河野裕のレビュー一覧

  • つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業

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    新シリーズ開始とのことですが、そもそも前回までのシリーズが終わったことに気づいてませんでした。ていうかシリーズくくりがあったのですね…今回はまさかの佐々波の過去話しでした。萩原と佐々波の関係は恋人であるはずなのに殺伐としていて悲しかったです。でもたしかに愛はあったのではないかなぁと思います。佐々波が萩原を思い出して泣くシーンと、スズキがこれからも本を書くと言ったシーンで泣いてしまいました。河野先生の文体はきれいで淡々としていて好きです。紫色の指先の情報がまた増えましたね。最後で思わず「え!?」と声をあげてしまいました。前シリーズよりもシリーズ感が出ていたので、忘れる前に次が読みたいです。

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    2015年05月07日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業

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    謎の「紫の指」にグッと近づいた(;゜∇゜)今回は5年前の話で、佐々波は編集者勤め、雨坂続は7年の眠りから目覚めたところ(^^)ミステリーだけじゃなくて、編集や校正の仕事、小説賞の仕組みなど本好きには少しうれしい話盛りだくさん(^^)♪

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    2015年04月17日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    作家が探偵役になりストーリー構築を通して謎を解く設定や、一冊を通して物語が完結する連作短編集という形式など、作者の意欲が感じられてよいです。
    難を言えば表現にキレが不足していて読みにくく、そのせいで凝った伏線か空回り気味かな。
    今後の進化を期待します。

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    2014年10月27日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

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    里見青。嫌いだ。
    このシリーズに必要な女は、
    ノゾミとユキとパスティーシュで100%。
    その他はもう余分だ。

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    2014年10月22日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    コンビの掛け合いにクスッとしてしまいます。
    一つの事件を一つの物語として扱い、お話しを作るように謎を解いていくのが面白いです。




    「お前の推理は、全ボツだ」一駅前からゆるやかに続く神戸北野坂。その途中に佇むカフェ『徒然珈琲』には、ちょっと気になる二人の“探偵さん”がいる。元編集者でお菓子作りが趣味の佐々波さんと、天才的な作家だけどいつも眠たげな雨坂さん。彼らは現実の状況を「設定」として、まるで物語を創るように議論しながら事件を推理する。私は、そんな二人に「死んだ親友の幽霊が探している本をみつけて欲しい」と依頼して…。(BOOKデータベース)

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    2014年09月29日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

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    北野坂探偵舎の二人が追う謎の全貌が、この三巻目で少し見えた気がします。その謎と今回の依頼は絡まりあっていて、謎解きも複雑ですが、とても読み応えがありました。

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    2014年09月16日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    SNEのコンベションでご本人を見かける機会があったので、どんな作品を書く人なのだろうと思って買ってみましたが、とても素敵な文章で驚きました。
    ファンになったかも

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    2014年08月03日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    レイニーの登場により更に謎が増した二作目。河野さんのいつもの感じが戻ってきた気がする。三巻目にも期待。

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    2014年07月15日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    『心霊探偵八雲』のキャラを変えた感じ、の元編集者と小説家のミステリ。うーん、設定はいいんだけど心霊探偵ものにすると八雲と(ry

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    2014年07月04日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    編集者&作家コンビの2作目。

    前作よりずっと好き。ばらばらになった脚本の順序を探る、ということ自体が、コンビの職業に合っているからかもしれない。し、ネタ自体が自分の好みだからかもしれないけれど。

    「著者には書けない」。なるほどね。切ないね。

    探偵役ふたり(というかおもに小説家の方)の才能こそがテーマになっているシリーズにおいて、「才能」が謎の根幹になっているのも、すんなりと納得できる。才能って、すごいことなんだけど、随分とつらく悲しいことでもあるのかな。

    ナルシストでいられる作家(に限らず芸術家、なのかな)というのは幸せなのかもしれないですね。

    1作目で、「幽霊」ってなんだよ、と思う

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    2014年05月31日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    徒然珈琲にいる作家雨坂と元編集者佐々波。
    二人の元に幽霊が探している本の捜索依頼が舞い込む。

    様々な伏線、紆余曲折を経て、よく纏めたと思う。
    個人的には幽霊が出てこない設定の方が良かったと思うが、
    それでも十分に楽しめる連作短編ミステリーだった。

