【感想・ネタバレ】裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイトのレビュー

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Posted by ブクログ 2022年01月26日

裏世界ピクニック第2弾!

今回の始まりは、きさらぎ駅からの脱出パート2!
米軍救出大作戦
そして成功を収めたあとは、照りつく太陽のもとバカンス
そこでもやっぱりホラー……
脳内に再生される映像が怖さ倍増だけど、やっぱり読み進めてしまう
ネコ回は…怖さよりもなんか微笑ましいかも?
命懸けなのは分かる...続きを読むけど、でも猫ちゃん笑
そうして最後は個人的には1番怖いかも…
閏間冴月さん、敵なのか味方なのか現実の人なのか裏世界の住人なのかとっても謎

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Posted by ブクログ 2021年06月09日

1巻より更に面白かった
米軍全員救えたし猫の忍者かわいこわいし、どんどん状況が変わるのでどうなるんだろうってどんどん読んでしまう カラテカの子強くて笑った

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購入済み

良かった

2021年02月20日

面白くて惹き込まれました。ちょうどいい怖さ。でも夜見るのはやめてます。ネットロアと言う言葉も初めて知り、楽しんで読んでます。

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購入済み

よき

2021年05月30日

話が進むごとにふたりの距離が縮んでいく感じがすごくいい。
空魚は鳥子のことしか興味ないけど、鳥子は空魚に世界を広げてほしいと思ってるこのお互いを想ってるのに重ならない感よき。

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購入済み

怖面白かったです

2020年01月25日

1巻に続き購入。内容も1巻同様、怪談と冒険と微百合要素がちょうどよく、最後まで楽しませてもらいました。個人的にはきさらぎ駅救出作戦と巻末の得点付録がお気に入り。裏世界を冒険もといピクニックする二人の今後が気になります

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Posted by ブクログ 2019年08月20日

シリーズ第2巻。今回も裏世界を冒険する。きさらぎ駅に駐屯している在日米軍の救出や沖縄から裏世界のリゾートに場面を移しての騒動など、今回も実際のネットロアをモチーフにした作品となっている。本書ではピクニック感が増しており、二人のビーチでの行動などで分かるように、裏世界を楽しめるくらいの余裕ができている...続きを読むようだ。裏世界や冴月の正体に繋がるヒントが徐々に明らかになってきており、謎の真相にもだんだん近づいてきている。また、裏世界での冒険を通じて空魚と鳥子の仲が急速に縮まる。百合っぽくなってきた。

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Posted by ブクログ 2018年12月10日

◼イントロ
 宮澤伊織による百合ホラーSF第2作はサブタイトルからして素晴らしい。「果て」で「浜辺」で「リゾート」で「ナイト」とは。毎日決まった時間に出社して、面白くもない仕事を毎日こなすサラリーマンには憧れの単語がズラリと並んでいる。
 ともかくそんな感じで、1巻で遭遇した米兵を助けに向かい素敵な...続きを読む一夜を過ごす(?)沖縄編「ファイル5 きさらぎ駅米軍救出作戦」「ファイル6 果ての浜辺のリゾートナイト」のほかに、空手家後輩少女になつかれる「ファイル7 猫の忍者に襲われる」、閏間冴月の手がかりを求めてDS研究所を訪れる「ファイル8 箱の中の小鳥」が収録されている。

◼空魚と鳥子
 シリーズ2巻目となり、新しい人間関係も築かれ、空魚と鳥子の仲も深まってきた。だからこそ二人のすれ違いも明らかになってきたようだ。空魚は初対面の時に鳥子に言われた「知ってる?共犯者って、この世で最も親密な関係なんだって」という言葉がとても大切なものとなっており、自分と鳥子の二人だけの世界を求める。しかし鳥子は裏世界に消えた閏間冴月の影を追い続け、空魚には自分のように一人の人間にとらわれて欲しくないと感じる。そのため鳥子は空魚の人間関係を広げようとするし、空魚はそれを拒否する。空魚の前に現れた空手家後輩少女を巡って二人はすれ違うが、そんなことはお構いなしにカラテカは空魚と絡もうとするし、爆弾発言で鳥子を惑わしたりするのであった…。

