宮澤伊織のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
裏、裏、裏、裏金、裏金議員という今はやりのワードではなく、裏世界、反社の裏社会ではない裏世界へピクニック感覚でチョコッと行ってはすぐ戻って来る世界のお話(これこそ今はやりの異世界転移・召喚ものの走り)。
今回はもう第13巻になるのだが、このシリーズの書評を書くのは初めて。一応、第1巻から全巻所有しているのだが、コミックスということで第1巻から一気に読むことがないよう抑制している。なぜなら一気に読むのは実に簡単な事なのだが、書評の方を13一気に作成するのは至難の業だからである。今回試しに最新刊の第13巻の書評を書いた上で、他の巻も読み進めていこうと考えている。ちなみに、対応する原作は第4巻のフ -
Posted by ブクログ
裏世界や異界に行ってしまうという舞台の物語はいくつかあると思うのだが、それが2ちゃんねる(現5ちゃんねる)などで流行っていたネットロアの数々ってアイデアはなかなか面白い。
あ、八尺様か! くねくねじゃん! きさらぎ駅か! と、かつて震えながら読んでいたネットの都市伝説の数々が懐かしさを持って現れてきたのが、妙に嬉しかった。
そして当然物語はホラーな展開を迎えていくのだが、そんな展開を和らげるような二人の主人公の百合関係(そう言っていいのかわからないが)も、微笑ましくて良いスパイスになってる。
さすがに現段階で8巻もあると読むのが若干億劫ではあるのだが、ライトノベルだから仕方がないか。 -
-
Posted by ブクログ
今回のアンソロジーは読みやすい作品が多かったように思える。あくまでも個人の感想であるが、世界観をぱっと理解できる短編揃いなのだろう。個人的に印象に残った作品は2つ。「メタモルフォシスの龍」(空木春宵)は個人的にはあまり好きではないジャンルなのだが、恋に破れると蛇化する女性と蛙化する男性、特に蛇化する女性の描写が生々しくも切ないのが良い。「されど星は流れる」は系外流星を流星同時観測の手法で探索する物語。科学を一生懸命やる話は私の好物である。遠くにある流星の母星と少し離れた観測者の男女の物語が接触しそうでしなさそうな、流星が地球をかすめていくような感じでよい。