黒史郎のレビュー一覧

  • 幽霊詐欺師ミチヲ3 時計仕掛けのファンタスマゴリア

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    カタリとミシェルの過去が垣間見えたお話。そして最後はミチヲとマミコさん、大団円。途中から登場したイチマツちゃんがミチヲになついて、ミチヲの膝に座っているのを想像すると、可愛らしいと思った。まさか最後イチマツちゃんがあんな風になるとは思わなくて、思わず笑ってしまった。 公にはされてないみたいですが、完結してしまったのか作者さんに伺うと、違う方面からのミチヲなどまだまだ続くようなので、そちらも楽しみです。

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    2021年05月08日
  • 幽霊詐欺師ミチヲ2 招かざる紳士淑女たち

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    前巻に比べてコメディレベルが高かった。そして、新しいキャラも出てきて賑やかになってきた。スケキヨの関西弁はかなり強烈である。っそして、新しい登場人物の中には、カタリさんの苦手な方も。カタリさんが苦手なだけあって、カタリさんよりも一癖二癖ある。マミコさんのヒロイン度も上がって、面白かった。

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    2021年05月08日
  • 幽霊詐欺師ミチヲ

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    その場面場面が想像しやすい文体で、読者を引き付ける感じで面白く、一気に読み終えてしまった。想像しやすい分、要するに表現がリアルだから、ホラーストーリーであるのでグロテスクな部分がやけに生々しい。が、グロテスクな表現が大丈夫な人であれば、主人公とサブキャラの掛け合いも面白いので、オススメ出来る一冊だった。カネコのキャラ性がなかなか良いと思う。犬なのに。

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    2021年05月08日
  • 異界怪談 暗狩

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    いつものように楽しめる世の中に怪はいくらでもあるなと感心する。
    他人事なので楽しんでいられるが巻き込まれたらたまらない。その手の才能がなくて本当に良かったと思う。

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    2021年03月27日
  • 未完少女ラヴクラフト 2

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    1巻の様にきれいにまとまってくれると良かったが、今回は3巻へ続く形となってしまった。黄衣の王との戦いがどうなるのか楽しみすぎるので、早く次の巻が読みたい。
    新たなキャラクターのビアスの批評がなかなか辛辣で素晴らしい。こんな風に作品を評価できるようになってみたいものである。いや、だめか。
    非常に猫愛にまみれた話だった。正直たまらん。
    ただ、「にゃごーん」のような猫の声をあえて文章に入れるのはどうかと思った。ただでさえラヴの猫好きで可愛くなってしまっているのに、「にゃごーん」のおかげでブバスティスの怖さがさらに薄らいでしまっている。
    禍々しいところは禍々しく表現してほしいな。おそらく挿絵が入ってい

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    2014年06月10日
  • 未完少女ラヴクラフト

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    ラヴクラフトな表紙に惹かれて買っただけだったんですが、あたりでしたw
    内容に関してはラヴクラフトオマージュなラブコメか何か程度にしか思ってなかったので、内容が割りとしっかりとしており読み応えもあったのは予想外でした。
    ただラヴクラフト作品を一つでも良いので読んでからこちらの作品を読むべきです。私もこの本を読むために1冊くらいはとラヴクラフト全集1巻をちょうど積んであったで、それを読んでから読みました。
    実際には固有名詞に見覚えがあるな程度で読んでただけですがw

    個人的に驚いたのはジェンキンの容姿でしたw
    本屋で買った時点でカバーを掛けてもらっており、イラストをちゃんと見てなかったので、文章か

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    2014年01月20日
  • 未完少女ラヴクラフト

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    ラノベの体裁をとってはいるが単なるパロではなく、正しく暗黒神話の精神を受け継ぐ作品である。

    卒のない萌え描写を、要所に配置したりする目配せは心憎い。
    全体としては若干散漫な印象であり、主人公を直球で強くしてしまったあたりは少々残念である。

    が、全編を通して流れる、物語を愛する人、そして物語を紡ぐ者達への敬意と愛が溢れているのは大変に好感が持てた。

    もしあるのであれば、続刊に期待したい。

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    2013年02月10日
  • 未完少女ラヴクラフト

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    ネタバレ

    続きを読みたい。
    御大を美少女にするとは、邪神が美少女とか荒唐無稽ロボットどころじゃない。
    クトゥルフ神話の単語や固有名詞を知っているとニヤリとさせられる。

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    2013年02月11日
  • 未完少女ラヴクラフト

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    よくある美少女化ラブコメと思いきやそういう展開はほぼなし。主人公の惰弱な青年(あらすじでは少年だけど19は青年ではなかろうか)カンナくんの、行きて帰りし物語。
    ページ下部に解説がついてクトゥルフ初心者にも優しい作りです。

    私、クトゥルフは 窓に!窓に!とかニャルラトホテプとかヨグトヨースとか旧支配者 などのキーワードしか知らないんですが、そしてだいたいみんな発狂したりして終わる話なんだと思ってたんですが。そうでもないのかしら。ネアさんお気に入りの「闇に囁くもの」読んでみよう。

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    2013年02月08日
  • 幽霊詐欺師ミチヲ

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    グロい。グロいけどちょっとクスってなる。表紙のイラストが綺麗すぎて少しイメージと違うのですが、面白かったので続きも読みたくなります。漫画にしてみても面白いのではないでしょうか。

