新津きよみのレビュー一覧

  • アンソロジー 初恋

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    アミの会っぽくないタイトル。初恋といっても切り口はいろいろで面白かった。最後は素直にいい話で良かった。

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    2021年11月14日
  • 夫が邪魔

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    ネタバレ

    新津きよみらしい嫌な感じがひとつひとつにちりばめられていて満足。
    一番最後の「殺意が見える女」が、ハッピーエンドに向かっているようでちゃんと後味が悪くて一番好きだった。

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    2021年10月17日
  • 二年半待て

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    新津きよみさんの短編集。

    全7話収録されています。

    彼女の生きる道→「就活」
    二年半待て→「婚活」
    兄がストーカーになるまで→「恋活」
    遠い心音→「妊活」
    ダブルケア→「保活」
    糸を切る→「離活」
    お片づけ→「終活」

    今回は人生の節目に訪れる様々な「活動」がテーマとなっており
    どれも身近に感じる事象ばかりで興味深く楽しみながら読ませて頂きました。

    安定の読みやすさで一気に読めましたが
    お気に入りは短編ならではのキレの良さと良い意味で想像を裏切られた「ダブルケア」

    表紙もいつものイメージと異なり新鮮な印象でした。

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    2021年09月03日
  • アンソロジー 隠す

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    やっぱしさ、薄暗いテーマは女性作家が書く方が陰湿で面白いと思うんだよね。
    文章の良し悪しとかじゃく、あーこれ好きだわって思ったのは3話あった。
    隠すって、真実や浮気相手や死体や物や、いろいろパッと思いつくだけでいろいろ暗いこと顔も浮かぶんだけど、思いついた上でそれをさらに超越する面白さを描けるのはすごいなと思う。

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    2021年08月25日
  • 彼女たちの事情 決定版

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    かなり多くの短編集があり、おもしろさは話によりけり。
    ずっとそばにいて、は、意外性がありはなしとしてはおもしろかった。
    どの話もあり得る境遇が舞台なので、身近に起こりそうでゾッとする。中には感動ものもあるが。ひとつ一つがほんとに短編なので読みやすかった。

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    2021年08月12日
  • 二年半待て

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    「〇〇活」で揃えることに拘るあまり、いまいち中身がないように感じた。ダブルケアでは世にも奇妙な物語のようなゾワっとした感じをおぼえたけれど、そのほかはさらっと読めたぶんあまり何も残っていない。

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    2021年07月24日
  • 彼女の時効

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    ひき逃げ事故の被害者の妻(久子)
    ひき逃げされ殺された被害者の(政子)
    偶然にも同じ年齢の二人が出会い、
    二人を軸にして加害者=犯人にたどり着く

    被害者の家族の思い
    加害者は事件後どうなってるのか


    罪を償う機会を与えない限り、
    罪を犯した人間自身が救われない

    自分がもし被害者側になった場合
    そんな風に思えるのか
    どうにもならない程に憎い相手の筈なのに
    その言葉が生まれた事が胸をつきました

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    2021年06月21日
  • 夫が邪魔

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    ミステリー短編集。

    作家として軌道に乗った自分に家事を要求し、書く時間をくれない夫。
    婦人科の治療で訪れた病院の待合室で遭遇した妊婦は、自分の恋人を奪った女性だった。
    自分から恋人を奪った友人と偶然再会し、彼の浮気を相談される。
    奥さんと離婚しようとしない彼に妊娠を伝えるために、直接的ではない方法を考える。

    それぞれ恨みつらみ何かを抱えてる人たち。
    思うようにいったりいかなかったり。
    人の思いの強さは、時に思いがけない行動に出たりするけど、勢いだけでは上手くいかないもの。
    憎しみは持続しないとも言うけど、持続した憎しみはどんどん大きくなって、こうやって静かに、虎視眈々と、その瞬間を狙うので

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    2021年06月07日
  • 夫以外

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    大人の女性たちの短編集。

    人生で一度も何にもハマらなかった48歳の女性が初めて夢中になったのは、夫ではなく夫の甥。
    男性の趣味仲間との関係を疑われ離婚された女性。
    夫以外、すべて理想的な暮らしをしている主婦。
    地位もお金もマンションも娘もいて、夫だけが手に入らなかった女性。

    タイトルから勝手に不倫ものかなと思ってたのですが、まさかこんなにもいろいろな「夫以外」があるとは。
    人生において、何が転機になるかわからないもの。
    幸せも不幸せも、周りからの見え方と、自身の捉え方は違っていてもおかしくない。

    すべて女性メインのストーリーなので、女性目線で見てしまいますが、ここに出てくる夫たちは何も思

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    2021年06月01日
  • 始まりはジ・エンド

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    ガツンというものが無く、物足りない感じ。
    でもそれが逆にいいのかも。

    「死ぬまでにしてほしい五つのこと」が好き。

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    2021年05月25日
  • ただいまつもとの事件簿

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    ネタバレ

    あらすじを読んで、もっとハートフルな感じかと予想していたが、ちょっと違った。
    松本の方言や名物、街の様子や風景など、旅をした気分になれる。
    登場したお店を探しに行ってみたい。

