あらすじ
鳥子の大切な人、閏間冴月の謎。そして強力な呪術を秘める「コトリバコ」出現!
新章「箱の中の小鳥」編、開始。<裏世界>で姿を消した鳥子の大切な人、閏間冴月。彼女の手がかりを求めDS研を訪れた空魚、鳥子、小桜の3人は、感染した第4種の行き着く先と、閏間冴月の謎に直面する。そして、強力な呪術を秘める「コトリバコ」出現!未知の怪異とこじれた人間模様が交錯する。原作者・宮澤伊織氏書き下ろしSSを特別掲載!!
(C)Iori Miyazawa / Hayakawa Publishing Corporation ┴(C)2022 Eita Mizuno
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Posted by ブクログ
ネットロアでも屈指のヤバさを誇る〝コトリバコ〟、空魚以外には見えず直接破壊する事も出来ないと厄介さが極まっていてハラハラしました。
〝コトリバコ〟を解体していく過程で寄木細工が段々と体積を増していくのは、小説版でも読んではいましたが、コミックとして絵になると異常さが際立っていて、かつ神秘的な雰囲気もあり目が離せませんでした。
また、閏間皐月の研究ノートを紙越空魚が口に出す描写が、見開きを丸々使っていてその異常さにスッと背筋が凍る様な気になりました。
〝コトリバコ〟の中、絶体絶命となった紙越空魚と仁科鳥子がどうなるのか、次巻を楽しみにしています。
DS研とコトリバコ
今回は潤間冴月が所属していた団体、DS(ダークサイエンス)研が登場。
汀さんがようやく登場。
潤間冴月の手掛かりを求めDS研へ。
空魚と鳥子以外の第四種遭遇者、その有り様は悍ましい…
最早、『何か』としか言えない程に変質してしまった姿、生物と言って良いのか…
空魚と鳥子はあの程度で済んで本当に運が良い…
そして潤間冴月が残したノート、それを読んでしまった結果…
置き土産としては最悪のセンスだね、コトリバコとは…