河野裕のレビュー一覧

  • つれづれ、北野坂探偵舎 トロンプルイユの指先

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    紫の指先の世界にはまり、あちらの世界の話に。謎解きもだんだん佳境に近づいてきた感が増しており、どう回収されていくのか楽しみ。

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    2025年03月09日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業

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    ネタバレ

    編集者の佐々波が出版社に勤めていた時代が主な舞台。当時の恋人で校正をしていた萩原春との別れ、事故から目覚めて小説を書き始める雨坂との作家と編集者という関係の始まりがえがかれ、紫色の指先という謎の解明に近づいてきている。

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    2025年03月02日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

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    設定が少し複雑でちょっとわかりにくかったかな。伏線のとりこぼしが多かった。
    最後に姉妹と祖母がそれぞれお互いを想っていたとわかってよかった。
    佐々波と雨坂のコンビはいい味だしているし、いいと思うが、少し間があいたので前作からの設定を忘れてしまっている。紫色の指先ってなんだったっけ?

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    2025年03月02日
  • いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    アニメ サクラダリセットが大好きだったので、同じ作者さんということで。
    途中で検索してて気づいたけど、映画を見たことがあった。内容は忘れているけど。

    ーーーこの物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。

    サクラダリセットのような真っ直ぐすぎるキャラクター、自己犠牲的なキャラクター、綺麗な文章。
    期待値を上げ過ぎたせいか、まあまあかもしれない。
    世界観というか世界の設定を作るのがうまい。
    階段島シリーズ一作目ということだが、むしろここからどう続く?笑

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    2024年11月10日
  • 彗星を追うヴァンパイア

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    ネタバレ

    本作は、自然科学の数学的原理の範疇を超えた存在であるヴァンパイア、アズ・テイルズと、その不可思議な【現象】の解明を目指す自然科学の徒、オスカー・ウェルズの物語です

    学問の本質は天才による大きな前進よりも人類の総体としての知の集約と漸進にあるという考えが、本作品全体の基軸になっています

    その考えは、大学院・企業の研究所に身を置き、自然科学の一端を探求したものとしてある種当然でややありきたりでした

    より広く解釈して、生命の進化の結果として人類が生まれ自然法則を紐解きこの世界の理に挑んでいることそのものが科学の神秘であると感じます

    河野裕作品の大ファンですが、本書よりも他のシリーズのほうが言

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    2024年09月07日
  • さよならの言い方なんて知らない。9(新潮文庫nex)

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     最近の3巻ほど、ほぼ一年ペースだから全巻の内容が思いだせない。
     シリーズ初巻から5年経ってるし。。。

     今巻はシリーズ最強のひとり、ユーリィについて。
     違う世界では、成功の末に世界に飽きて死んだ男。
     その男がこの世界で最後の戦いに挑む。

     そして現実世界では「ウォーター&ビスケットの冒険」のアニメ新作が作られていた。
     架見崎世界ではイドと呼ばれていたアニメ監督、桜木は現実世界で架見崎の出来事を忠実にアニメ化していた。
     その意図とは何か。

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    2024年08月16日
  • その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)

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    ささおか好きだよ
    自分のためだろうがなんだろうが
    女の子の涙みて行動おこせ るのが かっこいい。


    七草嫌いだよ
    ウソがうますぎるし
    まなべのこと大好きなくせに
    素直じゃないし。。

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    2024年07月22日
  • さよならの言い方なんて知らない。4(新潮文庫nex)

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    今作はやや読みづらい印象でした(^_^;)

    河野裕さん著『さよならの言い方なんて知らない。4』の概要と感想になります。

    概要です。
    架見崎という大舞台で繰り広げられる複数のチーム抗争。弱小であったキネマ倶楽部に属する香屋歩は、あらゆる局面で有利に物事を運ぶために策を練る。一方で架見崎の二大勢力となる平穏の国とPORTでもリーダーが意外な行動に移る。果たして今作の抗争は誰の勝利と呼べるのか?

