宮澤伊織のレビュー一覧

  • ウは宇宙ヤバイのウ!〔新版〕

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    SFスラップスティックコメディですね。以前ラノベとして発表された作品の新版とのことで、主人公が男から女に変更となっているらしいです。百合要素があったり、主人公の船がアイロニックなキャラだったり、偉い人がロリ体系になってたりとお約束満載ですが、お話のテンポもいいし、ちゃんとSFだし、なかなか面白いです。
    こういうSF要素を満載したうえでスラップスティックに仕上げるのって、日本のお家芸な気がしますね。

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    2023年10月01日
  • 裏世界ピクニック 11巻

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    るなの異能はほぼ防御不可なところが非常に厄介。空魚と鳥子、2人揃ってようやく戦える相手というのがもうね、実にアレですね。そして汀さんはやっぱりアレ出身のお方…なんですよね?

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    2023年09月24日
  • Genesis されど星は流れる

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    今回のアンソロジーは読みやすい作品が多かったように思える。あくまでも個人の感想であるが、世界観をぱっと理解できる短編揃いなのだろう。個人的に印象に残った作品は2つ。「メタモルフォシスの龍」(空木春宵)は個人的にはあまり好きではないジャンルなのだが、恋に破れると蛇化する女性と蛙化する男性、特に蛇化する女性の描写が生々しくも切ないのが良い。「されど星は流れる」は系外流星を流星同時観測の手法で探索する物語。科学を一生懸命やる話は私の好物である。遠くにある流星の母星と少し離れた観測者の男女の物語が接触しそうでしなさそうな、流星が地球をかすめていくような感じでよい。

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    2023年09月04日
  • 裏世界ピクニック8 共犯者の終り

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    空魚と鳥子の百合小説。少し怪異は発生するもののメインは恋愛。色々な人に相談してという過程も皆独自の世界観があり面白い。
    沙月の件は片付いてるので、この後の展開はどうするんだろう。

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    2023年08月22日
  • 裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ

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    季節は秋。 裏世界探険にも快適さを求めるようになった二人は移動用に農耕機械を買ったり、お弁当を持ち込んでみたり。 しかし、裏世界からの脅威は確実に二人に接近していて・・・。 空魚と鳥子、対決の秋。

    裏世界からの確実な攻撃を受ける第三作、二人の関係性が大きく動いていく。。

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    2023年08月08日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    ややダウナーで人嫌いの紙越空魚と天真爛漫仁科鳥子の出会いは「検索してはいけないもの」が巣食う<裏側>の世界。 まだぎこちない関係性の二人が挑む怪異探険ファイル。

     怪異探険の命がけのサバイバル奇譚。 というよりかは鳥子ちゃんに振り回される空魚ちゃんの成長を百合百合しく楽しむ物語だと思う。 非現実の怪談の描写はもう少し頑張ってほしいと思う。

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    2023年08月08日
  • 裏世界ピクニック 7 月の葬送

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    うるまさつき

    またもや空魚の前に現れて、ちょっかいをかけて来たさつきに対し、ケリをつける為に動きます。

    今回でうるまさつきとの因縁に決着か!

    #ダーク #怖い

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    2023年07月11日
  • Genesis この光が落ちないように

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    ネタバレ

    どの話も設定が面白く、ワクワクしながら読めた。
    ◆天駆せよ法勝寺
    最初から世界観に驚愕させられ、そのままの勢いで最後まで読み切ってしまった。最後、大人が大人であるがため苦渋の選択し、それでも前へ進まないといけないのに対して、主人公の意識が子供から大人へと変わる様子が危うげながらも、頼もしく清々し感じられた。世界観は奇抜だけど、共感できる。
    ◆家の外なくしてみた
    扉や窓の外が家の中と繋がっている設定は四畳半神話大系と似ているかと思ったが、こちらはだいぶポップ。2人の会話が丁寧なのにテンポが良くて読みやすかった。
    ◆この光が落ちないように
    これも世界観がすごい。
    「感情は火と同じ。」と、感情の否定

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    2023年04月30日
  • 裏世界ピクニック 3巻

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    空魚の気持ち

    鳥子が冴月の話をしている時の空魚を見ていると、友だちが別の友達の話ばかりしている時の気持ちを思い出します。なんというか、複雑ですよね。まして視線を一緒に超えた無二の相手にされるとなると結構キツイかもしれません。この喧嘩別れみたいなところを乗り越えてもっと仲睦まじくしてくれると読者的には嬉しいです。

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    2023年03月19日
  • 裏世界ピクニック 2巻

