河野裕のレビュー一覧
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ネタバレ階段島の誕生と主人公・七草の関係、魔女について主に描かれていた回だった。前半は、島の新住民となった安達による変化と、島唯一の子供・大地について。後半は、魔女・掘と魔女の奪還を企てる安達、2人の七草について。
前巻までで触れていた大地についての進展は特になく、メインとなったのは掘・安達・七草の関係だった。
安達がカンフル剤となって、七草と真辺の関係や掘の体制に変化が生じた。曖昧であまり触れられていなかった2人の関係がはっきりしたのは良かった。もう1人の七草という支えがいなくなった掘、真辺を魔女にすると宣言した安達、相対する2人の今後が気になる。
大地や島のみんなは拾われるのか、階段島はどうなるのか。次巻に期待。 -
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ネタバレ加藤が、市倉の幼馴染でハッキングの超能力を持った仲秋を殺すために仕組んだ、8000万円の金をかけた超能力者を雇うゲーム。けど市倉は全部見抜いて死んだふりして加藤を騙した。
ナンバー1 加藤→美琴を事故死させるため
2 穂積→金のため。美琴からの依頼のため
3 シド→犬のふりをしてた。不当な研究告発のため
4 日比野→友達が欲しかった
5 高橋→聖沢をハルウィンの社員になるため
6 聖沢→ハルウィンの社員になるため
7 市倉→仲秋が死亡する未来を防ぐため
面白かった!けど今見返したら全然なんのこっちゃわからんな。わかりやすいあらすじ書いてくれ私! -
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河野裕のつれづれ、北野坂探偵舎2を読みました。
小説家の雨坂とその元担当編集者で今はカフェ経営をしている佐々波が登場するミステリーの2作目でした。
佐々波は幽霊が見えるという能力があり、この世に未練を残している幽霊が物語に登場します。
今作では大学の演劇部で未完成の戯曲を遺して亡くなった人とその人に関連する幽霊が登場します。
また、雨坂が過去に大きな事故にあったことが明らかになってきました。
いまは脇役として登場する少女の幽霊が今後の物語の主役になってくるのではないかという予感がします。
河野裕の小説は難解な部分があって、通勤読書のkonnokにはちょっときついと感じてしまいますが、それでも物語を追いかけてみたいと思わせる魅力があります。 -
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河野裕のつれづれ、北野坂探偵舎を読みました。
小説家の雨坂とその元担当編集者で今はカフェ経営をしている佐々波が登場するミステリーでした。
佐々波は幽霊が見えるという能力があり、この世に未練を残している幽霊が物語に登場します。
通常、ミステリーは実際に起きたことを探偵がいろいろな証拠から推理していくものですが、この物語では小説家と編集者が証拠=設定から物語を紡ぎ出していくというストーリーになっています。
なので、サブタイトルが「心理描写が足りてない」となっています。
こんなぶっ飛んだ設定ですが面白く読みました。
カフェのウェイトレスのパスティーシュさんが辛辣で、いい味を出しています。 -
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ネタバレ2020年の1冊目。
今もっとも刊行を待ちわびているシリーズです。
今巻では、架見崎最強のプレイヤーと目される月生さんにPORTと平穏な国が戦いを挑む、というなかなか大きなターニングポイントが描かれます。
月生さんが生存することを望む、歩がそれを目標にしたのだから、きっとそうなるだろうと思うのに。
それが「どんな形で」実現されるかは分からないから、やっぱりハラハラさせられるのです。
今回は、月生さんもトーマも歩もそれぞれに時間をカウントする描写が出てくる。
それは秒の時もあれば、分の時もあるわけですが、読んでいる側はそれとは違う時間軸を生きているはずなのに、焦らされる。
そして、数秒後の数分後の未来を見ようとする。
こういう、文章と時間の関わりって、なんだか面白いなぁと思います。
また、月生さんの戦いを軸に、イドという人物が表舞台に出てきます。(それを言うならパンもそうだけど)
正義のために命を落とすことは、美徳ではない。
いや、そもそも死んでしまうことそのものが、生きている残された者を深く傷付け、損なってしまうという、そんな思いが見えてくる。
命を賭ける対象があることは、勇気であり、力になるのかもしれない。
けれど、それは幻想である。
だとしたら、生きることに殊更意味を見出さなくても、そのことに苦悩する必要がない、そんな答えもあるのでしょうか。
歩の目的がまだはっきりとは見えませんが、それは自分も見つめておきたい、そんな問いであるように思いました。 -
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シリーズ三巻目。
架見崎の二大勢力、PORTと平穏な国が手を組み、個人で最強の架見崎駅南改札前の月生に勝負を仕掛ける。
この間、香屋は自分の能力Q&Aで架見崎の真相を調べていた。
0番目のイドラとは「すべての生きる者たちの前に立つ偏見」だと、運営は答える。
その真相に月生は最も近いところにいると、香屋は考えている。
そのために、香屋は月生を守ることにする。
段々と架見崎の真相が明かされてくるようで、いまだ全然謎のままの部分が多い。
本巻で明かされるトーマの秘密。
この世界で死ぬと元に戻る。
死ぬとどうなるのか。
八月がループする架見崎の先月とは何なのか。
伏線が張られたまま次巻に続く。