パオロ・マッツァリーノのレビュー一覧
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作家のホームページをたまたま見て、え?出てたの文庫が。ということで、本屋に買いに行きました。
相変わらずの
ニヤリとしてしまう前降り
問題定義
目新しい視点での解決策
プッと笑いをさそう見事なオチ
には、ハズレなし。
短編なので、名作反社会学と比べると内容が軽い感じは否めない。Posted by ブクログ -
なかなかに面白い本です。基本は、データをしっかりと調べて自分のアタマで判断しよう。ということだと思いますが、扱うテーマも幅広く、風刺の効いたまとめ方といい、とっつきやすくてタメになるという系統でしょうか?普段、このような内容を読まない、気にしないような人が読むといいんでしょうね。Posted by ブクログ
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切り口は面白い。
語り口調がラフで個人的には読みやすく感じました。
しかし、裏表紙の著者の紹介欄までふざけているので、著者が一体何者なのかが未だに理解出来ていません。
あえて身分を伏せているのでしょうか。
論理やメディアリテラシーも大切かもしれないけど、「わかりやすさ」の方が大切ですよね!この本...続きを読むPosted by ブクログ -
陽気なイタリアーノ、パオロ氏の続編。今回も楽しく読ませてもらった。そうなんよねー、何でこうなんだろ?という点が多く、また、俺もそう思っていたという記事も多く、色々興奮。自転車置き場など、実際に変化していることもあるのが今回の特にいいネタ。今後もっと変化していくと良い。
氏の提案は、外国人視点の典型...続きを読むPosted by ブクログ -
全編に散りばめられた笑いは冴えてるし、
データに基づいて述べられる論理も冴えています。
だんだんとしつこくなってきて、
こじつけっぽく、独善的に感じることもありますが、
そもそも、社会学はそういうものだという
筆者の主張からすれば、
うなずけます。
結局、社会について、
少し明るく...続きを読むPosted by ブクログ -
世の中のなんちゃって社会学によって醸し出される「空気」に対して「水」をさし、おちょくった本。「最近の若者は・・・」とか「少子化が・・・」とか「ゲーム脳が・・・」そういう胡散臭い議論を穿ち、リセットボタンを押してくれるような本。
誠に痛快ではあったが、それで著者を絶賛するようでは、「戯作者」を名乗る著...続きを読むPosted by ブクログ -
私が違うジャンルをものを学びたいと思ったときに、大事だと思うのが、その学問に反感を持っている人間の意見を聞くことだとおもう。
なぜならば、それを知らなければそのジャンルの事を鵜呑みにするだけで、それの反対意見を聞き取ろうと努力しなくなるような気がするからだ。
この「反社会学講座」はタイトルの通り、社...続きを読むPosted by ブクログ -
自分はボケかツッコミかでいうと、明らかにツッコミです。
更にツッコミを鍛えたいと思って買った本ですが、予想していた内容とはかなり違いました。
それでも、これは面白かったです。
笑いの効用、ツッコミを入れることのメリットを詳しく書いていて
「人は正しさでは動かない。面白さで動く。」
「ツッコミは全面...続きを読むPosted by ブクログ -
世間で語られる常識を疑い、コミカルタッチで再度検証する。
どれだけ、「世間」はあやふやなものなのか。そんな「世間」に振り回されていいのか?
日常で世間体を気にしてしまいがちな自分に、「そんなの気にするな!」と嗤いで背中を支えてくれる一冊。Posted by ブクログ -
「反社会学の不埒な~」の文庫版。今買うなら確実にこっちの方がお得。
まず「反社会学講座」から入り、続きが読みたかったら本書を手に取る、という流れが無難でしょう。著者の経歴というか前作の位置づけから考えると、デビュー作がピークになってしまうのはある程度仕方ないのでは。Posted by ブクログ -
今回もキレてますねー。
攻撃的ですねー。
ですが面白い。複雑な統計の話とかはないんですが,統計的な数値の増減とかをキッチリといろんなデータと照らし合わせていくのってやっぱり大事なんでしょう。
内容的にも面白いんだけど,なんだか今回のは攻撃的な印象が強くって,少々後味が悪いところもなきにしも。
なん...続きを読むPosted by ブクログ -
前作の続編
自分は絶対安全圏にいるくせに、大衆をこき下ろす学者さんをボロクソに叩いております
マクロな見方だけじゃ、ミクロは決して救えないんだな
Posted by ブクログ -
世の中の「常識」だとかマスコミが嫌いな人は大いに楽しめるはずです。学問的なリテラシーを用いた、壮大な無駄・・・ではなく、メディアに騙されぬための心得帳か。単純にエンターテイメントとしても楽しめる良本。Posted by ブクログ
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論語読む前に読んでよかった。盲信してしまうところだった。歴史上の人物が神格化されがちなことを念頭に、伝記ものなどを読まなければと思った。昔に会社の研修で、大学小学ってのをやったのを思い出した。内容はもう覚えてないがPosted by ブクログ
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クリティカルシンキングで、思考の憑きもの(屁理屈や論点のすり替えなどが多かった)について一つ一つ考慮し、排除していけるようになろうよ、というコンセプトの本だと捉えました。
しかし著者の感性にわたしが追いつけず、屁理屈をずっと捏ねられてる感じがしてしまい、この評価にしました。(そういうコンセプトの本...続きを読むPosted by ブクログ -
確かに13歳からでもわかりやすいと思う。全体的に冗談を含めながらかかれており、楽しみながら読めると思う。16歳の僕にとっては少し内容が薄かった。Posted by ブクログ
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痛烈なる孔子観への批判が面白かった。
孔子がどうのこうのという訳ではなく、論語を用いた社会の孔子に対するイメージがおかしいという著者の意見がしっかりと明記されており、読んでいてとても面白い。
実際がどうであったかどうかは正味分からないところが多いが、歴史的に不明確な所から話が盛られているのではと...続きを読むPosted by ブクログ -
Twitterかなんかで見たから買って読んでみた。道徳の教科書の話を否定していく話。
なぜ人を殺してはいけないのかみたいな話してた。大人は人を殺してもいいと思ってるみたいな話。納得できる部分とそうでない部分があった。Posted by ブクログ