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    2012年11月27日
  • 幽霊詐欺師ミチヲ2 招かざる紳士淑女たち

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    ネタバレ

    ミチヲがまた色々やっちまってるなぁ…
    暴走気味なミチヲの詐欺はたまに大丈夫か心配になります。
    どんなにグロテスクな容姿の幽霊でも、ちょっとした仕草の表現がめっちゃ可愛らしく思える時がある…不思議です。そしてカネコの匂いの描写にゔっとくるものがあります。どんだけ臭いのカネコ。

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    2013年03月06日
  • 幽霊詐欺師ミチヲ3 時計仕掛けのファンタスマゴリア

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    ネタバレ

    怒涛のエンディングだったけれど、ちゃんと丸く(?)収まりましたっ!
    何気に登場人物増えながら、一冊2話ずつで、6話完結なのに、物凄く長い話に感じました。久々に満たされました。最終巻はカタリさんがあまり稼いでなかったけど、気にならないくらい面白かったです。
    カネコと市松ちゃんに癒される最終巻でした。

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    2013年03月06日
  • 幽霊詐欺師ミチヲ

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    新しい!これは今までにない本。幽霊相手に詐欺っていうのが面白い。そして若干のグロさもあって楽しく読めました。

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    2011年11月07日
  • 井澤詩織の誰かに話したくなる怖い話

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    これを読んだ人の元に〜みたいな話はなかったので安心して読めます。伝聞または自分の経験の語り口で、人から怪談を聞いているような感覚で読み進められます。一話が短めなので、ちょっとした空き時間にも読みやすいですし、色んな作家さんが書いているので雰囲気も変わったりして飽きずに読めました。井澤詩織さんがドンッと出てますが、声優押しの本でもなく、怪談好きな方は普通に楽しめる本でした。

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    2025年12月08日
  • ひどい民話を語る会

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    【一言感想】
    学術的な価値は無いかもしれない民衆が作り上げてきた芸術作品

    娯楽の無かった時代に子ども達を楽しませる手段として先鋭化されてきた民話

    今も昔も子どもはシモネタを好む傾向があるのか、昔の民話では思いの外取り上げられているけれど、そういう作品は民俗学者から敬遠された結果遠ざけられた作品は多いそう

    「子どもが喜んで面白がってくれりゃいいか」で創作されているので、オチも無ければ謎が残ったままの話が多いが、キレイにまとまっていないから話として何度も聞きたくなったり、自分流にアレンジをしていくことで無数に民話が生まれていった側面もあるのだと本を読んで思いました

    民話をくだらない話だと切

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    2025年11月24日
  • サイレントヒルf

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    思ってた以上にゲームの内容に忠実だった。文字にするとゲーム中だとニュアンスがわからないところが、一度やっているからかもしれないが「そういうことだったのか」というところがチラホラあって良かった。

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    2025年11月20日
  • サイレントヒルf

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    ネタバレ

    とても話題のゲームで気になっていたけど、私はPS5持っていないので、こちらを読んだ。あらかじめ序盤やエンディングなどの動画を見た。
    概ねゲーム通りの印象を受ける。これって、つまらないように聞こえるけど、地の文でゲームの情景や不気味な雰囲気を出せているということだから凄い。
    文章も読みやすい。
    もっと細かく手紙を拾う、とか絵馬を集めるとかのゲーム要素は割愛。ゲームプレイしてね、ということかな。
    この本では、雛子と深水雛子のシーンが交互に来たりして、全く違う場所?でも主人公の記憶は繋がっている?と混乱する造りが面白い。
    女性のジェンダーに苦しむ姿を極端に描いた感じ。
    数種類あるエンディングもうまく

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    2025年11月14日
  • サイレントヒルf

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    サイレントヒルfプレイ済の人に向けたノベライズという感じで、ゲームの映像では分かりにくいところを補完してくれている。

    一方で風景の描写はあまり詳しくはないので、プレイしたことがない人には分かりにくいかもしれない。

    本書はゲーム本編の「静寂なる 戎ヶ丘」エンドのストーリーがコンパクトに分かりやすくまとまっている。文章は中編小説くらいの長さ。
    本編は雛子視点の一人称で進み、一部他の登場人物視点の話も挟まる。

    ゲームをプレイしていてストーリーが分かりにくいと思った方や、登場人物の心情の補完を期待している方にならおすすめ。

    ゲームストーリーと比較した追加要素は子狐と出会った回想シーンの詳細と各

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    2025年11月13日
  • サイレントヒルf

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    ゲームをできる環境がないんだけど、評判をSNSで見て気になっていて、しかも著者がよく読んでいる黒史郎さんだと聞いて買わずにいられなかった。面白かった。二つの話が並行して進むのか悪夢感があって、最後にはそういうことか、と。途中一度挟まる寿幸視点の時、文体が違ってて、わ〜好き〜〜〜となった。ラストのお手紙で胸がギュッとなった。バトルシーン読んでるとゲームやりたくなります。

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    2025年11月03日
  • マシカクショートショート 開けてはいけない

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    開けてはいけない箱、タンス、祠…
    人間は「してはいけない」と言われるとしたくなる生き物だ。禁忌と怪異をテーマにしたユニークなショートショート。

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    2025年10月15日