宮澤伊織のレビュー一覧

  • 裏世界ピクニック8 共犯者の終り

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    裏世界における脅威だった閏間冴月とも決着がついたということで、次に決着をつけなければならないのは2人の関係。恋人と共犯者、お互いに考える関係性の解釈が一致したことは良かったが、まさか行き着くところまで行き着くとは。

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    2023年02月28日
  • 裏世界ピクニック8 共犯者の終り

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    今回は空魚と鳥子の内面が掘り下げられた巻。複雑な感情の重なりを読みやすく丁寧に描いていてさすがだなと。
    そのぶん裏世界での冒険が少なかったのは残念。そこは次巻に期待したい。

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    2023年01月28日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    いや。
    ラノベなんだが。
    力のある人がラノベ書くと、面白い。
    怪談と、SFのコラボ。
    続きかあ。
    面白い。

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    2023年01月25日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    ネタバレ

    裏世界=恐怖関数という設定と、人間の持つ恐怖への特性を通じてアクセスしてくる何かのネットロアを通じた表現が良かった

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    2023年01月03日
  • Genesis 一万年の午後

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    日本人作家によるSF短編アンソロジー。様々な味わいのある作品を楽しめる。読者ごとに好みがあるので、すべての作品を面白いと思う人はそう多くないと思うが、これから好きになる作家出会う良い機会になるだろう。私の好みは、「イヴの末裔たちの明日」(松崎有理)と「生首」(倉田タカシ)の2作品。前者はAIが仕事を奪った結果、治験のアルバイトにたどり着く、どこかユーモラスな作品。後者は生首が現れる現象がホラーチックであるが、なぜか笑いたくなる作品。なんだ、私は笑える作品が好きなのだろうか。今気づいた。

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    2022年12月21日
  • 裏世界ピクニック 1巻

    購入済み

    空魚みたいな子は

    ひょんなことから出会った二人の共犯者が、知らない世界を冒険するお話。時にミステリアスで、時に不気味で、でもどこかさわやかな不思議な感覚に陥る漫画です。読者視点となる空魚は割と人間関係の構築が苦手で、八つ当たりをしてしまったり自己嫌悪に陥ったりと、落ち込んだりしてしまいます。でもこういう人間味のあるキャラがいてくれることでとても物語に没入できるし、これからの人間的成長にも期待がでいます。頑張れ空魚。

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    2022年12月04日
  • Genesis この光が落ちないように

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    一つ一つが癖のあるSF。
    「風になるにはまだ」は、この短編集を読もうと思ったきっかけだった。人の意識をアーカイブ化する技術は新しい哲学を生む土壌だろう。果たしてどこまでが自分なんだろうか?データは欠損しないのか?いつまで持つのか?色々考えると面白い。

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    2022年11月19日
  • 裏世界ピクニック 9巻

    ネタバレ 購入済み

    空魚も鳥子も

    前回に引き続き『コトリバコ』編。
    そして『ヤマノケハイ』が今巻の主な内容。
    そして『サンヌキさんとカラテカさん』の始まり辺りまでが今回の収録内容。

    しかし、空魚も鳥子もメンタル異常だよね…
    良くもまあシニカケタ直後に…

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    2022年09月27日
  • そいねドリーマー

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    ネタバレ

    色々忘れた頃に読み直したら、これ最初に思ってたのと全然違う話だったんでは、て思えてきて面白かった。

    最初はちょっとスリープウォーカーまわりがむずがゆく感じたけど、途中から良い意味で様子がおかしくなってきて、わりと唐突だけど楽しかったな、楽しく浅瀬で遊んでいたら沖に流されていて帰れないような手触りがけっこうハラハラしたな、
    くらいで読み終わったのが、
    2回目で、これ全部ひつじがキャリアか睡獣かだったことが原因で、山羊の男が警告した通りに夢と現実が裏返った・なんなら沙耶が夢の中で追いかけたり「なぜ置いていったの」言われたりしてた相手も何回か裏返ってきたひつじだったんじゃないの、
    というか何なら今

