河野裕のレビュー一覧

  • さよならの言い方なんて知らない。3(新潮文庫nex)

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    おお、新刊だ!と楽しく読んだもののルールの細かいところを忘れていて、んん?と言う感じ。ポイントってループすると戻るんだっけ?いや、戻らないよな。それじゃ意味ないし。
    トーマの現実世界での現状も知り果たして他の人物たちはどういう扱いになっているのだろうというもの気になる所。そして生きるのが苦手な彼が、ポイントの貯蓄ではなく消費を目指しているというのも面白い。普通考えないよな、確かに。
    でもやっぱり自分はトーマの方が好きだな。

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    2020年01月10日
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)

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    ネタバレを避けて感想を述べさせて頂きます。
    うーーん、色々と腹が立つ!笑
    色々と起きたけどなにも解決していないような気がする。
    衝撃の事実が明らかになったので、話が進んでいないわけではないけれど、、。読んでいてどうしようもなく苦しいです。
    けれど今回も時々ハッとさせられるような言葉が散りばめられていて、やっぱり階段島シリーズはいいなあと思いました。

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    2020年01月05日
  • その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    内容の面白さに関しては可もなく不可もなし。ただ、堀が魔女だとしたら時任はどういう立場なのか、以前電話をした魔女は何者かが気になったので、次巻も読みたいとは思う。

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    2019年12月26日
  • 最良の嘘の最後のひと言

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    超能力者たちがその能力を使って競争する話。
    互いの能力をほぼ知りつつ何とか優位に立とうとする駆け引きは面白いが、複雑な仕掛けを入れ過ぎたお陰で後半は上手く要素をまとめきれていない印象を受けました。惜しい。

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    2019年11月23日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 物語に祝福された怪物

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    完結!!とは言え前回どういう所で終わったんだっけ?とちょっと考えちゃいました。
    天才の定義って難しそうだなぁ。
    しかも文章を書く天才を扱う小説って…色々と大変そう。すごい難しい題材だなぁと思いながら読みました。

    それにしても文に感銘を受けたり、羨望したり、挑戦したりと文章を書く人は読書も一苦労なんだなぁ… 何の気負いもなく本を手に取って読んで、面白いだ面白くないだ言えるご身分の読者って幸せだな、なんてそんな事を思いました。

    うん、私は天才はわからないけれども面白い作品は愛している。それは間違いないな~

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    2019年11月11日
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

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    これもペーパー目当てで購入。
    100万回死んだ猫の話。

    一番好きな童話とか聞かれたら自分はなんて答えるんだろう…。難しいな。座右の書も今だに見つけられないし。
    好きだった本を、年を取ってから読み返してもいつも面白いとは限らないしなぁ… 

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    2019年11月11日
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

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    次、一月まで待たないといけないんか!

    愕然。

    前回、キネマ倶楽部と同盟を組んだミケ帝国と、ブルドッグス(名前が、名前が……!)そして、実質実力ナンバーワンツーを誇る、PORTと平穏な国が参戦を決める。
    えっ、二巻にして、最強チーム同士がぶつかるって、どんな展開よ!と思ったら、負けです。
    読みましょう。

    香屋くんが更に影を薄めつつある中、でも、断固として不戦不殺を訴える姿が良い。
    人の命を奪うことを前提にしておいて、綺麗事を言うな、美化するな。
    ただ、それだけをモットーに手持ちのカードを組み上げてゆく、爽快な小説。
    今巻も、やっぱり、持ってかれたー!ってなるわけです。

    あぁ、一月までが長い……。

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    2019年09月29日
  • 夜空の呪いに色はない(新潮文庫nex)

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    階段島シリーズの5冊目。

    いつの間にやら7年前に捨てた自分を階段島の七草が拾っていたり、魔女を巡って構図が七草・堀vs.真辺・安達になっていたり、ややこしいなぁ…。
    よって七草は“堀を愛して真辺を信仰する”七草となったわけだが、その七草を現実の七草がまた拾い、2作目で『時々訳の分からない独り言ちがあったりして、その存在がどうも謎だな』と書いた時任の過去が明らかになったり、大地の母の秘密が明かされたり、お話としては結構面白い展開だと思うのだけど、筋の運びがどうもね…。
    今回のお話としては、成長(大人になる)とは何か、決断する(何かを捨てる)ことの重さ、集団と個の関わりについて、などなど深淵なテーマがぶち込まれているように思えるのだが、前々巻あたりから感じていたまだるっこしさが勝ってしまって、私の悪い頭ではどうにもうまいこと繋がらない。
    ★★★にしたけど、まあ、3.5って感じ。