    残された謎が明らかになることを期待して、次作も読みたい。

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    2014年05月06日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

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    一気読みしてしまった。そして久しぶりに小説で涙。
    てっきり完結巻だと思っていたので続くようで嬉しいです。
    ドラマ化したらすごく綺麗そうですね。

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    2014年04月27日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    私は文庫本が好きなので、あくまで文庫に限った話になるが、昨今ミステリーを名乗る本が書店の平台にあふれている、と思う。それも、割とライトな雰囲気(たとえば日常系とか)で、謎解き役はまあありとあらゆる年齢や職業の方々で。まるで2時間サスペンスドラマのようでもある。あそこではかなり前から、家政婦さんだのなんだのが探偵役に取り組んでいた。

    で、この本の謎解きコンビは、作家と元編集者。帯にあるとおり「萌えるコンビ」であります。で、解く謎が「幽霊」ときたもんだ。これは、キャラ設定で読ませるタイプの作品だろう、と思ってしまったのは(自分的に)仕方がないと思う。

    でも。それだけじゃなかったんだなあ・・・

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    2014年04月20日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    シリーズ2冊目。今回は長編。
    ユキが大学に進学しその大学で出会ったラバーグラスという演劇部の練習中に現れる幽霊についての依頼を受ける。

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    2014年04月10日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    カフェを舞台に物語が語られる安楽椅子モノ……かと思いきや、シリーズ2作目の本書では思いっきり外に出ていた。

    カフェのオーナー兼探偵(元編集者)と、小説家のコンビが活躍するミステリー。大学の演劇サークルから相談が持ちかけられ、ストーリーが動き出す。探偵と小説家がまるで物語を作るときのように会話を交わし、推理していくのが面白い。

    当たり前のように幽霊が出てくるのもミステリーとしては珍しいのではないか。主人公コンビは幽霊に関わる相談を優先して受けているのだが、今作では、その背景が少し明らかになった。なるほど。

    この先が気になる終わり方。ラノベ的にスラスラ読むことができるし、近々3作目の「ゴース

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    2014年03月28日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    これが2巻目だとは知らずに買って読んでしまいました。前作を読んで無くても問題なく読めたと思います。
    短編なのかな?と思ったら長編でした。読み始めるとすぐにお話に引き込まれました。ライトっぽい軽さと、しっかりした設定とストーリーが、とてもよかったです。帯にあったように、イケメン2人というコンビは非常に萌えますね。前作を今からでも読みたいです。

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    2014年03月09日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    きっと面白いと思って表紙買い。いい意味で裏切られたというか、予想とは違う話でしたが面白かったです。幽霊が見える探偵舎の所長(元編集者)と、所長が以前担当していた作家とのコンビによる事件簿。かいつまんで言うとそうなりますが、真相解明の手段はストーリーの構築。幽霊にも話を聞きながら、まるで小説を書くように、事件を追っていくのです。二人がなぜ探偵をしているのか、その謎にも実は幽霊が絡んでおり、単に奇抜なアイデアではないことが分かります。ライトな感じの表紙が、物語の内容といい感じにミスマッチです(笑)

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    2014年04月21日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    前作よりオチが納得行って、またバラバラの脚本を組み立てる、という設定も面白かった。次が最終巻だろうか
    ?もっと日常のミステリーでもいいので、もう少しこよシリーズを読んでいたい。

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    2014年01月13日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    物語りを作るように議論しながら事件を推理するのは、元編集者でカフェのオーナーで探偵の佐々波と天才的な作家の雨坂。
    二人の元には幽霊関係の依頼が舞い込んでくる
    ・・・
    シリーズの第一作目!!

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    2014年01月12日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    探偵物好きで、本屋で目にとまり衝動買い。初めて読んだ著者だったが、読みやすくて一気に読んでしまった。元編集者と作家、そしてそんなふたりがいる喫茶店…幽霊も絡むミステリーを、物語を作るように解いていくなんて魅力的な設定。
    過去にも色々ありそうで、伏線がじわじわ出たり消化されるのがまた楽しい。久しぶりに好みのシリーズものを発掘できて満足です。早速今二巻を手に入れ読んでいます。

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    2014年01月11日