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よき
話が進むごとにふたりの距離が縮んでいく感じがすごくいい。
空魚は鳥子のことしか興味ないけど、鳥子は空魚に世界を広げてほしいと思ってるこのお互いを想ってるのに重ならない感よき。
怖面白かったです
1巻に続き購入。内容も1巻同様、怪談と冒険と微百合要素がちょうどよく、最後まで楽しませてもらいました。個人的にはきさらぎ駅救出作戦と巻末の得点付録がお気に入り。裏世界を冒険もといピクニックする二人の今後が気になります
Posted by ブクログ
◼イントロ
宮澤伊織による百合ホラーSF第2作はサブタイトルからして素晴らしい。「果て」で「浜辺」で「リゾート」で「ナイト」とは。毎日決まった時間に出社して、面白くもない仕事を毎日こなすサラリーマンには憧れの単語がズラリと並んでいる。
ともかくそんな感じで、1巻で遭遇した米兵を助けに向かい素敵な一夜を過ごす(?)沖縄編「ファイル5 きさらぎ駅米軍救出作戦」「ファイル6 果ての浜辺のリゾートナイト」のほかに、空手家後輩少女になつかれる「ファイル7 猫の忍者に襲われる」、閏間冴月の手がかりを求めてDS研究所を訪れる「ファイル8 箱の中の小鳥」が収録されている。
◼空魚と鳥子
シリーズ2巻目となり、新しい人間関係も築かれ、空魚と鳥子の仲も深まってきた。だからこそ二人のすれ違いも明らかになってきたようだ。空魚は初対面の時に鳥子に言われた「知ってる?共犯者って、この世で最も親密な関係なんだって」という言葉がとても大切なものとなっており、自分と鳥子の二人だけの世界を求める。しかし鳥子は裏世界に消えた閏間冴月の影を追い続け、空魚には自分のように一人の人間にとらわれて欲しくないと感じる。そのため鳥子は空魚の人間関係を広げようとするし、空魚はそれを拒否する。空魚の前に現れた空手家後輩少女を巡って二人はすれ違うが、そんなことはお構いなしにカラテカは空魚と絡もうとするし、爆弾発言で鳥子を惑わしたりするのであった…。
◼小説とホラー演出
「ファイル8 箱の中の小鳥」は映像でも漫画でもできない、小説ならではのホラー演出が炸裂したエピソードだった。物語世界の文脈から切り離された文字の羅列は、だかたこそ読者に直接のインパクトを与えるのだろうか。個人的にお気に入りの演出であった。
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