    ここまで読み終えてシリーズはあと1冊なので、結末が見たくてこのまま突き進むと思うが、どうなることやら。
    だけど、いつも行く中古本屋にはいつ行っても最後の巻が置かれてないんだよな。
    まあ、比較的最近の本だし、映画もやってるし、暫く出て来ないと思ってはいるが、見つかる頃にはそれまでの話を忘れているんじゃないかとかなり心配。

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    2025年09月13日
  • その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前回と同様の、ある特殊な島での物語の続編。
    各キャラのクセや思考が、さらに深く描かれており、没頭し易く、読みやすい。
    些細な出来事を進行させながら、物語の本筋にも深く入り込んでおり、連作としては楽しみな作品。
    次作も期待。

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    2019年09月11日
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)

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    階段島シリーズの4冊目。
    少し前から読み始めていたのだけれど、重たい本を片付けるために盆休み中はこの本は読み止しにしていたので、休み明けから仕切り直し。

    前巻で登場した安達が階段島の平穏を搔き乱す?
    前作あたりから、この作者独特の言い回しや論理展開に、私の読解力がついていけてないのだが、相変わらずに思わせ振りな文章でたらたらと進まない前半の話にはいささか嫌気。
    なんだか、七草がひとりで疑心暗鬼になって、読者をミスリードした上で、自らあっさり真相を語るてな感じに見えて、P.130に『でも君はなかなか決定的なことを口にしない。とどめを刺すなら、さっさとそうしてくれないかな?』とあったけど、そんな心境。
    階段島が出来た経緯や魔女の秘密が明かされていく後半の展開は悪くなかったし、物語の世界観も興味深いところなのだが…。

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    2019年08月21日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    読書録「つれづれ、北野坂探偵舎著者には書
    けない物語」3

    著者 河野裕
    出版 角川文庫

    p38より引用
    “ 雨坂続ー小説家は現実の情報を「設定」
    として、物語を創る。推理ではない。あくま
    で物語だ。だから、突飛な内容でも平然と語
    る。
     佐々波蓮司ー編集者は物語の矛盾点を指摘
    する。ストーリーが自然なものではなかった
    なら、あるいは現実と僅かでも齟齬があった
    なら、詳細にそれをつつく。
     小説家が創り、編集者が崩す。崩れたらま
    た創り直す。こうして二人は真実ににじり寄
    る。”

    目次より抜粋引用
    “バッド・クォートに憑く幽霊
     TO MY SISTER
     アナグラム・プログラム
     著者には書けない物語”

     小説家と元編集者でカフェオーナーの探偵
    所長を主人公とした、長編ミステリ小説。
    シリーズ第二弾。
     大学に入学し、サークルの勧誘に追いかけ
    られている、小暮井ユキ。そんな彼女に勧誘
    を躱すコツを教えてくれた女性は、劇団員を
    しており…。

     上記の引用は、小暮井ユキから持ち込まれ
    た依頼について話し合っている、主人公二人
    のスタイルについて。
    自分の行動を修正してくれる、信頼できる相
    手がいれば、全力で物事を前に進められそう
    ですね。
     二人の過去が少し明らかになる巻、今後の
    物語の展開を楽しむために、重要な部分では
    ないでしょうか。

    ーーーーー

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    2019年07月23日
  • 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)

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    階段島シリーズの3冊目。

    今回の舞台は階段島ではなく元の世界ということで、人格の一部を捨てた側の七草と真辺の物語。
    1冊目の感想に『元の世界にいる彼と彼女も含めたふたり(4人?)の関係が、これからどう展開していくのかは楽しみ』と書いたところ、2冊目では全く触れられず、どうなってるのと思っていたが、ここで来た。
    通勤電車の中でサラッと読むには話が分かりにくく、冒頭から暫く同じところを二度読みし、お話が並行して進んでいるの分かってからは1冊目をチラ見しながら読み進む。
    しかし、なんだかまだるっこしい。
    内省的というか思わせ振りな文章はこのシリーズの特徴とは思うけど、今回はいささか冗長に感じる。
    七草と真辺のすれ違い続ける思いも何かもどかしく、小2の大地がああまで大人びているのにもややげんなり。
    2冊目は結構直球で良かっただが、今回はちょっと残念。

