津村記久子のレビュー一覧

  • この世にたやすい仕事はない

    Posted by ブクログ

    そんなに頑張らなくて良いのにどうしても首を突っ込んで頑張ってしまう。割り切れたらどんなに楽か。この主人公の行動に共感してしまった
    せんべいの話はすごい頑張って思い入れもあるのに、上の気ままな判断に振り回され、やる気がなくなるのに共感しました。

    0
    2026年06月01日
  • ポトスライムの舟

    Posted by ブクログ

    パワハラで精神を病んで会社を退職した主人公と自分の境遇が多少重なる部分もあった。
    そんな境遇でありながら世界一周旅行に向けて、複数のバイトを掛け持ちし、ひたむきに節約を続け前向きに日々を生きている。
    その姿が健気で慎ましく、美しい。

    派手な話の展開もなく、ただ淡々と彼女の日常が綴られだけだが、その姿が胸にじんわりと染み入る。
    そういったタイプの作品だった。

    0
    2026年05月30日
  • つまらない住宅地のすべての家

    Posted by ブクログ

    挨拶を交わすだけのご近所さんも、表面的なことしか知らない職場の人も、誰でも何かの事情や問題を抱えている。理解はしているつもりだが、触れる機会もないし、あえて触れにいくこともない。
    そんな一端を垣間見せてくれた本だった。
    同時に、自分が思うほど自分自身はちっぽけな存在ではないのかもしれない。今日はいつもより人と深く関わってみようか、そんな風に思わせてくれた。

    0
    2026年05月28日
  • 現代生活独習ノート

    Posted by ブクログ

    誰もが生活していて、陥ってしまうこと。
    どうでもいいことなんだけど、そういうドラマにハマってしまうと抜け出せない。
    毛玉取りは、意外とそういうところから抜け出せる手段だったりする。
    という、私としては、自己啓発的な意味のある作品だった。

    0
    2026年05月27日
  • この世にたやすい仕事はない

    Posted by ブクログ

    最後に、元の仕事に戻るという結末は、ちょっと悲しかった。ため息ついて難しい仕事に戻るなら、戻らないという結末でも良かったのかなと思う。

    0
    2026年05月26日
  • 現代生活独習ノート

    Posted by ブクログ

    初めましての作者の本。現代社会の生活に疲れた人達の話。最後は少し気持ちが浮上出来るそんな後味でした。ただ、悔しい事に牢名主だけ理解出来なかった…。

    0
    2026年05月25日
  • ポトスライムの舟

    Posted by ブクログ

    狙いだろうけど、少し誰が誰の感情になっているのか分からなくなる瞬間があった。
    労働に対する感情移入が難しかった。
    ただまずまず面白かった。

    0
    2026年05月24日
  • この世にたやすい仕事はない

    Posted by ブクログ


    世の中色んな仕事がある。
    その中で本当に楽な仕事なんてない。

    最後の最後は自分がずっとしてた
    仕事が良いってなるのかな?と
    ちょっと思いました。

    0
    2026年05月19日
  • 二度寝とは、遠くにありて想うもの

    Posted by ブクログ

    津村さんの素朴な人柄が感じられるエッセイ。
    1つ1つが短く完結しているので、移動中にチマチマ読んだ。
    スポーツに関するエッセイもちらほらあり、今まで全く興味がなかったが今度見てみようかと思えた。

    0
    2026年05月09日
  • ポトスライムの舟

    Posted by ブクログ

    ポトスライムの舟は、第140回芥川賞を受賞した。
    一人称を、カタカナの姓で示した作風。
    ナガセは、クルージングのポスターの金額が自分の年収と同じことから、貯金を始める。

    十二月の窓辺は、その前日譚
    ツガワは、パワハラの渦中で、耐え、仕事を続けている

    0
    2026年05月08日
  • つまらない住宅地のすべての家

    Posted by ブクログ

     登場人物が多すぎて笑っちゃう。刑事が捜査するみたいにメモにたくさん記録して読み進めた。実際の住宅街を考えるとたくさんの家庭があり、それぞれ異なった生活をしていることが細かく書かれていてリアル。それぞれの家庭が、様々な事情や問題を抱えていたけど、最後には小さなハッピーエンドで終えられていてよかった。

    0
    2026年05月05日
  • 二度寝とは、遠くにありて想うもの

    Posted by ブクログ

    もう家にいるのに「家に帰りたい」と言ってしまう。わかりみが深い。消耗の仕方と回復の不器用さ加減が筆者と似ている傾向があるのだろうか。親近感が沸いた。ちなみに私もモネが一番好きな画家である。