◼小説とホラー演出
 「ファイル8 箱の中の小鳥」は映像でも漫画でもできない、小説ならではのホラー演出が炸裂したエピソードだった。物語世界の文脈から切り離された文字の羅列は、だかたこそ読者に直接のインパクトを与えるのだろうか。個人的にお気に入りの演出であった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年12月02日

 ネットロアでも最悪クラスの災厄が襲い掛かる、裏世界探索物語シリーズの2巻である。
 初期からシリーズ化の予定があったのかはわかりかねるが、この巻からはさらに物語世界やキャラの関係性が広げられ、新キャラも複数登場する華々しい展開になっている。
 その意味で、シリーズを進めるにあたって布石に近い印象も...続きを読むある一巻である。

 とはいえ、物騒なピクニック模様は健在であり、暴力的な意味合いでは今回は1巻以上に色濃かった。
 章立てでは以下のようになっている。

ファイル5 きさらぎ駅米軍救出作戦
ファイル6 果ての浜辺のリゾートナイト
ファイル7 猫の忍者に襲われる
ファイル8 箱の中の小鳥

 個人的には初見の怪異も多かったが、1巻の宿題になった米軍の案件では姦姦蛇螺という派手な怪異が登場。
 リゾートナイトでは「須磨海岸にて」という怪談がモチーフとして登場し、ネットコピペで有名になった「猫の忍者」など、バリエーション豊かな怪異が楽しめる。
 そしてなんと言っても、ネットロアでは特筆すべき「コトリバコ」。
 さすがと言うべき致命的な怪異が二人を襲う様は圧巻だった。

 この二巻の物語では、現実と裏世界が明確に弁別されず、表の世界もまた巻き込まれていっている様が見えている。
 怪異の側の狙いどころも明らかになりつつあり、残酷なその悪影響も明示された。
 そしてその背後には、閏間冴月という謎深き女性が関わっていることも、この巻で明示されている。
 冷静に考えて、敵とか味方とか関係なく、コトリバコトラップとか置いてるヤツはどう考えてもヤバイわけで、彼女の存在が次巻以降も重い物になっていくことが予想される展開だ。

 そんな派手な物語ではあるが、一方でこの巻では人間関係に重きが置かれている一面もある。
 大学の後輩・瀬戸茜理の登場で、主人公二人の関係もぎくしゃくしている様は、レビューでも指摘のある百合的要素が色濃く出ている印象もあった。
 裏世界と表世界の弁別が付かなくなってきた展開も含めて「裏世界ピクニック」というテーマ性がやや薄い巻でもあったかもしれない。
 沖縄方面の裏世界での海水浴は確かに、ここまでで一番ピクニックらしいピクニックではあったが。

 そういったテーマ性との乖離が気になり、ここでは星四つ半相当と評価している。
 読み応えはあった。人間模様の錯雑さも丁寧に描写されているし、怪異はおぞましく、展開もハードで噛み応えがあった。
 その意味で、単純な読書としてはすこぶる楽しかった点は付記しておきたい。

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Posted by ブクログ 2021年11月18日

ネットロアを元ネタにした作品とのことですが、ネットロアをほとんど知らないので普通に異世界冒険ものとして楽しめました。2冊めでいろいろ秘密が明かされ始めましたので、そろそろクライマックスに入って欲しいところです。

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Posted by ブクログ 2019年04月15日

SF。ファンタジー。冒険。シリーズ2作目。連作短編集。
ファイル5~8。
ファイル5「きさらぎ駅米軍救出作戦」は、1作目の「ステーション・フェブラリー」の続編。
ファイル6「果ての浜辺のリゾートナイト」は、一休み的な。
ファイル7「猫の忍者に襲われる」で、新キャラ登場で少し物語が進む。
ファイル8「...続きを読む箱の中の小鳥」で、シリーズ全体として、大きく進展。
どの作品も、描写がなかなか怖く、ホラーとしても楽しめた。
次作が楽しみになる良作だと思いました。

