宮澤伊織のレビュー一覧
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ネタバレどの話も設定が面白く、ワクワクしながら読めた。
◆天駆せよ法勝寺
最初から世界観に驚愕させられ、そのままの勢いで最後まで読み切ってしまった。最後、大人が大人であるがため苦渋の選択し、それでも前へ進まないといけないのに対して、主人公の意識が子供から大人へと変わる様子が危うげながらも、頼もしく清々し感じられた。世界観は奇抜だけど、共感できる。
◆家の外なくしてみた
扉や窓の外が家の中と繋がっている設定は四畳半神話大系と似ているかと思ったが、こちらはだいぶポップ。2人の会話が丁寧なのにテンポが良くて読みやすかった。
◆この光が落ちないように
これも世界観がすごい。
「感情は火と同じ。」と、感情の否定 -
購入済み
空魚の気持ち
鳥子が冴月の話をしている時の空魚を見ていると、友だちが別の友達の話ばかりしている時の気持ちを思い出します。なんというか、複雑ですよね。まして視線を一緒に超えた無二の相手にされるとなると結構キツイかもしれません。この喧嘩別れみたいなところを乗り越えてもっと仲睦まじくしてくれると読者的には嬉しいです。
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購入済み
空魚みたいな子は
ひょんなことから出会った二人の共犯者が、知らない世界を冒険するお話。時にミステリアスで、時に不気味で、でもどこかさわやかな不思議な感覚に陥る漫画です。読者視点となる空魚は割と人間関係の構築が苦手で、八つ当たりをしてしまったり自己嫌悪に陥ったりと、落ち込んだりしてしまいます。でもこういう人間味のあるキャラがいてくれることでとても物語に没入できるし、これからの人間的成長にも期待がでいます。頑張れ空魚。
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ネタバレ 購入済み
空魚も鳥子も
前回に引き続き『コトリバコ』編。
そして『ヤマノケハイ』が今巻の主な内容。
そして『サンヌキさんとカラテカさん』の始まり辺りまでが今回の収録内容。
しかし、空魚も鳥子もメンタル異常だよね…
良くもまあシニカケタ直後に… -
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ネタバレ色々忘れた頃に読み直したら、これ最初に思ってたのと全然違う話だったんでは、て思えてきて面白かった。
最初はちょっとスリープウォーカーまわりがむずがゆく感じたけど、途中から良い意味で様子がおかしくなってきて、わりと唐突だけど楽しかったな、楽しく浅瀬で遊んでいたら沖に流されていて帰れないような手触りがけっこうハラハラしたな、
くらいで読み終わったのが、
2回目で、これ全部ひつじがキャリアか睡獣かだったことが原因で、山羊の男が警告した通りに夢と現実が裏返った・なんなら沙耶が夢の中で追いかけたり「なぜ置いていったの」言われたりしてた相手も何回か裏返ってきたひつじだったんじゃないの、
というか何なら今 -
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閏巳るなが作った宗教団体、その拠点の山の牧場。そこから裏世界に入り閏間冴月の脅威と対面した空魚と鳥子。その後、改めてDS研職員と牧場の調査に行くことに。そこで空魚は恐怖の再会を果たす。
前巻で閏間冴月と直接会いその狂気を目の当たりにした鳥子。冴月への執着が激減して、これからどう裏世界と関わっていくのかの分岐点となった今回。空魚と鳥子は単純に裏世界を探検を継続する選択をするが、楽しいだけじゃないのが怖い所。裏世界は今度は空魚をターゲットにするが、そこが絶妙だ。これまで1人だけの秘密の遊び場→鳥子の閏間冴月探しを手伝う→鳥子と裏世界探索を楽しむ+冴月捜索、そしてまた鳥子と裏世界を楽しむに戻った。こ -
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ネタバレ空魚と鳥子の裏世界探索も順調に進み、さらに農機AP-1を導入して探索の充実化をはかる2人。相変わらず裏世界案件に踏み入れたり、巻き込まれたりを繰り返す。
裏世界での移動手段も手に入って裏でどんな都市伝説と出会えるのかと思ったら、表の案件が裏世界関連という展開だった。
今回のヤマノケとサンヌキカノはこちらが何もしていないのに巻き込まれる系でリアルでも遭遇する可能性はないとは言い切れない。1巻の猿夢やチャイムの訪問者など万に一つの可能性が自分にもあると想像してしまう。ましてや空魚と鳥子のようにどちらかに何かあってもどちらかが冷静に自分の出来ることを考え対処出来るとは思えない。
一方、ウルミルナの最 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回も安定の面白さ。
シリーズ7作目だけど、飽きずに読ませる力量はさすが。
不気味な存在だった閏間冴月との決着。
葬儀、すなわち別れの儀式がもたらす効果。
空魚の大学での講義のシーンもよかった。
文化人類学のゼミでテーマを掘り下げていく様子はなじみがないから新鮮に感じた。
「そのテーマに興味を持った自分の情熱にも、同じくらい率直に向き合うべきかもしれない」
教授の言葉が、本巻の総合テーマにも思えた。
鳥子や茜理、夏妃、るなに対する感情に、空魚自身が率直に向き合おうとする。
人が人として存在し、かかわり、生きること。
空魚の生き方が変わっていくことと学問的興味とがリンクしていくのが面 -
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DS研とコトリバコ
今回は潤間冴月が所属していた団体、DS(ダークサイエンス)研が登場。
汀さんがようやく登場。
潤間冴月の手掛かりを求めDS研へ。
空魚と鳥子以外の第四種遭遇者、その有り様は悍ましい…
最早、『何か』としか言えない程に変質してしまった姿、生物と言って良いのか…
空魚と鳥子はあの程度で済んで本当に運が良い…
そして潤間冴月が残したノート、それを読んでしまった結果…
置き土産としては最悪のセンスだね、コトリバコとは…
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