黒史郎のレビュー一覧
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Posted by 読むコレ
以前から気になっていた作家さんでしたが
ようやく初読。ホラー文庫からの発売ですが
これは単なるグロホラーということではなく
独特の世界とルールを上手く演出出来ている為
シリーズ化になり得るポテンシャルの作品に
なっています。コミック化したら更に
人気出るんじゃなかろうか?
幽霊のがこの世に残した柵のある最後の財産を
掠めとるっていう強引な設定がキャラ達によって
自然と読んでいて受け入れてしまう自分がいます。
主人公のヘタレなのに、妙に優しく、肝の座った
「ミチヲ」のキャラと、謎に満ちた冷酷詐欺師の
「カタリ」の妙に萌える掛け合いはポップでユーモラス
なのに、サービ -
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的にはホラーが苦手なのですが、ライトのベルのような感じ。
主人公のミチヲは、結婚詐欺に遭って、借金抱えて、首を括ろうとして、
幽霊が怖くて、逃げて、同情し、すぐにネガティブ発言したりで、
決して、見目も麗しいわけでもないようで、19歳という設定にしては、かなり悲しい人物に思える。
読んでいて、爽快に思うことはない。
ミチヲとチームを組む、カタリやカネコの存在と、
幽霊に詐欺を働くという胡散臭さが、目新しさを与えているような
気がする。
幽霊を騙す。
その過程で見えてくる、幽霊の未練が、どこか人間味あふれていて
温かいような錯覚を覚えてしまった。
主人公には、少しイラっとしますけれど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ以前から気になっていた作家さんでしたが
ようやく初読。ホラー文庫からの発売ですが
これは単なるグロホラーということではなく
独特の世界とルールを上手く演出出来ている為
シリーズ化になり得るポテンシャルの作品に
なっています。コミック化したら更に
人気出るんじゃなかろうか?
幽霊のがこの世に残した柵のある最後の財産を
掠めとるっていう強引な設定がキャラ達によって
自然と読んでいて受け入れてしまう自分がいます。
主人公のヘタレなのに、妙に優しく、肝の座った
「ミチヲ」のキャラと、謎に満ちた冷酷詐欺師の
「カタリ」の妙に萌える掛け合いはポップでユーモラス
なのに、サービス精神に溢れた激グロなスプラ -
Posted by ブクログ
続ホラー。夏だし。
こっちは320ページほどある、ガッツリしたホラー。
ミステリー的な感じもあるかな?
ある街に、親子3人が住んでいた。
母はイラストレーター、父はホラー小説家、娘は幼稚園。
ある時母が死んでしまい、それから娘が奇妙な絵ばかりを
描くようになる。
初めは、芸術色の強い娘にかなり好感を抱くけれど、
最終的には怖くて怖くてたまらない存在に…。
さて、どうして娘がそんなことになってしまうのでしょう、という話。
もー怖い。相当怖い。
でも読み出したら先が気になって辞められなくて、
夜中大雨で更に怖くて眠れなくて、徹夜で読むことも
考えたくらい。
通常、私は寝る前に本を読んだら眠