新津きよみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
死ぬことにまつわる様々な話(7編)。
さらっと読めるけれど、やはり読んだ後は気持ちがいいというものではなく(bad endという意味ではなく)、ぞっとするものが残る仕上がり。それがこの作者の個性なのだけど。人間的だから、余計に自分に当てはまりそうでこわいのかもしれない。
「反対運動」などは、私は結婚はしていないけど気持ちがわかる気がして仕方なかった。最後の最後にしかできない復讐。誰にも知られず、故人にさえも。人間はきっと、特に姑なんて他人なんだから「完璧な嫁」でいることなんてそうそうできない。きっと裏がある。そういう意味でも安心はしたかな。
おもしろかった。