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    距離が

    鳥子と空魚の距離感が少しずつ縮まっているのがとても良いです。一緒に仲良く飲んでたらいきなりやばいところに放り出されるとか。怖いですね。

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    2023年03月19日
  • 裏世界ピクニック 10巻

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    裏世界よりも現実世界で襲われた方がより日常を侵食されている感があって怖さが際立ちますね。結局カラテウーマンの物理で解決したので、サンヌキカノにはどこか残念感が漂いましたが。そして登場の潤巳るな。これから色々引っ掻き回してくれる相手ではあるが、一応彼女もあれの被害者とも言える。

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    2023年03月14日
  • 裏世界ピクニック8 共犯者の終り

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    裏世界における脅威だった閏間冴月とも決着がついたということで、次に決着をつけなければならないのは2人の関係。恋人と共犯者、お互いに考える関係性の解釈が一致したことは良かったが、まさか行き着くところまで行き着くとは。

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    2023年02月28日
  • 裏世界ピクニック8 共犯者の終り

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    今回は空魚と鳥子の内面が掘り下げられた巻。複雑な感情の重なりを読みやすく丁寧に描いていてさすがだなと。
    そのぶん裏世界での冒険が少なかったのは残念。そこは次巻に期待したい。

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    2023年01月28日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    いや。
    ラノベなんだが。
    力のある人がラノベ書くと、面白い。
    怪談と、SFのコラボ。
    続きかあ。
    面白い。

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    2023年01月25日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    ネタバレ

    裏世界=恐怖関数という設定と、人間の持つ恐怖への特性を通じてアクセスしてくる何かのネットロアを通じた表現が良かった

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    2023年01月03日
  • Genesis 一万年の午後

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    日本人作家によるSF短編アンソロジー。様々な味わいのある作品を楽しめる。読者ごとに好みがあるので、すべての作品を面白いと思う人はそう多くないと思うが、これから好きになる作家出会う良い機会になるだろう。私の好みは、「イヴの末裔たちの明日」(松崎有理)と「生首」(倉田タカシ)の2作品。前者はAIが仕事を奪った結果、治験のアルバイトにたどり着く、どこかユーモラスな作品。後者は生首が現れる現象がホラーチックであるが、なぜか笑いたくなる作品。なんだ、私は笑える作品が好きなのだろうか。今気づいた。

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    2022年12月21日
  • 裏世界ピクニック 1巻

    購入済み

    空魚みたいな子は

    ひょんなことから出会った二人の共犯者が、知らない世界を冒険するお話。時にミステリアスで、時に不気味で、でもどこかさわやかな不思議な感覚に陥る漫画です。読者視点となる空魚は割と人間関係の構築が苦手で、八つ当たりをしてしまったり自己嫌悪に陥ったりと、落ち込んだりしてしまいます。でもこういう人間味のあるキャラがいてくれることでとても物語に没入できるし、これからの人間的成長にも期待がでいます。頑張れ空魚。

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    2022年12月04日
  • Genesis この光が落ちないように

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    一つ一つが癖のあるSF。
    「風になるにはまだ」は、この短編集を読もうと思ったきっかけだった。人の意識をアーカイブ化する技術は新しい哲学を生む土壌だろう。果たしてどこまでが自分なんだろうか?データは欠損しないのか?いつまで持つのか?色々考えると面白い。

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    2022年11月19日
  • 裏世界ピクニック 9巻

    ネタバレ 購入済み

    空魚も鳥子も

    前回に引き続き『コトリバコ』編。
    そして『ヤマノケハイ』が今巻の主な内容。
    そして『サンヌキさんとカラテカさん』の始まり辺りまでが今回の収録内容。

    しかし、空魚も鳥子もメンタル異常だよね…
    良くもまあシニカケタ直後に…

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    2022年09月27日
  • そいねドリーマー

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    ネタバレ

    色々忘れた頃に読み直したら、これ最初に思ってたのと全然違う話だったんでは、て思えてきて面白かった。

    最初はちょっとスリープウォーカーまわりがむずがゆく感じたけど、途中から良い意味で様子がおかしくなってきて、わりと唐突だけど楽しかったな、楽しく浅瀬で遊んでいたら沖に流されていて帰れないような手触りがけっこうハラハラしたな、
    くらいで読み終わったのが、
    2回目で、これ全部ひつじがキャリアか睡獣かだったことが原因で、山羊の男が警告した通りに夢と現実が裏返った・なんなら沙耶が夢の中で追いかけたり「なぜ置いていったの」言われたりしてた相手も何回か裏返ってきたひつじだったんじゃないの、
    というか何なら今

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    2022年06月25日