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    2022年06月25日
  • 裏世界ピクニック4 裏世界夜行

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    閏巳るなが作った宗教団体、その拠点の山の牧場。そこから裏世界に入り閏間冴月の脅威と対面した空魚と鳥子。その後、改めてDS研職員と牧場の調査に行くことに。そこで空魚は恐怖の再会を果たす。
    前巻で閏間冴月と直接会いその狂気を目の当たりにした鳥子。冴月への執着が激減して、これからどう裏世界と関わっていくのかの分岐点となった今回。空魚と鳥子は単純に裏世界を探検を継続する選択をするが、楽しいだけじゃないのが怖い所。裏世界は今度は空魚をターゲットにするが、そこが絶妙だ。これまで1人だけの秘密の遊び場→鳥子の閏間冴月探しを手伝う→鳥子と裏世界探索を楽しむ+冴月捜索、そしてまた鳥子と裏世界を楽しむに戻った。こ

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    2022年06月02日
  • 裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ

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    ネタバレ

    空魚と鳥子の裏世界探索も順調に進み、さらに農機AP-1を導入して探索の充実化をはかる2人。相変わらず裏世界案件に踏み入れたり、巻き込まれたりを繰り返す。
    裏世界での移動手段も手に入って裏でどんな都市伝説と出会えるのかと思ったら、表の案件が裏世界関連という展開だった。
    今回のヤマノケとサンヌキカノはこちらが何もしていないのに巻き込まれる系でリアルでも遭遇する可能性はないとは言い切れない。1巻の猿夢やチャイムの訪問者など万に一つの可能性が自分にもあると想像してしまう。ましてや空魚と鳥子のようにどちらかに何かあってもどちらかが冷静に自分の出来ることを考え対処出来るとは思えない。
    一方、ウルミルナの最

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    2022年05月12日
  • 裏世界ピクニック 7 月の葬送

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    ネタバレ

    シリーズ第7弾!
    1巻からの宿敵、閏間冴月
    閏間冴月vs空魚、鳥子、小桜、潤巳
    4人での弔い、お葬式
    今巻は怖さよりも、切なく、そして清々しく開放された感じがする
    それぞれの閏間冴月への想いを抱えて裏世界へ!
    潤巳ちゃん……倒れちゃうなんて最後まで何か可哀想…残念な子?に感じてしまう苦笑
    空魚ちゃん、人間に興味無いと言いつつ凄く人間らしく成長しているなって、良い方に変わってきてるなってとても思う
    閏間冴月という人間との決別後、どんな物語が展開されていくのか気になってしょうがない

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    2022年05月05日
  • 裏世界ピクニック 7 月の葬送

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    ネタバレ

    今回も安定の面白さ。
    シリーズ7作目だけど、飽きずに読ませる力量はさすが。

    不気味な存在だった閏間冴月との決着。
    葬儀、すなわち別れの儀式がもたらす効果。


    空魚の大学での講義のシーンもよかった。
    文化人類学のゼミでテーマを掘り下げていく様子はなじみがないから新鮮に感じた。

    「そのテーマに興味を持った自分の情熱にも、同じくらい率直に向き合うべきかもしれない」

    教授の言葉が、本巻の総合テーマにも思えた。

    鳥子や茜理、夏妃、るなに対する感情に、空魚自身が率直に向き合おうとする。
    人が人として存在し、かかわり、生きること。
    空魚の生き方が変わっていくことと学問的興味とがリンクしていくのが面

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    2022年04月17日
  • 裏世界ピクニック 8巻

    ネタバレ 購入済み

    DS研とコトリバコ

    今回は潤間冴月が所属していた団体、DS(ダークサイエンス)研が登場。
    汀さんがようやく登場。
    潤間冴月の手掛かりを求めDS研へ。

    空魚と鳥子以外の第四種遭遇者、その有り様は悍ましい…
    最早、『何か』としか言えない程に変質してしまった姿、生物と言って良いのか…
    空魚と鳥子はあの程度で済んで本当に運が良い…

