しかった。どうにも敷居が高いと感じたので、当書を手に取った。漫画版なので読みやすく、一気に最後まで読むことができた。当書は「論語と算盤」を分かりやすく解説しているというより、渋沢栄一その人の歴史を辿る内容。歴史も疎い私にとっては、大河ドラマを見ているような、そんな面白さを感じた。とはいえ、山縣有朋との比較については少々の疑問だが...当時の歴史を知ることは「論語と算盤」に再び戻る際に役立つと思う。智情意の下りが個人的には一番面白いと感じた。
Posted by ブクログ
渋沢栄一の生涯と考えが簡単にまとまっていて読みやすかった。論語と算盤の精神についてはもう少し詳しく学ぶため、やはり書籍の方が良いかなと思った。
しかし、渋沢栄一のみが男前なのがなんとも分かりやすく贔屓目で面白かった。
Posted by ブクログ
2024年からの新一万円札に採用され、今年の大河ドラマの主人公ということで読んでみた。論語と算盤というよりも、渋沢栄一の人生を漫画化したのではと思える内容である。山縣有朋と対比しているのだが、山縣があまりにも悪党っぽく描かれている。渋沢栄一とはどんな人物だったのか簡単に知りたい人は読んでみたら良いと思う。
Posted by ブクログ
当時、日本が西洋に最も遅れているのは経済だった。江戸時代からの朱子学の流れで「金儲け=卑しい・非道徳的なもの」というイメージがあった。しかし渋沢は、論語の教えを「富を得ることができるなら卑しい仕事でもするべきだが、それでも富が得られないからと言って不正はしてはいけない」と解釈しており、金儲けを否定していない。
慶応3年、渋沢(27歳)は水戸の徳川昭武に同行しパリへ留学。そこで、自分の使命が日本の殖産興業にあるのだと気づいた。
パリではフランス全土をつなぐ鉄道が走っており、その事業が合本会社(現在の株式会社)によって作られたものだと知る。百姓や小僧でも、株券さえ買うことができれば融資に参加でき、その分利益も受け取れるという仕組みに驚いた。「商いはその家のため」という考え方が根付き、三井や鴻池などの財閥が形成されていた日本と違い、皆の出資で大きな事業を作り、皆で利益を分け合うシステムに大いに感心した。
個人や創業一族のためではなく、社会全体に利益をもたらす商いが善と考え、論語(道徳)と算盤(経済)の両方が必要だと主張した。
山城屋事件をきかっけに官尊民卑の風潮を断つと決心した渋沢は、官職を辞め、幕府時代からの仇敵だった三井組と小野組を説得し、日本初の株式会社、初の民間銀行の「第一国立銀行」の舵取りを行った。三井組は官との共謀により小野組を圧迫し、第一国立銀行の子会社化を狙うが、渋沢の紙幣頭に対する懸命の訴えにより、三井組の独占を免れた。
その後渋沢は、帆船会社を設立し、当時最大の財閥・三菱の海運独占に対抗するなどした。
権力を手に自分の勢力を築くのではなく、適材を適所に置き、良い成績を上げ社会に貢献する生き方を実践した渋沢は、1万円札の肖像となるほどの偉人として評価されている。彼が生涯に関わった会社は約500にのぼり、その6割が現存している。
Posted by ブクログ
渋沢栄一の『論語と算盤』漫画版。
『論語と算盤』(角川ソフィア文庫)の前に導入として一読。
渋沢栄一の経歴、行動が彼が論語で学んだことに基づいていることを各エピソードで表現されていた。
一般的には成功者と見られている山縣有朋や岩崎彌太郎とのエピソードや人格の対比が面白かった。
角川文庫の『論語と算盤』を読むのが、大河ドラマの『青天を衝け』を見るのがいっそう楽しみになってきた。
Posted by ブクログ
漫画なのでさらっと読むことができた。
お金儲けは悪いことではない。みんな一緒になって豊かになること。
自分の得になることばかり考えていてはいけない。人生の質や考え方をしっかり持って行動することが、皆を引きつけ、賛同してもらえることにつながる。
Posted by ブクログ
平生の心掛けが大切=問題の起きていないときにも備えを考える。
権威ある人格養成法=高尚なる人格をもって得た地位でなければ、完全なる成功とはいえない。
天は人を罰せず=天命には必ず服従を読儀なくさせられる
仁に当たっては師に譲らず=道理が正しければ自己の主張を通すべし。
すべからくその原因を究べし=結末だけを見ない、原因を探る。
人生観の両面=社会を主とし、自己のことを客と心得る
防貧の第一要義=人は一人では何事もなしえることはできない。
人物の観察法=動機も行為も正しくても本音が正しくなければ正しい人とは言えない
現在に働け。
細心にして大胆なれ。
自ら箸を取れ
国家の発達進歩=成功や失敗は丹精した人の残りかす
Posted by ブクログ
渋沢栄一のことはわかったが、多分、論語と算盤のことをまとめた漫画ではなく。渋沢栄一の伝記の漫画である。一万円札になるひとなんでこんな人なんだと学ぶにはちょうど良い。
Posted by ブクログ
1万円札の顔になる渋沢栄一の話。
漫画版なのでサクッと読めた。
若くしてフランスに行き合同(株式)会社を学んで日本に持ち帰った。
その後様々な壁を迎えるがその人望と日本を発展させるという気持ちで乗り越えていった。
目標に向かって信念を曲げてはいけない事を学んだ。
今でも現存するあらゆる企業(みずほ銀行・帝国ホテル・日本郵船・東京ガス・東京海上日動火災保険・アサヒビールサッポロビール)に携わっていたことを考えると凄く忙しかったけど楽しかったんだろうと思う。