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Posted by ブクログ 2017年12月31日

前作に引き続き、ネットロアが具現化してしまっている裏世界へ人探しと宝探し(?)に行く鳥子と空魚。
深刻度が薄いため、結構グロい部分も面白く読める。特に主人公である空魚の感情の起伏は自分に似ていて感情移入でき楽しい。
ストーリーはだんだん核心に迫って来てる。あと2冊くらいかな。楽しいのでもっと読みたい...続きを読むけど。

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Posted by ブクログ 2023年08月08日

 季節は夏。 裏世界に米軍を救出しにいったり、裏世界のリゾートでバカンスを楽しんだり、裏世界への探険を進める空魚と鳥子。 そして怪異に襲われる新しい人物の出現とDS研の局長登場。 冴月の謎に迫る第二巻。

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Posted by ブクログ 2023年02月07日

一冊目の世界観のままなので、このまま行ってみよー。

それにしても若い作家たちのセンスオブワンダーには、いつも驚かされる。
のに、ラノベで止まるところ、その面白さに悶える。

ガチにレンズマン超える作家って、出んですか。

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Posted by ブクログ 2021年11月10日

シリーズ2作目。「きさらぎ駅」に迷い込んだ米軍の救出作戦、沖縄リゾートの裏側にある果ての浜辺の夜、猫の忍者に狙われる空手使いの後輩女子、そして裏世界で姿を消した閏間冴月の謎。

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ネタバレ購入済み

リゾート

2020年12月12日

沖縄でリゾートの失敗したからって、裏世界で酒を飲んで遊ぶとか、やっぱりドコかオカシイコンビ…

個人的には一巻の方が雰囲気が良かったかな…
もう少し恐怖を…

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Posted by ブクログ 2018年11月11日

作者が百合について語るネットのコラムで知り、気になって読んでみた。

ライトノベルが苦手な身なうえ、ホラーもいまいちわからないタイプなので読み切れるか不安だったが、比較的読みやすかったように思う。
ホラー・オカルト的な事象の裏に少しずつSF的な裏付けがされていたり、有名なネットロアが下敷きになってい...続きを読むたりして、興味深く読めた。
おそらく、同世代で同じようにネット文化に触れてきた人には、元ネタだけでなくギャグや軽快なテンポも合って楽しめるだろう。

それぞれ独立したエピソードが軽妙に語られていくので、気軽に何か読みたい気分のときにおすすめ。
キーとなる人物「鳥子」についてはまだまだ謎が深まるかぎりなので気になっている。


【内容】
・きさらぎ駅(1巻の続き)
・リゾートバイト/須磨海岸にて
・猫の忍者
・コトリバコ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年10月20日

裏世界にかかわる人や新事実や謎が増えてきて裏世界ワールドが広がってきた。女子たちの軽妙なやり取りが暴走してキャラ寄りになりすぎることなくSFホラーものとして十分読み応えあり。早く続きが読みたい。

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Posted by ブクログ 2018年08月06日

百合に一家言を持つ宮澤伊織の百合ホラー。
ネットの怪談を題材にして死と恐怖と不合理の裏世界を探検する話。

2冊目にして裏世界を研究する(していた)機関も出てきて、裏世界の影響で人間ではなくなってしまった被害者が収容されていたりする。たぶん誰もがハンターハンターの外の世界から帰還した人間を連想したの...続きを読むでは。

百合的には、主役二人に強烈な依存関係はあるけど、百合だと思って読まないとあんまり百合ではないという絶妙なラインを突いていくので素晴らしいです。

ホラーとしてはもうあっちこっち怖いんだけど、怖ろしいモノと表裏一体な場所でビーチ遊びでキャッキャウフフしてる女子大生という絵面が一番怖かったです。

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