    そして潤間冴月が残したノート、それを読んでしまった結果…
    置き土産としては最悪のセンスだね、コトリバコとは…

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    2022年04月17日
  • 裏世界ピクニック4 裏世界夜行

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    SF。ファンタジー。ホラー。シリーズ4作目。
    なんか、かなりイチャイチャしてたな…。
    異世界冒険ものも結構好きなので、ファイル15「裏世界夜行」が好み。

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    2022年04月16日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    幅広いアンソロジー。宇宙モノは無かったが、理不尽、インナースペース、動物モノと様々。気が付いたらブエノスアイレスにいるとか理不尽系が面白かった。
    表題作の「時間飼ってみた」は火浦功のようなドタバタとした展開。面白いけど完全に理解してるかは怪しい。

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    2022年04月11日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    空魚(主人公)が迷い込んだ謎な世界。
    奇怪なモノと出くわし、死にかけるも、金髪の美少女、鳥子に出会う。
    二人で何度も裏世界に赴いては、命からがら現実の世界へ。

    都市伝説やネット怪談を元に、
    この裏世界では怪異が現れる。
    聞き齧ったことのある話と怪異がリンクすると、急に怖さが増す。
    知らなくても怖いけれど。

    裏世界は穏やかな世界ではなく、
    むしろ精神干渉や幻覚などを誘引し、トラップもごろごろ。
    こんな世界、一度行ったらもう懲り懲りだと思うけど、主人公たちは行くんだなー、これが…。
    理由はそれぞれどうあれど。

    続きは気になるが、怖いもの見たさに近い。

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    2022年04月05日
  • 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル

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    ネタバレ

    自分だけが知っている秘密の世界「裏世界」、神越空魚はそこで死にかけていた所を仁科鳥子に助けてもらった。自分だけの秘密の世界が秘密じゃないことに残念がりながら裏世界で行方不明のなった鳥子の友だちを探す手伝いをすることに。
    都市伝説が実在する裏世界、そこは不思議と不気味と奇妙がごちゃ混ぜになっている上につねに死と隣合わせ。読み手もハラハラとドキドキがごちゃ混ぜ状態になるが、空魚の一人称で書かれていて感情移入しやすく読みやすかった。そして、1話の中で都市伝説が2、3個は出てくる。くねくね、異界エレベーター、きさらぎ駅、猿夢、時空のおっさん、チャイムの訪問者を私は知っていた。1巻だけあって都市伝説の代

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    2022年03月31日
  • 裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT

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    裏世界ピクニックシリーズ6。
    今回初めて長編となり、「寺生まれのTさん」が中心となってる。
    「破ァ!」という一言で異世界のものを吹き飛ばすTさんが空魚の敵となる。「破ァ!」を受けると異世界に繋がる記憶が封印されてしまったり、中間領域に飛ばされたりと苦戦する。
    ネットロアでは救世主というか全てを吹き飛ばすオメデたいオチに使われるようだが、敵として現れると神出鬼没で恐ろしい。
    ドタバタ感とナンジャコリャ感はいつもより倍増してるが、楽しく読むことが出来た。

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    2022年03月24日
  • Genesis 一万年の午後

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    東京創元社が、社名の「創元=GENESIS」を冠して二〇一八年に刊行したSF書き下ろしアンソロジー第一集。各作品の前に編者による洒脱な紹介コメントも寄せられていて、「日本の現代SF小説界、作家も出版社も一丸となってこんなメンツで盛り立てていきますぜ」という顔見世興行的な気合いの入りようが感じられる。今のところ二〇二一年の第四集まで毎年刊行が続いているようだ。
    SFに限らず同時代の作家の好きと思える小説に出会えることには、古典名作を楽しむのとはまた違う喜びがある。創元さんの四年前のお薦め、彩り豊かで「ぜんぶ好き」とはいかないが、これだけいろいろ並べて出してくれたことにありがとうという気持ち。

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    2022年03月20日