宮澤伊織のレビュー一覧

  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    空魚(主人公)が迷い込んだ謎な世界。
    奇怪なモノと出くわし、死にかけるも、金髪の美少女、鳥子に出会う。
    二人で何度も裏世界に赴いては、命からがら現実の世界へ。

    都市伝説やネット怪談を元に、
    この裏世界では怪異が現れる。
    聞き齧ったことのある話と怪異がリンクすると、急に怖さが増す。
    知らなくても怖いけれど。

    裏世界は穏やかな世界ではなく、
    むしろ精神干渉や幻覚などを誘引し、トラップもごろごろ。
    こんな世界、一度行ったらもう懲り懲りだと思うけど、主人公たちは行くんだなー、これが…。
    理由はそれぞれどうあれど。

    続きは気になるが、怖いもの見たさに近い。

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    2022年04月05日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    ネタバレ

    自分だけが知っている秘密の世界「裏世界」、神越空魚はそこで死にかけていた所を仁科鳥子に助けてもらった。自分だけの秘密の世界が秘密じゃないことに残念がりながら裏世界で行方不明のなった鳥子の友だちを探す手伝いをすることに。
    都市伝説が実在する裏世界、そこは不思議と不気味と奇妙がごちゃ混ぜになっている上につねに死と隣合わせ。読み手もハラハラとドキドキがごちゃ混ぜ状態になるが、空魚の一人称で書かれていて感情移入しやすく読みやすかった。そして、1話の中で都市伝説が2、3個は出てくる。くねくね、異界エレベーター、きさらぎ駅、猿夢、時空のおっさん、チャイムの訪問者を私は知っていた。1巻だけあって都市伝説の代

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    2022年03月31日
  • 裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT

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    裏世界ピクニックシリーズ6。
    今回初めて長編となり、「寺生まれのTさん」が中心となってる。
    「破ァ!」という一言で異世界のものを吹き飛ばすTさんが空魚の敵となる。「破ァ!」を受けると異世界に繋がる記憶が封印されてしまったり、中間領域に飛ばされたりと苦戦する。
    ネットロアでは救世主というか全てを吹き飛ばすオメデたいオチに使われるようだが、敵として現れると神出鬼没で恐ろしい。
    ドタバタ感とナンジャコリャ感はいつもより倍増してるが、楽しく読むことが出来た。

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    2022年03月24日
  • Genesis 一万年の午後

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    東京創元社が、社名の「創元=GENESIS」を冠して二〇一八年に刊行したSF書き下ろしアンソロジー第一集。各作品の前に編者による洒脱な紹介コメントも寄せられていて、「日本の現代SF小説界、作家も出版社も一丸となってこんなメンツで盛り立てていきますぜ」という顔見世興行的な気合いの入りようが感じられる。今のところ二〇二一年の第四集まで毎年刊行が続いているようだ。
    SFに限らず同時代の作家の好きと思える小説に出会えることには、古典名作を楽しむのとはまた違う喜びがある。創元さんの四年前のお薦め、彩り豊かで「ぜんぶ好き」とはいかないが、これだけいろいろ並べて出してくれたことにありがとうという気持ち。

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    2022年03月20日
  • 裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT

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    1巻まるまる1つのエピソードを扱い、かつ創作怪談を題材にした異色の巻。
    まさか今になって寺生まれのTさんをこんな形で見るとは思わなかった。

    元が創作であること、裏世界の意志が接触を試みてくる部分がテーマであることから引き続き恐怖要素は薄め。
    最初の方の巻にあったじっとりとした怪談の恐怖が無いのは寂しいが、今後はSF的側面から裏世界の仕組みや成り立ちに迫っていく感じなんだろうか。

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    2022年01月29日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    やっぱりSFは、最高と思わせてくれる。想定外の景色が頭に思い浮かぶ。そして上手く騙された事が心地よい。こんなストーリー考えつくなんて。

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    2022年01月09日
  • 裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト

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    ネタバレ

     ネットロアでも最悪クラスの災厄が襲い掛かる、裏世界探索物語シリーズの2巻である。
     初期からシリーズ化の予定があったのかはわかりかねるが、この巻からはさらに物語世界やキャラの関係性が広げられ、新キャラも複数登場する華々しい展開になっている。
     その意味で、シリーズを進めるにあたって布石に近い印象もある一巻である。

     とはいえ、物騒なピクニック模様は健在であり、暴力的な意味合いでは今回は1巻以上に色濃かった。
     章立てでは以下のようになっている。

    ファイル5 きさらぎ駅米軍救出作戦
    ファイル6 果ての浜辺のリゾートナイト
    ファイル7 猫の忍者に襲われる
    ファイル8 箱の中の小鳥

     個人的

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    2021年12月02日
  • 裏世界ピクニック4 裏世界夜行

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    アニメのおかげで、よく分からなかった裏世界の様子もイメージしやすくなりました。本作の元ネタのネットロアも読んでますが、ネットで実話系を読むとちょっと怖いですね。

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    2021年11月18日
  • 裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト

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    ネットロアを元ネタにした作品とのことですが、ネットロアをほとんど知らないので普通に異世界冒険ものとして楽しめました。2冊めでいろいろ秘密が明かされ始めましたので、そろそろクライマックスに入って欲しいところです。

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    2021年11月18日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    作者は「神々の歩法」という作品で創元SF短編賞を受賞していますが、今回はだいぶ趣向の変わった作品になってます。登場する怪異はネットロアや都市伝説をもとにしたとのことですが、ほとんど初めて聞いたものばかりでした。続きに期待してます。

