フィリップ・K・ディックのレビュー一覧

  • アジャストメント ディック短篇傑作選

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    ネタバレ

    ディック、アンドロイド〜と、高い城の男読んで、あれ全然好きじゃないかもと思って敬遠していたのだけど、ユービックは面白かったし、短編集なら読めるかもと思って手に取ったら、めちゃ面白かった笑。もしかしたら今読み直したら面白いかもと思ったり。。とりあえず次は、トータルリコール読もうっと

    ディック感といわれる現実と非現実の間で自分がわからなくなる感覚、普通にゾワっと怖いのだけど、ホラーの怖さがスッとやみつきになるような、そんな感覚もある。
    それから久しぶりにイーガンを読みたくなった。

    アジャストメントも面白かったし、ウーヴ身重く横たわるも面白かったし、にせもの・電気蟻も面白かったし、…

    ウーヴ:

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    2026年05月24日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    ずっと気になっていた作品。
    60年代の古い小説で、日本語訳もかなり前のものなので読みにくいのではと警戒していたが、意外なほどスラスラ読めた。
    淡々とした文体でテンポがよく、古さを感じる場面は少ない。聞きなれない単語(「月賦」など)もあるが、数えるほどしかない。

    一方で内容はかなり哲学的で、人間性や共感の本質について考えさせられる。
    「マーサー」は実体なのか幻なのか、その曖昧さが世界の不安定さを際立たせていて興味深い。
    読者に解釈を委ねる姿勢も本作の魅力だと思う。

    テーマは難解に感じる部分もあるが、文章やストーリー自体はそれほど難しくない。
    読後にAIに色々質問して理解を深めるのも楽しい。

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    2026年05月24日
  • 流れよわが涙、と警官は言った

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    バカおもろかった。
    内容だけなら読んだことあるディックの中では一番。

    前半も、SF用語が多過ぎないため世界観に入りやすいし、後半のスピード感は素晴らしいなと感じた。

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    2026年05月21日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    ずーっと前に読んで忘れていたけれど、ふと本棚から引っ張り出して読んでみました。
    面白かったし、ユービックほど複雑ではなかった。でも、これが映画になってヒットしたのが不思議。今度機会があったら映画(ターミネーター)をみてみよう。

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    2026年05月14日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    序盤の設定から面白くて心を掴まれる。

    そこから、
    説明が一切ない難しい言葉の羅列→伏線回収
    を繰り返しながら進んでいく感じ。

    これどういう意味?ってなりながらも留めておくと後から「え!そういう?」ってなる構造が面白い。

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    2026年05月17日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    ネタバレ

    感想、書こう書こうと思って書かずにいたら忘れてしまった。かわりに、Filmarksに書いたブレードランナー(ファイナル・カット)のレビューをコピペする。

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    ブレードランナー劇場版→原作→ブレードランナーファイナル・カット
    の順番で観た、読んだ。

    映画と原作が違うということは知っていたけど、こんなに違うとは。

    原作はつまるところ「人間とはなんぞや?」という話だった。こういう深いテーマがきちんとできてるのは良いSF。(何様)

    で、映画の方はそのテーマがちゃんと描けているか?…と言われれば、そこまででもないな、という感じ。
    ハードボイルド感と、終始暗ーい雰囲気は原作通り

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    2026年04月21日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    人気のあるSFってその界隈の人に人気が高くても一般人には無理でしたってことがあるが、これは本当に面白くて夢中で読んだ。テーマを持ちながらも、それを魅力あるストーリーのなかで上手く表現されていた。人間とはというテーマも素晴らしかった。

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    2026年04月15日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    多分5回目、さすがに面白すぎる。
    SFあるあるなのかもだけど、初読の際は専門用語多すぎて読み進めるのに時間かかったけど、今では単語も全部スムーズに頭に入るから、ストーリーとテーマを追える感覚がある。


    『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』
    『一九八四年』
    は一生好きって言い続けるSFな気がする。
    ただ、入りはアニメ『PSYCHO-PASS』で、ガチのミーハー笑


    何がこんなに好きなんだろうか?
    訳者あとがきにて
    「つまり、ディックは、感情移入を人間の最も大切な能力と考えているのです。」P323
    とあるように、親切とかをやや重んじて生きてきたから、それがテーマの小説が気になるのかなと今は考え

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    2026年04月12日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    むっっっず!
    けど
    仕事終わった後のヒキガエルの一連の流れはめちゃめちゃ分かるw疲れてるとなぁ見間違うし、人目を気にせずはしゃぎたくなるわなぁ…分かるよ…

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    2026年04月11日
  • トータル・リコール

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    ”PKD”ことフィリップ・K・ディックの短編、面白いっ!
    どうして世のSFファンはこれを先に勧めてくれなかったんですか!笑
    現時点での「2026年ベスト本」候補作です(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠

    以前「電気羊」を読みましたが、あちらは正直半ば意地になって読み通したところがあったのに比べ、本書は面白くて一気読み。
    出会いのきっかけは書店でたまたま見かけたことで、「トータル・リコールとマイノリティ・リポートってディック原作だったんだ〜」くらいの気持ちで手に取りました(なお映画は未鑑賞。「ペイチェック」は観ました)。

    全体の雰囲気としては、星新一をもっと重たくした感じでしょうか。
    監視社会、死の

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    2026年04月01日
  • トータル・リコール

