河野裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サクラダリセット見事完結!
最初の数巻は雰囲気を楽しむ小説かなーと思いながら読んでたんだけど、相馬菫が蘇った頃から物語が大きく動いて、素敵な短編を挟んで最後は街の未来を決める怒涛の展開。
大変面白かったです。
この作品の魅力は、ひねくれながらもずっと春埼のことを思い続けるケイのキャラクターだよね。
分かりづらいけど、一途なキャラってやっぱイイわ。
分かりづらいといえば、何考えてるのかよく分からないのがヒロインの春埼。
でもこの娘もちゃんと成長してるんだね。
お似合いの二人だと思います。
そうなると可愛そうなのが相馬菫・・・俺が貰ってやんよ!←
無事完結ということで、河野先生の次回作 -
Posted by ブクログ
本巻を読み終わってからの最初の感想は、なんと無駄のない物語であるのかということでした。
無駄のないというのは、既刊を振り返った時に、キャラクターの行動が全てこの巻での行動に結びつくように構成されていることです。不必要な登場人物がほぼ登場しないというのはある意味恐ろしいです。
本作はケイからの視点を中心に展開しながら、最後の最後でようやっとケイの本質を理解するところまで、全てがケイの物語といえるでしょう。ケイの行動が人を動かし、この結末を迎えたのだと思います。
ライトノベル作品では、テーマや流れがぼやけてしまうケースも多いのですが、本作ほど一貫していた作品は最近では珍しいのではないでしょう -
Posted by ブクログ
サクラダリセットもいよいよ復路に入ったようです。
今回は、リセットによる時間軸の移動に加え、夢へダイブ、そこには平行世界のようにサクラダが広がっていたりより複雑な世界になってます。その上、幸せとは?正義とは?と禅問答がくり広げられますので、こっちが夢にダイブしそうになります(笑)
しかし一風変わった作風や叙情的な文体は今回のテーマ合致していて引き込まれます。かなり童話的です。しっとりとした挿し絵も相まってコウガユンのマンガのようにも感じますす。
ただ今回は前回のような盛り上がりはなく…淡々とした印象。ちょっとさみしかったかな。