あらすじ
深夜の学校で行われる葬式。“参列客”の中に迷い込んだ生徒が行列の末に棺を覗くと、そこには自分の死体が。数日後、葬式は現実になるという――。「怪談撲滅委員会」に加入した澪と雲英が次に撲滅を狙うのは、敵対する「怪談推進委員会」が作り上げた集合体怪談【深夜零時の霊柩車】。奇抜な発想と話術で怪談を論破していく雲英の一方、澪はあることに気づいて……? はちゃめちゃな“葬式”が幕を開ける!恐怖と笑い満載の学園ホラー!
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Posted by ブクログ
遂にCEGとGPCの正面衝突⁉︎そして澪の叔父さんが登場。名前を見た瞬間、まさかと思い、よくよく見ると澪の苗字は『大神』。そして、母親がチゲ鍋のような…。まさかまさかの深読みし放題。そうであってほしいという希望がある。そしてタラコはもしやカネコ…?そうであるならカネコは成仏してしまったことになる。なんだか悲しい。なんだかミチヲの後日談が読みたくなる一冊だった。すごく面白かった。余談だが、前作の保健室の白い生徒とはミチヲ二巻の表紙の…。
Posted by ブクログ
澪の突っ込みが進化していて笑えました。
まさかのライダースーツが良かった。
ちょっと竹本泉みたいな、巨大で何でもありな感じの学校が好きです。
続いてくれるといいなぁ。
Posted by ブクログ
怪談をテーマとしたホラーコメディ二作目。前作よりも面白かった。
三人桜の話は解決まで含めてすごくいい話でしたね。好きです。
雲英のノリや性格は見せかけでなく素であるということがよくわかった。澪が必ずしも雲英の手法に従うのではなく、自分で考えて幽霊を成仏させようとする姿は好感がもてる。
人の手によって簡単に姿を変えていく怪談と怪異は、一歩誤ればすごく危険なものにもなる。怪談撲滅委員会と怪談推進委員会の抗争の加速化こそが世界の危機を招くのではないかなどと考えてしまう。
話も大きくなってきてこれで終わりでないよね。続編あるよね。
Posted by ブクログ
同じ作者の別作品と比べて(そもそもこの行為が無駄だけど)かなり作風が異なるので何度も確認した、そんな程度にはスナック感覚で読めた一冊。
でっかいタイトルの割に正面きって否定するでもなく、重箱の隅を連打するような内容なのはあるいは学生というキャラクターに施された制約のなかで暴れさせた結果なのか…の?
Posted by ブクログ
前作に引き続きキラのありえなさ加減にはヤキモキさせられたけど、
その分、澪の成長?自立?具合が半端なくて良かった
ツッコミのキレが本当良かった
なんだか嬉しくさえなってくる
なんだろうこの気持ち
全編ギャグで押してきたら疲れるけど
ところどころにちょっとヒヤッとする怪談を入れてきたり
メリハリがいいなぁと思う
怪談自体も、そこまで怖いものじゃないのが、
怖がりの自分としても嬉しい
私的には、怪談はやはり残っていてほしいなぁ
撲滅されては困る
でも何事も適度でいいやw
世界が滅ぶほどの怪談がどういうものなのか
興味はあるけれど知りたくはない…でも、興味は…
怪談の面白いところだと思う
なんで怖いのに、後悔するのに、なんのためにもならないのに
知りたくなるんだろうなぁ