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    フィリップ・K・ディックらしい皮肉やホラー要素も存分に楽しめる短編集。
    最初から最後までハズレ無しの物語で、とても面白く、一気読みしてしまった。
    映画化されている表題のトータル・リコールと、最後のマイノリティ・リポートはもちろんのこと、吊るされたよそ者や地球防衛軍、ミスター・スペースシップは素晴らしかった。
    個人的おすすめはフード・メーカー。

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    2026年03月31日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    本物」という執着を捨てて見つけた、人間としての「勝ち」
     核戦争後の荒廃した世界で、哀愁ただよう主人公リック・デッカードは、逃亡したアンドロイドを「処理」する賞金稼ぎとして、常に「本物」と「偽物」の境界線に執着していた。本物の動物を飼うことがステータスとされる社会で、偽物の「電気羊」しか持てない自分に劣等感を抱き、懸命にアンドロイドを排除することで自らの人間性を証明しようとする。
     物語の核心は、人間とアンドロイドを分かつ「共感能力」にある。人間は共感があるから人間であり、それを持たないアンドロイドは機械として処分される。しかし、リックは任務を通じて、死を恐れ、仲間を想い、必死に生きようとする

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    2026年03月26日
  • トータル・リコール

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    短編って不完全燃焼で終わることが多くて、若干アレルギー反応がありました。
    でも、本作は一作品が短すぎず長すぎずで、物語がギュッと凝縮されており、絶妙なボリュームなので満足感が素晴らしいです。トータルリコール、マイノリティレポートと2作品も映画化されているのも納得です。10編いずれも毛色が全く違う話なので、次々と違う世界に引きずりこまれていく感覚が味わえます。
    電気羊、ユービックも面白いけど取っ付きやすさではこちらかな?やや分かりづらい話もあるけど、ディック作品の入り口として間違いなくオススメ。

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    2026年03月16日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    あんなにすばらしい歌手だったのに──映話をすませて受話器をもどしながら、リックはそう考えた。おれにはわからない。あれだけの才能が、どうしてわれわれの社会の障害になるわけがある?

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    2026年02月21日
  • 火星のタイム・スリップ

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    文句なしに面白かったです。
    個人的に火星を舞台にしたSFに熱が入ってしまうのもありますが…多分こどもの頃に見た映画版『トータル・リコール』の影響かもしれません。
    本書以外の個人的火星SF傑作選
    ○『火星年代記』レイ・ブラッドベリ
    ○『火星の人』アンディ・ウィアー
    ○『異星の客』ロバート・A・ハインライン

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    2026年01月27日
  • トータル・リコール

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    『マイノリティ・リポート』
    映画を観たあとだと、驚くほど別物の物語。
    犯罪予防局長官のアンダートンが主人公。
    3人の予知能力者が未来に起きる犯罪を観ると、自動的に犯人の名前がカードに書かれて提出される。
    犯罪予防局は、これから起きる犯罪を捜査し犯人を逮捕する。
    犯罪者はまだ何もやっていない。
    だから被害者も何も奪われない。
    理想のようなシステムに、社会から重大犯罪は消失した。

    ある日、カードを受け取った主人公は愕然とする。 
    カードに書かれたのは「ジョン・A・アンダートン」、本人。

    短編の分量で、未来予知の矛盾を突くシンプルな物語。
    まさしく未来は一つではない。
    選択とは、未来を選ぶことに

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    2025年12月31日
  • 時は乱れて

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    パーマーエルドリッチの次はこちらを。
    序盤から引き込まれて一気に読んでしまった。

    ディックファンと言いながらまだ数冊しか読めていない新参者の私。
    1番好きな作品は変わらずユービックなんだけど、もしSFに慣れていない友人にディック作品をどれか一つ勧めるとしたら、絶対これを選ぶ。
    サイエンス感満載な用語は全然出てこないし、日常的な雰囲気の中にディックが紛れ込んでくる感じ、ぜひぜひSF処女たちにおすすめしたい。

    それにしてもそう、まさに私が好きな類のお話だよ、こういうお話をもっともっと読みたいんだー!


    あと映画好きなら誰もが知るあの映画の発想って、もしかしてこの本から着想を得たのか…?
    なん

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    2025年11月25日
  • 高い城の男

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    ネタバレ

    枢軸国と連合国の勝利逆転if小説ですが、架空戦記ではなく人間関係や各各々の国の人間性を詳しく描かれ、敗戦国から全てを取る戦勝国などが詳しく描かれていてとても面白かった。恐らく史実のアメリカが史実の日本にソ連がドイツに置き換わっているのでしょう。

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    2025年08月29日
  • ユービック

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    ネタバレ

    時間の巻き戻りなどの描画が主人公目線で描かれており、ドラえもんのような分かりやすい時間移動でもなかったので、現状を理解しつつ読み進めるので手一杯だった。ギリギリあらすじを理解できたが、読んでいて理解が追いつかなかった箇所がいくつかあるので、考えつつ再読しようと思う。個人的には面白かったが、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を読んでいなければ、本から離脱していたかもなとも思った。

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    2025年07月13日
  • トータル・リコール

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    p9 - トータル・リコール
    彼はめざめた——そして火星を恋い、その峡谷を想った。一歩一歩、足を踏みしめてその谷間を歩くのは、どんな気分のものだろう。意識がはっきりしてくるにつれ、しだいしだいに大きくその夢はふくれあがっていった。その夢、その憧憬。自分をとりかこんでいるその世界の存在さえ、実感できるような心地がした。

    SFとしての面白さはもちろん一品級だが、書き出しの情景描写からとてもわくわくするし、何よりフィリップ・ディックの想像力がとてつもない。本当に近未来に起こり得そうなリアリティが各作品の醍醐味。

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    2025年05月13日