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    2021年11月18日
  • 裏世界ピクニック 7巻

    ネタバレ 購入済み

    猫の忍者に襲われる

    この巻のほとんどが〈猫の忍者に襲われる〉の話でしめられていました。
    ついにカラテカこと瀬戸茜理が登場しました。
    今回は茜理が持ち込んだ依頼で猫の忍者というネットミームと対峙する事に…
    刃物で襲いかかってくる猫の忍者は今までとは違ったヤバさが…

    次巻はアニメ版では結局登場しなかった(確か…)DS(ダークサイエンス)研に行くようです。
    楽しみ。

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    2021年11月15日
  • 裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT

    ネタバレ 購入済み

    今までと違ったアプローチ…

    作者さんも裏世界も、今回は今までと違ったアプローチで攻めて来ました。
    一冊まるごと『寺生まれのTさん』のお話。
    本来は怪談ブレイカーな彼を使って、こんな形で物語を展開するとは…

    次巻も早く出ないかな…

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    2021年09月21日
  • 裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT

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    よくわからないものに自分を観察されて接触をとられるのなかなか恐ろしいけどそれが寺生まれのTさんなのが身近なかんじを出してて怖すぎず笑いをとりすぎずバランスとれてるのかなぁ トンカツに生クリームみたいな取り合わせな気もする

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    2021年06月23日
  • 裏世界ピクニック5 八尺様リバイバル

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    鳥子の空魚への愛情が止まらない一方で、裏世界も空魚にちょっかいをかけているようだ。ラブホ女子会で空魚をはじめ、鳥子や桜子など5人が獅子舞の前で裸踊りをしたなんて、裏世界が関係しているとはいえ、おもしろすぎるだろ。「マヨイガ」の話は恐怖とほっこり感とともに、「よくよく考えたら怖いやつやん! 」 と後でじわじわと恐怖がやってくる。

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    2021年06月19日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    怪談によくある湿り気と執拗さがあんまりない上に物理が効いてしまうので期待してたのとは少し違ったけど、ネット上のいろんな怪異が盛りだくさんで設定にプラスアルファがあるので面白く読めた
    きさらぎ駅に迷い込んで帰れなくなった自衛隊が陣地を構えて怪異と戦ってるとか、そんな設定にするのか〜ってなった
    銃で探検しながら敵を倒していく冒険物語なのかもしれない
    主人公の女の子二人がいちゃいちゃしていてかわいい

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    2021年06月07日
  • Genesis 一万年の午後

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    2018年末に刊行された新しめの日本SFアンソロジー。短編8編+エッセイ2編が収録されています。

    アンソロジーを読むこと自体、ちょっと良い(と見込んだ)食事処にぷらっと入って「おまかせコース」を頼むようなもので、満足したい気持ちと、意外なものを味わいたい気持ちが同居していると思います。
    個人的には両ポイントともにちょうど良い感じの1冊でした。編集者の匙加減の素晴らしさもあるんでしょうが、SFというジャンルの中での振れ幅もなかなか心地良かったと感じました。
    (正統派SFもありつつ、一見ファンタジーでは?日記では?となる作品や、突き抜けたシュールさの作品があって、色彩豊かでした)

    1編挙げると

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    2021年05月08日
  • 裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT

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     軽快なやりとりが小気味良い。前巻は、露骨にいちゃついてる感じが、求めていたものではない気がしたが、なんか馴染んで来たというか。距離を詰めてきた鳥子に、ちゃんと応えてあげなきゃな、と前巻で決意した結果、今回はかなり努力しているのに加えて、人との接し方が自然と変化してきているのが良かった。人を通じて、自己の解像度を高めていく感じも良い。
     少しずつ変わっていく二人の関係と、空魚の在り方。4巻までのように、劇的なポイントが設けられている訳ではないけど、一冊通じて「今の二人」を堪能できる。
     裏世界の設定も、もう一段踏み込み初めているし、前巻でちらとしか出なかった話も、きちんと描かれている。こんなに

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    2021年04月29日
  • 裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT

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    ネタバレ

    ネタ枠かと思ったら一巻まるごとTさんで驚き。
    概念としての組み込み方が面白い。
    オチよく分からなかった感あるけど、元ネタもオチが無茶苦茶だしなと妙に納得した。

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    2021年04月24日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    友人に勧められて読んでみた。
    百合と聞いていたけれど、一巻は友情ベースの百合寄りという感じだった。
    世界観の設定が秀逸であり、読めば読むほどどんどん引き込まれて1日で読み終わった。やはりSFだけに裏世界の設定を理解するには時間がかかりそう、というよりまだ小説内でも一巻では裏世界が何かは解明されていないのか。
    脳の認知機能がどうの…と言っていたけれど、人間の恐怖と関係がある世界だという説明に足るおどろおどろしさがあり、夜道を歩くのが少し怖くなった。
    2巻以降も楽しみ。

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    2021年04月06日
  • 裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ

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    キャラがますます生きてきてて読んでいて楽しい。大人になっても素直にワクワクドキドキできる冒険小説なんてなかなかない。冒険の舞台は危険な裏世界だけど!
    都市伝説ではなく実話会談に意味を見出す空魚ちゃんの心情や、友情の中に嫉妬が生まれる感覚。丁寧な書き方。

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    2021年04月01日