河野裕のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前作の自分のレビューを見返したんですが自分的には
結構素直な感想を書いてました。この続編を読んだ後
の感想もまさに同じ感覚です。
ライトノベルというよりもほぼ一般の文芸書としても
遜色のない作品のような気がします。
ややもすれば入り組んで分かり難くなにりそうな
タイムリセットの繰り返しは、読書がそう混乱しないように
丁寧に書かれていて、時間の経過と繰り返しが非常に
分かり易い。この力量だけ見ても作家さんの力が
伺い知れます。
主人公ケイと春埼との絶対的な関係性は揺るぎなく、
清らかで、脆くて、切ない...。今作中で登場する
「魔女」の問い...あなたは石に恋することが出来る?
ケイと春埼の -
-
Posted by ブクログ
シリーズ第5弾
今回は表紙に着目してみました
表紙に描かれている女性は郵便配達人の時任さんだと思われます
そして、彼女が座っているのはカブ
子どもの頃、郵便配達の人が真っ赤なカブに乗ってブ〜ンブブンって手紙を届けにやって来ていました
今でもそれは変わらない光景と思っているあなた、それは必ずしも正解ではありません
最近は、ブ〜ンブブンって言わないのも増えてます
そ!
奴らが活躍しているからです
電動バイクです
環境対策として導入されたやつらは優秀です
ガソリンをまき散らしながらブ〜ンブブンって言わずに静かにスーーっとやって来ます
この前、ポストの近くを歩いていると背後から -
Posted by ブクログ
架空の世界を舞台に、特殊な能力やポイント設定を持つキャラクターたちが織りなす、ゲーム的リアリティに満ちた青春ファンタジーです。
本書の最大の特徴は、ライトノベルのような軽快な読み心地の中に、高度な「メタゲーム」の視点が組み込まれている点にあります。各キャラクターには明確な特性や数値化されたポイントが設定されており、物語の展開は単なる感情のぶつかり合いではなく、リソース配分や状況判断といったRPG的、あるいはシミュレーションゲーム的なロジックで進行します。
注目するのは、主要キャラクターたちが随所で見せる「戦術思考」です。彼らは与えられたルールの枠内で最適解を導き出すだけでなく、ルールそのも -
Posted by ブクログ
お久しぶりになりました
シリーズ第2弾
舞台は、階段島
そこは捨てられた人たちの島だ
自分自身に欠点だとみなされて切り離され、ゴミ箱の中に押しこまれた人たちの島だ
欠点ばかりが寄り添って生きている島だ
階段島の人々は、ある種成長を奪われている
決して捨てられない欠点をそれぞれ背をわされているからだ
それでも、変化をすることならできるのかもしれない
欠点を抱えたままでだが、変化することができるのかもしれない
それでもいいと思う
現実にいる誰だって、どうしても乗り越えられない欠点くらい持っているはずだ
レビューを読んでくれているあなたも、きっと持っていますよね
階段島でも、現実