新津きよみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女の怖さ+記憶が曖昧な怖さ=ホラーでした。
現代人、36歳にもなると親になったり社長になったり金持ちになったり借金に追われたり、人生の勝ち負けが半分くらい見えてきて、同窓会とかやると人間のどすぐっろーい部分が見え隠れする時期だと思う。
プラス女となると、それはそれは、嫉妬と羨望と自慢と比較が入り乱れ見え隠れ、この世の地獄のような風体になるのではないかと。
仕事で成功してても子供がいなきゃ駄目だし、子供がいても主婦だと毎日に刺激がないし、パートしてても生活に余裕がなくて駄目だし、そもそも正社で子供がいる人は同窓会なんてそうそう行けないし。
そんでまぁ、そういうちょっと時間に自由が利く中年女子が -
Posted by ブクログ
ネタバレ印象に残る度 ★☆☆☆☆
読み易さ度 ★★★★☆
都合の良さ度 ★★★★★
上司に勧められて読み始めた。可もなく不可もなく、それなりに楽しんで読める作品だった。
小学四年生の葛城佐智絵は、ある日誘拐され絞殺死体で見つかった。佐智絵に恋心を抱いていたクラスメイト郷田亮二と、クラス担任だった藤崎敏子は、佐智絵を救えなかった後悔を抱えて生きている。そこに、「葛城サチ」を名乗る女性が現れる。
物語は、10歳を祝う「二分の一成人式」と、その際に書いた「二十歳の自分に向けた手紙」を介して語られる。
* * *
総じて、都合の良い展開だったように思う。あるいは、現実感の乏しい展開というか…。
亮二は亡き -
Posted by ブクログ
ネタバレ【危険なペア】
ペアのワイングラス。。
それをめぐっての3人3様の想い。
ただそれだけって感じの話でした。
これが長編だったら、3人が絡んで面白い展開にできるのかもって。。
【星の見える家】
弟と一緒に東京で暮らし始めた母に恋人ができて両親は離婚。
ま、よくある家庭話。(笑)
でも、再婚した母が事件で殺されてってのは、小説ならではの話かな。。
さらに、、その犯人かもしれない男がひとり暮らしの佳代子のところに
偶然転がり込んでくるってのは、、ドラマの世界。。
で、これも長編にしたら、佳代子はその男に復讐するのか、、
なんて話が広がりそうな気がする。。
【二度とふたたび】
後輩は完全な脅迫者