新津きよみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ミステリー短編集。
作家として軌道に乗った自分に家事を要求し、書く時間をくれない夫。
婦人科の治療で訪れた病院の待合室で遭遇した妊婦は、自分の恋人を奪った女性だった。
自分から恋人を奪った友人と偶然再会し、彼の浮気を相談される。
奥さんと離婚しようとしない彼に妊娠を伝えるために、直接的ではない方法を考える。
それぞれ恨みつらみ何かを抱えてる人たち。
思うようにいったりいかなかったり。
人の思いの強さは、時に思いがけない行動に出たりするけど、勢いだけでは上手くいかないもの。
憎しみは持続しないとも言うけど、持続した憎しみはどんどん大きくなって、こうやって静かに、虎視眈々と、その瞬間を狙うのでしょうね。
あなたが許せない人は、誰ですか? -
Posted by ブクログ
大人の女性たちの短編集。
人生で一度も何にもハマらなかった48歳の女性が初めて夢中になったのは、夫ではなく夫の甥。
男性の趣味仲間との関係を疑われ離婚された女性。
夫以外、すべて理想的な暮らしをしている主婦。
地位もお金もマンションも娘もいて、夫だけが手に入らなかった女性。
タイトルから勝手に不倫ものかなと思ってたのですが、まさかこんなにもいろいろな「夫以外」があるとは。
人生において、何が転機になるかわからないもの。
幸せも不幸せも、周りからの見え方と、自身の捉え方は違っていてもおかしくない。
すべて女性メインのストーリーなので、女性目線で見てしまいますが、ここに出てくる夫たちは何も思ってたんだろうと、ふと思いました。
他の作品でもよく思うことですが、やはり女性は強くて怖い面を持っていますね。
そんな強かさがとても魅力的とも思いますが。
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Posted by ブクログ
ネタバレFM長野「SaturdayD」で、作家ご本人が出ている回をたまたま聴いて読んでみた。
軽いテレビドラマのノリの、休日の昼下がりにサクっと読める娯楽作品。昨今の移住ブームの一端を描いていたり、地方に暮らす独居老人の問題など、それなりに旬な話題を振りまいている(故に、テレビドラマっぽいのだけど)。
長野県下の人気都市松本を舞台に、市内の様子もそこはかとなく描写されていて、松本観光に出向く前に読んでおくと、ちょっとした情報収集にもなる。
メモったものも、老舗喫茶店「珈琲まもる」、「翁堂」の最中、中町の蔵造りの「中町・蔵シック館」、松本みやげの「開運堂」の「真味糖」、「想雲堂」という名前のブックカフェと言った観光情報がほとんどだ(笑)あとがきで、実在のものと、実在するものをモデルにしたものが混在しているとあるので、どれが実在してるかは現地で要確認だけど(笑)
タイトルの「ただいまつもと」も、松本山雅FCのサポーターの間で交わされる挨拶、「いってきまつもと」「ただいまつもと」からだとか。ぜんぜん物語の中身とは関係ない(苦笑)。
とはいえ、移住化計画を進める中、こうした地元密着のお話は、それなりに興味深く読めた。長野を舞台にした次回作以降にも期待しよう。 -
Posted by ブクログ
新津さんは何作品か読んだことがあるものの、どうも私とは波長が合わず長らく触れていなかった。
年月を経て短編集に挑戦。
ジョワりとする鳥肌モノのオンパレは有意義な読書時間を提供してくれるものの、昔の作品ということもありガツンと来る様な衝撃は残念ながら無かった。レビューを書くのに何日か空いてしまい、完全に内容がフライアェイしておりますごめんなさいごめんなさい。
タイトルのインパクトの強さと芸術感漂う美しい装丁を感じるだけでも◎
確か可哀想なメンズ達がやたら登場した気がするので、気 が す る ので、女のドロっと感を味わいたければ迷わず手に取るべき1冊かと思う。短編集が苦手+フライアェイ現象に陥った状態の中身無しのレビューで恐縮なのですが、特にモヤモヤするとなる事もなかった気がするので、気 が す る ので、休憩本としてのご紹介に留めさせていただきたいと思います。
.....なんか、ごめんなさいっ!!!!!笑