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    2021年05月16日
  • ただいまつもとの事件簿

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    ネタバレ

     FM長野「SaturdayD」で、作家ご本人が出ている回をたまたま聴いて読んでみた。
     軽いテレビドラマのノリの、休日の昼下がりにサクっと読める娯楽作品。昨今の移住ブームの一端を描いていたり、地方に暮らす独居老人の問題など、それなりに旬な話題を振りまいている(故に、テレビドラマっぽいのだけど)。

     長野県下の人気都市松本を舞台に、市内の様子もそこはかとなく描写されていて、松本観光に出向く前に読んでおくと、ちょっとした情報収集にもなる。
     メモったものも、老舗喫茶店「珈琲まもる」、「翁堂」の最中、中町の蔵造りの「中町・蔵シック館」、松本みやげの「開運堂」の「真味糖」、「想雲堂」という名前のブ

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    2021年05月17日
  • 夫が邪魔

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    タイトルに惹かれたものの何となく後ろめたくカバーをして読んだわ(笑)7編の中にはホラー要素もあったりで短編をじっくり楽しめた。短編特有の消化不良な部分はありあれ?という部分もあるけれど。結局どういうこと?という部分も含めて読後感はもやっとしたまま余韻が残った。

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    2021年04月16日
  • 神様からの手紙 喫茶ポスト

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    登場人物が少ない分、「喫茶ポスト」で働く吉村紀美子とその甥である牧野友也、片岡絵真、中心となるこの3人の人物描写が丁寧に描かれていて絶えず脳内映像で動いていました。

    以前、線路に落ちた子供を助けた友也のエピソードから 「人の道実践会」と言う宗教団体の姿が幕間として描かれたり飽きさせない展開になっています。

    新津さんの女性心理を繊細に描いた作風とは異なりますが 新鮮な題材で楽しく読ませて頂き読後感も良かったです。

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    2021年04月03日
  • 夫が邪魔

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    ネタバレ

    短篇集
    女性の視点で 夫を消したい
    自分を振った婚約者を亡き者にしたい
    彼氏を奪った旧友に復讐したい
    など複数の話。二回目はないかな

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    2021年03月31日
  • 夫が邪魔

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    新津さんは何作品か読んだことがあるものの、どうも私とは波長が合わず長らく触れていなかった。
    年月を経て短編集に挑戦。
    ジョワりとする鳥肌モノのオンパレは有意義な読書時間を提供してくれるものの、昔の作品ということもありガツンと来る様な衝撃は残念ながら無かった。レビューを書くのに何日か空いてしまい、完全に内容がフライアェイしておりますごめんなさいごめんなさい。

    タイトルのインパクトの強さと芸術感漂う美しい装丁を感じるだけでも◎
    確か可哀想なメンズ達がやたら登場した気がするので、気 が す る ので、女のドロっと感を味わいたければ迷わず手に取るべき1冊かと思う。短編集が苦手+フライアェイ現象に陥っ

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    2021年03月22日
  • 逃げ切り 特別捜査官 七倉愛子

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    立場(部署)上、直接 事件の捜査が出来ないもどかしさもあるが、刑事物としてはスピード感が無さすぎかな。 各キャラの「特殊能力」?が無理があるくらい発揮されて事件解決!なくらい振り切った物の方が楽しめたかも。 好きな作家さんなんでスラスラ読めたが…。

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    2021年03月15日
  • 彼女の遺言

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    54歳で亡くなった親友、啓子からの遺品を受け取った宏美 その遺品は「梅酢」、この梅酢で10円玉を磨くとその製造年に5時間だけ意識が戻ります。

    歴史を変えてはいけないと思いながらも親友や息子の為に孤軍奮闘する宏美に共感する場面もありましたしタイムスリップ先で同じくタイムスリップして来た啓子と出会うシチュエーションは新鮮ではありました。

    ただエピソードが多く多少詰め込み過ぎた様な感があり全体としての印象が薄くなった事が残念でした。

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    2021年02月04日
  • 帰郷~三世代警察医物語~

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    新津きよみさんの作品は好きで全作品読んでいます。

    今回新たな分野に挑戦と言う事で期待して読みましたが、丁寧に描かれた作品ではあるものの内容に目新しさは感じられず、登場人物にも魅力を感じませんでした。

    淡々と読める作品ではありますが緊迫感もなく盛り上がりに欠けました。

    いつも新津さんが描かれる巧みな女性心理描写、日常のホラー・サスペンスの方がやはり読み応えもありドキドキ感が味わえて好きです。

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    2021年01月28日
  • 意地悪な食卓

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    「食」と「女」がテーマの傑作ホラー短編集です。

    女性心理の描写には定評のある新津さんだけあって今回の短編集も読み応えのある作品になっていました。

    何篇か、物足りなさが残る短編もありましたが「珍味」と「給食」は面白かったです。

    ホラーと言っても、それ程怖い作品ではないので、ホラー嫌いな方も読めると思います。

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    2021年01月27日