黒史郎のレビュー一覧

  • 幽霊詐欺師ミチヲ

    Posted by ブクログ

    設定がよく作り込まれていて、主人公を取り巻く環境も魅力的。
    作中、特にそそられたのが幽霊の表情や霊障の表現。時にグロテスク、時に愛らしく、瞬間瞬間をワープするように起こる強烈な変化は彼らの異質さを素晴らしく印象的にしている。
    幽霊がヒステリックな化け物という設定自体は珍しくないが、本作ではこの一風変わった表現によって見事新種のモンスターを作り上げていると感じた。

    人情的な描写がありきたりなのと主人公が守られすぎな所はちょっと好みじゃなかったが、それでも面白い作品。
    続編が楽しみ。

    0
    2011年05月20日
  • 幽霊詐欺師ミチヲ

    Posted by ブクログ

    「借金を苦に自殺しようとしていたところ、カタリという謎の男に声をかけられた青年ミチヲが幽霊詐欺師の一員として奮闘する話」

    その幽霊達がグロイゴロイ。けど笑えるんだ。コミカルホラー?
    俺様カタリと優しいカネコ純粋ミチヲ。
    続きを期待です。

    0
    2012年04月16日
  • 幽霊詐欺師ミチヲ

    Posted by ブクログ

    幽霊を詐欺にかける、なんて今までみたことにないぶっ飛んだ設定と、表紙のイラストに惹かれて購入。テンポのいい文章で読みやすかった。幽霊の描写はなかなかグロくて暗いところで思い出すと心臓がひやりとするけど、新耳袋とかの普通の怪談話よりは怖くないかも。あとは、帯に書いてあるイケメン詐欺師というのは本文中にそういった表現がなかったように思うので宣伝のための誇張かな?でも表紙が綺麗だし、そう思いながら読む方が楽しいのでいいか。
    続編が出たらまた読みたい。

    0
    2011年05月12日
  • サイレントヒルf

    Posted by ブクログ

    サイコロジカルホラーゲーム、「サイレントヒル」シリーズ。本書は、舞台が日本に移され、これまでとは違う和風ホラーとして作り上げられた、2025年に発売されたシリーズ最新作、『サイレントヒルf』のノベライズ版。原作ゲームは、「ひぐらしのなく頃に」でお馴染みの竜騎士07がシナリオを担当したが、本ノベライズは黒史郎が執筆している。

    内容は、マルチエンドの要素を一本にまとめるために再構成はされているが、概ね本編に忠実なノベライズとなっており、原作ゲームをプレイした人にはゲーム本編を追体験出来る一冊となっている。ゲームプレイ中は戦闘や謎解きに頭を使い、また、ほとんど映像に意識が向いてしまい見落としていた

    0
    2025年11月29日
  • サイレントヒルf

    Posted by ブクログ

    面白そうなゲームだなぁと思っていたら、小説が発売されることを知ったので、ゲームやらずに読んだ人間の感想です。

    一応楽しめたものの、ゲームをやっておいた方がもう少し感情移入出来たというか、納得出来たのかな?という感じ。

    ゲーム遊んだら再読しようかな。

    0
    2025年11月24日
  • サイレントヒルf

    Posted by ブクログ

    ホラーの分野に挑戦してみたくて手に取ってみた。

    この作品、ボリューム半分に落とせなかったか?
    特に後半に行けば行くほどオイラには「⁇」だった。
    この分野のオイラの経験不足?

    みなさんはどう読むだろうか。

    0
    2025年11月23日
  • ひどい民話を語る会

    Posted by ブクログ

    第一部がお下品過ぎて怯みそうになったけど、そこは博識な方々たちの含蓄あるトーク力でサクッと楽しく読み終えた。紹介されていた松谷みよ子さんの著作読んでみたくなった。

    0
    2025年11月17日
  • ひどい民話を語る会

    Posted by ブクログ

    子供の頃に聞いたことある民話もあって
    確かにひどいな…って思いました。
    コーヒー片手に読む本じゃあない!

