宮澤伊織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文庫版の購入にあたり再度読み返したら、内容を殆ど覚えていたので僅か一日で読んでしまった。名作というのは記憶に深く残るもの。また時間をおいて読み返しても良いくらいの質の良さ。続編を望む声も多いが、私としてはこれで匂わせ完結でも良いと思っている。完成度の高い作品なので宮澤伊織の金字塔として後世にも読み継がれていくべきもの。ネタ切れになった時点でどうすればいいのかは作者本人が考えることだが、他の作品群(裏世界ピクニック・ときときチャンネル)が絶好調なので、再開はだいぶ先になるだろう。その時まで私は生きているだろうか。それが第一の問題だ。
文庫版追記でも触れられているが、ロシアのウクライナ侵略戦争はまだ終わっていない。最近では北朝鮮兵士が最前線に送られて弾避けに曝されている。壁好きガイキチ・テトリストランプがすぐに戦争を止めると豪語しているのでその手腕に期待したい。叢書が出て以降、ガザ地区への攻撃が新たに発生した。壁好きガイキチ・テトリストランプ政権下ではとても収まるとは思えない。宇宙人が地球に襲来し、それに対して全世界が一丸となって一致団結して纏まって戦えば良いのかもしれないが、地球が負けて侵略されたら元も子もない。人間の戦争はやられたらやり返すの連続、この場所を自分のものにしたいと言う欲望が人類の歴史を作ってきた。この感情を無くするウィルスをどこかの製薬会社が作ってよ・・・そんなことしたら平和にはなるけど人類の繁栄にブレーキがかかってしまう。でも、そんな未来でも良いかもね。プーチンチン・臭菌屁萎・ネタ煮え腑の自然死を待つしかないのか。ゴルゴは架空の人物であることが既に証明されている。全ては時の神様に委ねるしかないのだろうか。そんな夢みたいなことを考えながら平和を願っている。本書の続編が出る頃には戦争が世の中から無くなっていれば・・・そんな訳ないか。 -
ネタバレ 購入済み
一気読み
少し怖かったけど、面白くて一気読みした。裏世界ならではの恐怖のなかにも、空魚たちの人間らしさで笑えるところもあって面白かった。るなの話もとてもよかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ表紙に惹かれて本を買いましたが、内容も物凄く面白く買って良かったなと思っています!
夢がテーマの作品なので作中で頻繁に夢の描写が出てくるのですが、それが実際に夢に見そうだなというリアルさと、読んでいてわくわくするような物語的ファンタジーさが融合していて、凄く読ませる文章だなぁと思いました。
初めの方は章の導入の1、2文を読むだけで「あ、これは夢の中の出来事だな」と思えたのが、後半になるにつれて読者側も登場人物と同じく、すぐに夢の話なのか現の話なのか判断するのが難しくなっていく所も、物語に没入できて良かったです。
あとはなんといっても沙耶とひつじの関係性が良いです!!
夢の中でだけは恋人として一緒にいられるのに、現実に戻った時には愛しい気持ちが泡のように消えてしまって、気まずさだけが残っている…
沙耶の戸惑いとひつじが拗ねる気持ち、どちらもめちゃくちゃ伝わってくるのですが、全然噛み合わない二人の気持ちにゔゔゔ…なんでぇ…?となりながら読みました…(まあ沙耶が困惑するのも、自分の気持ちを言わないひつじの事を沙耶が慮る事ができないのもそりゃ当たり前だよな…とも思うのですが…)
少しずつ、本当に少しずつですが沙耶がひつじに歩み寄っていく所が良かったです。
ひつじ…良かったね…
他の主要メンバーの蘭、翠、カエデとのやり取りもめっちゃ良かったです!
沙耶とひつじを迎えに行かないと!って3人娘が思っている所、確かな絆を感じてジーンとなりました。
結局、ひつじの正体は人じゃないって事なんでしょうか…?睡獣…?全ては沙耶をひとりじめするためにひつじが仕組んだ事だった…とか…?
こういう風に私は思っているのですが、答えが知りたいので続編欲しいです…!
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ネタバレ 購入済み
面白かった!
アニメを見てから原作小説を読み追い続けてましたが、ついに完結………という訳ではなく、ひとつの物語が終わったって感じでした。次巻が凄く楽しみです!
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購入済み
短いけど面白かったよ。
ただ惜しむらくは迷宮キングダムってT-RPGのコミカライズだって事がどうもあまり宣伝されてないっぽい事と
(だから同名だったのに読み始めるまで半信半疑だった)恐らく3巻出る前時点で数字が悪くて
4巻で終わるから頑張って締めてねって担当さんから言われただろうなという感じの終わり方が…。
どう考えても王国に巣くう魔神→そのまま天使+悪魔の激戦2連やるとかペース配分がおかしいんですよね。
この作品を知ったタイミングと公式からのフォローが手厚かったらもうちょっと続いていたのではないかという
残念な所はありますが比較的綺麗にまとめてあるので読後感は悪くないです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今巻は、空魚と鳥子の関係が一歩先に進む話といった印象を受けました。副題の「共犯者の終わり」という言葉が示す通り、空魚と鳥子の〝共犯者〟という関係から脱却する話でした。
空魚は自分の事も関心が無く、鳥子への想いや感情も散々悩んで迷わないと結論が出せないのですが、それでもきちんと鳥子への答えを出そうと真剣に向き合っていて好感がもてました。最終的に2人の関係が恋人でも共犯者でもない、2人だけの特別な関係へと落ち着いて良かったです。
また、今巻に新たに登場したDS研所属の辻さんによって裏世界について別の視点が与えられた巻でもあると思います。裏世界が異界的な場所というだけではなく、向こう側の存在との接触の境界では無いかという視点や、UBアーティファクトがミニサイズの裏世界じゃないかという話が出て、その視点に驚かされました。
小桜さんが霞に影響されたり、空魚と鳥子がセックスの最中に裏世界にいたりしたのも、第4種接触者自身がインターフェースになっているという事なのかもしれないと思います。
空魚の目や鳥子の手がインターフェースになると分かった事で、次巻から更に冒険の幅が広がる事を期待してます。 -
ネタバレ 購入済み
空魚と鳥子の関係を表す言葉とは
深淵を覗く鵼は何を見て、何に晒されるのか、フロンティアは何処まで広がるのか、次巻以降に期待してしまいました。
共犯者という言葉で表現されてきた友人とも家族とも恋人とも異なる関係性で続いてきた空魚と鳥子の繋がり、本巻で遂に終りを迎える事になるのはサブタイトルからも明白ですが、新しい関係性はどうなるのか。
鳥子の言った共犯者という表現に、誰よりも親密な関係性を感じそれを崩したくない空魚、その先の関係性の発展を求めたい鳥子、求め合う関係性の向かう方向は似ていても言葉にすると解釈の相違から距離感を掴めなくなる二人。
UBLへのインターフェース以前に、二人の間のインターフェースを如何に摺り合わせるのか、これにより二人の関係が終焉するのか、より深い碧い世界に堕ちていくのか…