    0
    2026年04月30日
  • 二度寝とは、遠くにありて想うもの

    Posted by ブクログ

    前作エッセイより大人しい感じ。
    淡々としてていい。
    ただやはり、津村さんの、物事一つ一つへの解像度が恐ろしく高い。それもは例えば、会社での裏紙の利用方法などといった、モノに対しても。
    大量に溜まってゆく裏紙を何とかしようとしてあぶらとり紙、雑巾、保水オブジェクトなどを試したとあったりですごいなー。
    私だったら裏紙はメモとしてしか使用法が思いつかないや。

    おそらくエッセイだけでなく雑誌連載を本書にまとめたのだろう、途中から美術展レポートがいくつか掲載されていてそれも面白い。全然知らない画家や器の展覧会に行っても「これぞ」的なものを見つけて描写してくれる。
    さらに販売されているグッズまで毎回記述

    0
    2026年04月30日
  • とにかくうちに帰ります

    Posted by ブクログ

    「不誠実さには適度な不誠実さで応えてもいいけど、誠実さに対しては全力を尽くす事」
    タイトルに惹かれて読みはじめたが、『職場の作法』が良い。
    田上さんの仕事への心構えのうち1つが私の信条とドンピシャ。
    ペリカーノジュニアは万年筆の練習で使っていた(赤の軸)し、ロイヤルブルーのインクも。凄く親近感を持って、間宮さんから奪還したくなった。そこまでの件で登場するギジェルミーナと「アニータ・アルバラード的な」との発想が面白過ぎ。鳥飼さんと仲良くなりたい。

    0
    2026年04月25日
  • この世にたやすい仕事はない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「水車小屋のネネ」があまりに良くって、こちらも読んだ。でもなんか普通にホラーじゃなかったか!?
    タイトルと表紙の感じから受けた印象と内容が割と離れてて面白かった。この人が書く主人公の、人との関わり方とか捉え方がやはり好きだな、と再認識できた。

    0
    2026年04月23日
  • つまらない住宅地のすべての家

    Posted by ブクログ

    題名から予想していた通り登場人物が多い。
    はじめに町内図とそれぞれの家庭の紹介もあるけれど、結局終盤までどの家庭がどういう構成で、というのが覚えきれなかった。
    その状態でも話は楽しく読めた

    名前や家族構成くらいはわかるが、密な近所付き合いはしていないというよくある住宅地での出来事。
    住んでるあたりが脱獄犯に所縁あるので、自治会で見張りをしようと会長が言い出す。
    ここで私ならめんどくさいこと言う人だな、で終わってしまうが小説ではなんやかや近所の人みんな協力して見張を行う事で少しずつ交流が深まり…という和やかな展開でした。

    0
    2026年04月20日
  • うどん陣営の受難

    Posted by ブクログ

    人生を揺るがすような大事件ではないけれど、本人にとっては切実で、でも客観的に見るとちょっと笑ってしまうような「受難」。その描き方が津村さんは本当に絶妙。

    津村さんのこの本とか、この世にたやすい仕事はない、を読んで、私の職場もこんな風に、いやもっと奇妙だし、笑えるし、愛あるし、陰口悪口あるし、とにかく面白いかも!と浸ってます。文才って凄い。そして私は津村記久子さんが好きなんだなあと思いました^ ^

    0
    2026年04月11日
  • 君は永遠にそいつらより若い

    Posted by ブクログ

    大学特有の気怠い空気感、若さゆえの純粋な愛と狂気が生々しく描かれていて、まるで一本の映画を観ているようで、ぐんぐん世界観に引き込まれて一気に読んでしまった。
    最後は希望を感じさせる終わり方でよかった。

    0
    2026年04月07日
  • うどん陣営の受難

    Posted by ブクログ

    Audible
    設定が突拍子もなくて、シリアスなのか、ふざけているのか謎だった。四年に1回の選挙のためということだが、それ以外の時は落ち着いた会社なのか?うどんうどんと色んなトッピングが出てきて、おいしいうどんが食べたくなった。

    0
    2026年04月05日
  • やりたいことは二度寝だけ

    Posted by ブクログ

    御本人もあとがきに書いてましたが、ほんとに日常のどーでもいいことが書いてあります。
    でも、作家さんっていろんなことに気づいて、こだわったりするんだな面白いなぁと思いました
    「友達がいなさそう」の考察が面白かった。
    「友達がたくさんいそう」にも層の薄さをあげつらうニュアンスがあったりもする…と言い「友達」を核にするバロメーターは業が深い。と言い切る。確かに…
    友達がいなければ、そのことへの耐性を持っているかいないかのほうが、大事じゃないかと
    人間関係は、運に左右されることも大きいのだから…
    そうだなぁ〜としみじみ思わされた。

    0
    2026年04月02日