    0
    2025年11月16日
  • こわい話の時間です 部分地獄

    Posted by ブクログ

    子供向けなのですごくさらりと読めてしまう。短編なのでいきなり怖さを出してくる感じがよい。バッドエンド多めなのもよい。

    0
    2025年09月14日
  • こわい話の時間です 部分地獄

    Posted by ブクログ

    【収録作品】
    黒史郎 「えんまさん」
    太田忠司 「おはよう、アンちゃん」 
    加門七海 「青いコップ」 
    井上雅彦 「きれいずかん」
    斜線堂 有紀 「部分地獄」 
    宇佐美まこと 「おやすみ、ママ」
    澤村伊智 「靴と自転車」 
    芦沢央 「ログインボーナス」 
    宮部みゆき 「よあるきのうた」

    0
    2025年09月06日
  • 貞子VS伽椰子

    Posted by ブクログ

    映画を見てから原作を読みました。ほとんど映画と内容が異なり、映画では法柳さんのシーン(白目で暴走)がとても良かったが、原作は違い、出番も少なくて残念でした。もう少し出番を増やしても良かったかなと思いました。

    0
    2025年05月28日
  • 夜は一緒に散歩しよ

    Posted by ブクログ

    時間軸が現実、過去を行ったりきたりするから、本で読んだ方がいい。スッキリ理解して話についていくことができなかったけど、おわりかたはまとまっている、

    0
    2025年03月16日
  • 川崎怪談

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、川崎市のいろんな地域に伝わる怪談・奇譚をあつめた本。

    川崎市は私にとって身近な地域なのですが、本書にあるようなお話はほとんど知りませんでした。

    身近なところの話ということで、どの話も興味深いものでした。また、それぞれの地域にそれぞれの歴史があるんだなと、怖さよりも感慨深いものを感じます。

    自転車で行けそうなところも取り上げられたりしていたので、暇なときに紹介されている場所に行ってみようと思います。

    0
    2024年05月06日
  • かくされた意味に気がつけるか? 3分間ミステリー

    Posted by ブクログ

    ショートなお話なので気軽に読めるし、3分間という短い時間で読めるから飽きない。
    意味を探しながら楽しく読める話!
    他の話も全て面白い、ミステリーが好きな人は絶対ハマる!

    0
    2024年03月03日
  • マシカクショートショート 開けてはいけない

    Posted by ブクログ

    面白かった。ホラーと怪談のショートストーリー。その短さゆえ読み飛ばしてしまうきらいがあるけれど膨らませればとても読み応えのある短編集になったと思う。

    0
    2023年12月24日
  • マシカクショートショート 開けてはいけない

    Posted by ブクログ

    本自体も真四角で凝っている。短編のホラー、閉じ込められたり、吸い込まれたり、開けてはいけないもののオンパレード。なかなか面白かった。

    0
    2023年07月01日
  • 川崎怪談

    Posted by ブクログ

    川崎市にまつわる怪談話を集めてまとめた一冊。毎話特にオチがある訳ではなく、もやもやした表現で終わるので、それが余計に不気味さを引き立たせる。

    0
    2023年06月08日
  • 実話怪談 黒異譚

    Posted by ブクログ

    現代のエピソードと土地に伝わる昔話がサンドイッチ構造で語られるのが特徴の怪談本。
    昔話パートでは実話怪談にはめずらしく区や町の名前まで出ており、ごく身近なエリアのエピソードが登場したこともあって興味を惹かれた。
    現代パートも嘘くささが少なく、「本当にありそうだな」と思える話が多かったが、そのぶんおどろおどろしさや恐怖成分はやや少なめだった。

    0
    2023年11月12日
  • てのひら怪談 こっちへおいで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    わずか、800文字以内で書かれた数々の怖い話達。それは、両の手のひらに収まるほどの小さな話ですが、途方も無く怖い話達なのです。あっという間に終わってしまう、短い話だからと油断していると、痛い目をみますよ。

    ***

    発売前から気になっていた一冊。ポプラ文庫、MFダウィンチ文庫を経て、ポプラキミノベルへと様々な本を渡り歩いているこちらの人気シリーズ。現在も第一線で活躍しているホラー小説作家、怪談作家が集まり織りなしていく。800文字以内、原稿用紙に換算してわずか2枚という短い物語たちであるが、流石、そうそうたるメンバーである。何とも恐ろしい物語がつづられていた。
    純粋に怖い話、不思議な話、意味

    0
    2022年07月03日
  • てのひら怪談 こっちへおいで【試し読み】

    購入済み

    考えられている作品

    この作品の一番のウリは、話ごとに読むページの数が少ないことで、短時間で読者に不思議なイメージや経験を与えられる、という点だと思います。必要以上の装飾や余計な飾りは省くことで、自ずと物語の本質に迫れるという特長からは、児童書を読む比較的年少の子供たちにとって情緒を発達するうえで役に立つ面があって良いと思いました。

    #怖い #タメになる

    0
    2022年07月01日