    感想です。
    第一作でも触れていますが、まさに三国志ですね。一作目が黄巾の乱、二作目が呂布に相当する月生を相手とする虎牢関の戦いに例えると、今作は魏、呉、蜀を形作る前哨戦と言えそうです。高校時代の朝読書

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    2024年07月13日
  • いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

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    普通の学園もの、に思えて終始独特な雰囲気が漂っていた本作でしたが物語は綺麗な形で幕を閉じました。ミステリとして考えると面白いオチに思えましたが、「青春」の部分にはあまり共感できず、時の流れを悲しく思いました。

    中高生の時読んでいたらどハマりしていた気がします。

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    2024年06月23日
  • いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

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    階段島の中での出来事の話はとても面白かった。しかし最後の島についてのネタバラシからは仕組みがややこしくて求めていたほどのスッキリ感はなかった。自分自身の嫌な部分が島の中に捨てられて閉じ込められて現実の自分は嫌な部分を捨てた自分。難しい話。

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    2024年06月04日
  • 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    階段島シリーズ3作目。

    1、2作目では階段島が舞台ですがこの作品では島ではなくて、現実のほうが舞台となります。
    少し話が難しくなります。

    魔女を探している謎の少女安達が現れます。彼女は、階段島シリーズにおけるトリックスターの役割を果たしているようです。

    真辺が変わっていくという現実を受け入れず、階段島に送りまれた七草。対して、七草への依存を必要とする真辺は、その依存するペルソナを階段島に送り込んだことがわかります。

    親との関係で苦悩する大地を見ながら、真辺由宇も深く傷ついていました。

    傍でそれを見た七草は感じます。
    真辺に感じていた、赤い太陽みたいな優しく暖かい感情、好きという気持ち

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    2024年05月07日
  • 愛されてんだと自覚しな

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    突拍子もない設定から始まるのでどうしたものかと思うけれど、文章の軽快さであれよあれよと読まされている。お見事。結末も、ああなるほどそっちかと思う内容。帯にある「一途でかろやか」はまさにその通り。ライトに読めて良かった。

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    2024年04月14日
  • 最良の嘘の最後のひと言

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    ある大企業の採用試験。それを得るには騙し合いに勝つ。
    変わった作風に目を惹かれるし、これを徹頭徹尾実行できるのは凄いと思うが、今ひとつ入り込めず。
    パッと目を惹かれる展開がなく、掴みどころがないままに物語が終わってしまった印象が強い。

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    2024年04月13日
  • 愛されてんだと自覚しな

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    何度、生まれ変わっても必ず出会いひかれ合う2人。しかし、どんなに愛しあっていても、白蛇の神様の呪いによって報われる事はなかった。一冊の本を求めて、杏、祥子、ノージー、浮島、和谷の5人が争う。この中に運命の2人はいるのか❓

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    2024年03月17日
  • さよならの言い方なんて知らない。6(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    最後にウォーターがしたことは、なんか凄みがあるような気はするものも、その効果にピンときていないからかそこまで響かなかった。
    みんなAIとわかり登場人物の動向が気にならなくなってしまわないか多少心配していた今巻だが、元々物語の人物だからか?そこまで影響はなかったのはよかった。

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    2024年02月24日
  • 夜空の呪いに色はない(新潮文庫nex)

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    シリーズ5作目。
    謎が解き明かされていろいろなつながりが見えてくる。
    大人になるってどういうことかを考えさせられる。未来に尽くすことなのか?
    登場人物それぞれの成長が感じられてよかった。

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    2024年01月21日
  • 愛されてんだと自覚しな

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    神の求婚を無下にした事で呪いをかけられ千年にも及ぶ輪廻転生を繰り返す男女の物語。
    様々な登場人物に掻き回されついて行くのに必死だったが「愛されてんだと自覚しな」のセリフが出た場面はかっこよかった!
    後半、いろんな出来事が過去と繋がっていく伏線回収も見事。
    長きに渡る男女の、その生における関わりの様子も興味深かった。
    気持ちよく騙された感もあり。
    再読してみたい1冊。

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    2024年01月09日
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)

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    登場人物が少ないので人間関係が複雑。知っているけど言えない。魔女の謎が少しずつ明らかになっていく。
    あやふやなまま放っておいても上手くいくこともあるのに、もやもやしつつも自分の想いをはっきり言っているのは読んでいて気持ちいい。

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    2024年01月07日
  • 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)

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    シリーズ3作目。
    1作目の謎が少しずつ解明された感じがある。
    引き算の魔女に引いてもらった物について深く考えさせられた。
    モヤモヤする気持ちが嫌で引いてもらったのはわかる。しかし、それで本当にいいのかとも思ってしまった。

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    2023年12月23日
  • いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

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    シリーズものだとは知らずに手を出しましたが、この先の階段を上っていくかは悩んでいるところです。この一冊で終わりだとしても よいかも

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    2023年12月22日