パオロ・マッツァリーノのレビュー一覧

  • 偽善のトリセツ 反倫理学講座
    物事の評価には行動と結果を見ようということ。善人による善意の押し付け、傍観者による偽善のレッテル張りよりは、具体的な行動が他人を救う。
  • みんなの道徳解体新書
    著者のツッコミを笑いながら読む本。
    でも、そのツッコミもかなり的を得ていて、
    そうだよな、と納得もします。
    いや本当、道徳の教科書、ひどいですから。
  • みんなの道徳解体新書
     本のタイトル通り、学校で習っている道徳をパオロさんなりに解体(実体を明らかにした)した本です。
     著者はこの本の最後に、結論として、どのような道徳を教えれば良いのか書いています。
     道徳ってなんだろう?って考える人にはうってつけの入門書であると思います。
     私がおもしろいと思ったのは、第8章 命の...続きを読む
  • 歴史の「普通」ってなんですか?
     10年あれば伝統になる、とはどこかで聞いた言葉。その言葉を一種立証しているのが本書。

     まぁ、いかに「昔はよかった」がいい加減なのかがよく分かる。結局イメージ先行で、それに酔っているだけなのだろう。

     特に、目黒もらい子殺人(20人以上)事件とそれに群がる群衆という構図は、人の業の深さをまざま...続きを読む
  • 反社会学講座
    いわゆる常識と言われているものごとに反する事象を拾い集め、常識を疑う視点を読者に与える。歯に衣を着せぬ語り口で親しみやすさもあり、読みやすく面白い。
  • 世間を渡る読書術
    42+3本のお悩み相談&その症状に効く本の紹介。各章が短いのでスルスルと読める。江守正多『地球温暖化の予測は「正しい」か?』と山本弘『“環境問題のウソ”のウソ』などのような相反する本が並べて紹介されていて面白い。紹介されている本が若干古いものが多いような気がするけれど、そこはそれとして、読みたい本が...続きを読む
  • つっこみ力
    あいかわらず茶化した語り口を持ち味とするパオロ氏。しかし、どれだけ話し方がふざけていても、主張の根拠は徹底的にデータに立脚して説得力がある
    。冗談は冗談とわかって読まないといけないが、そのへんのエッセイよりよほど確からしさがあるんじゃないかと思う
  • 誰も調べなかった日本文化史 ──土下座・先生・牛・全裸
    土下座のところで、突然マレーシア、ルングス村の人の話が出てくるのは笑った。豚か山羊を相手と祈祷師に送るんだってさ。日本は誠意=謝罪+誠意、というわけのわからない公式があるとの主張をするための前段が突拍子なくて面白い。
    他にはビックリマークを濫用する広告の下りも面白かったなぁ。
    全体を通して楽しく読め...続きを読む
  • みんなの道徳解体新書
    ツッコミが的確で、テンポも良いので、するする読める。
    「教員」という立場からしか道徳を考えたことがなかったけれど、普通の(?)大人が考えると、確かに変な事も多いよなあ。大学の時は感じていたはずなのだけれど。忘れていたことを思い出させてくれた。
    正直、この分量で語り尽くせていない部分や、ぶん投げた感じ...続きを読む
  • みんなの道徳解体新書
    こういう風に考えて、道徳の授業をつくっていけばいいと、わかった。スゴくステキなことに、気がついた。すべては、多様性を認めるところから、始めていこうと思う。
  • みんなの道徳解体新書
    絆が大切とか
    みんな友だちとか
    周りのたくさんの人たちの「正解」に飲まれそうになったとき、ぐっと引き戻してくれる本。

    ひろき、目を覚ませ!
  • 反社会学講座
    内容(「BOOK」データベースより)
    少年の凶悪犯罪は減ってるし、少子化になっても日本の社会はなんともない。昔の日本人はちっとも勤勉じゃなかったし、日本のお役人はふれあいが大好きだ…社会学を超えた「反社会学」で見れば、世の中はこんなにおもしろい!学問とエンターテインメントとお笑いを融合させ、業界を震...続きを読む
  • 「昔はよかった」病
    「昔はよかった」と過ぎ去った昔をやたら美化し、現代を批判する輩に、データや過去の文献を使って、いかに現代の方が昔より良いかを論破している本。取り上げられているのは、「火の用心」、「日本の治安」、「クレーマーの歴史」等々。特になるほど、と思ったところは「~振り込め詐欺は、悪質なものだけを見せしめに取り...続きを読む
  • 誰も調べなかった日本文化史 ──土下座・先生・牛・全裸
    厚切りジェイソンも舌をまくほど、日本文化の疑問を滅多切り。思わず日本人すらも「Why Japanese people?」と叫びたくなる。ただし笑いたくても笑えないネタも多いが。
  • 反社会学講座
    自分自身も大学で社会学に手を染めたクチなので、非常に面白く読めた。

    大学の時分に本書を読んでいれば、もうちょっとましな研究ができたかもしれない。

    本書にあるように、結論ありきでデータを集め、捏造とまでは言えないものの、歪んだ論拠を作り出している社会学者は後を絶たない。

    社会学者に限らず、経済学...続きを読む
  • つっこみ力
     新聞やテレビなどのメディア報道はそれぞれの思惑で情報を選んで放映しているし、何かいろいろの論の根拠となる「データ」なるものも、おしなべてなにかの意図を持って作られているんだよ、という所謂メディアリテラシーとデータリテラシーについての話。
     で、その「意図」にたいする「つっこみ力」という一冊。作者...続きを読む
  • 反社会学講座
    本書によると社会学者とは―自分の考えた仮説を結論として導くために都合の良いデータを使い、都合の良い結論を導く学者―としている。
    本書は一般的にマスコミやらが「こうだ」と言っていることをデータを元にして反論している。半分は冗談のようで、皮肉とユーモアに溢れている。
  • つっこみ力
    言いたいことを
    全部言ってくれたような気がして、
    スカッとしました。

    権威ある人に押され気味で、
    一般人の視点が萎えてきて、、
    当たり前のことが通用しない集団に対して、
    疎外感を感じている方に、
    ぜひおすすめです。
  • 続・反社会学講座
    前作よりパワーアップし、オムニバス映画を観るような妙な昂揚感とともに一気読み。言うほど棘はなく、シモネタもなく、実に健全な文章。社会学という文系?学問だけでなく、是非工学系でもこのタッチの文章が読みたいと切に願う。マニアックになってしまうだろうが・・・。
     子供、勲章をネタにしたものが特によかった。...続きを読む
  • 反社会学講座
    こういう本を読んで考え方のバランスを取る。久々名著。大学の授業もこんなのが開講されればもっと興味持てたと思うよ。