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    2019年08月21日
  • きみの世界に、青が鳴る(新潮文庫nex)

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    本屋の新刊コーナーで、5巻の郵政カブのイラストを見て、へぇ、と気になった。
    で、デザイナーの川谷さんの特集(この間休刊したMdN)を見て、読まねばなるまい、と思って古本で順次集めた。
    (この6巻目だけは新刊で購入)
    イラストがビブリアの越島さんだということには、つい最近になって気が付いた。

    2巻まで読んだ後、しばらく間が開いたけど、3巻以降は割と一気に読み進んだ。
    で、この作り物の世界を美しいとか愛しいとか感じるか、というと、それはないなぁ。

    6巻の帯の「映画化」に、シャフトですか、と思ったら実写だ、と。
    その映画の幸福な未来はまるで思い描けないね。

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    2019年07月07日
  • 夜空の呪いに色はない(新潮文庫nex)

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    最終巻が出たということで、積んでいた山から引っ張り出して一気読み。1年も積んでいたことに驚き。ラストに向けて伏線とか、いろいろと繋がってきました。内容を忘れてしまう前に次も早く読まないと。
    トクメ先生の大人の話が好きでした。

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    2019年06月09日
  • きみの世界に、青が鳴る(新潮文庫nex)

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    星を見る物語だった。それは手が届かない理想を求める物語。そして誠実を求め続けた物語だった。

    6巻に渡る階段島シリーズの完結巻。本作を簡潔に総括することは大変な困難なのだけど、ワシはこの美しい言葉の群れに耽溺したと言える。

    それは同時に、木を見て森を見ずになってしまっている、すなわちこの物語をまだ咀嚼できてないのかもな、とも思っている。それでもその木は美しく、特に突然現れる、カタルシスとも違う唐突な登場人物の言葉に心揺さぶられる。

    人は何も捨てずに成長できるのか。捨てられた人たちの、捨てられなかった声に沈思する。

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    2019年06月06日
  • 最良の嘘の最後のひと言

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    ネタバレ

    平熱系超能力コン・ゲーム小説。Googleをモデルにしたと思わしきハルウィンという企業が超能力者探しをするという、一見すると壮大なシチュエーションだが、その大風呂敷に反して、話自体は緻密なトリックと嘘の応酬である。限定条件のバトロワ的な、血で血を洗う荒っぽさや緊張感はないものの、応用力のある超能力や偏執的なまでのルールの恣意的解釈などはこの作者ならではの持ち味だろう。他の作家ならもっと大仰な嘘をつくのだが、この作者は他の作者なら捨てる部分を拾って有効活用するような、謂わば捨てられた食材で美味しく調理するスキルに長けた作家だと思う。

    ただ、いくつか難点もあり、まず登場人物の描写がやや薄っぺらいことだろう。キャラクターはテンプレートではないものの、能力のほうの印象が先行するばかりで人間的魅力のあるキャラクターがおらず、感情移入できなかったのは残念であった。恐らくその理由としては登場人物の数がやや多すぎたのと、身振りが極端に少ないことで、台詞以外に判別がつく要素がなく、写実性に乏しい。それがどこか浮世離れした雰囲気の理由でもあるので、一概に欠点とは言えないのだが……。それに就活で遭遇する競争相手というのは非常に印象の薄いものなので、そういう意味ではリアルかもしれない。登場人物とその能力一覧は途中で出たものの、もくじに欲しかったように思う。

    あと、超能力のトリックや逆転劇などは面白いものの、流石にルールそのものを捻じ曲げるのにはノレなかった。参加者の一人が運営側、運営側の意図的な仕込み、までは許せるし、ルールの抜け穴を探すのは燃えるが、ルールや条件そのものが嘘だというのはとてもつまらない。特にナビゲーション役や勝利条件などがあらかじめ仕組まれていたことというのは後出しジャンケンめいていてミステリとしては微妙である。それなら最初から矛盾するルールを仕込むなり、途中でルールを疑うなどの、ルールに対する疑念という描写も欲しかった。スマートフォンによる紐付けは面白かったが、スマートフォンを入れ替えるだけで入れ替わりが成立したりというのはガバガバな気がしていまいちノレない。最大の欠点はルール周りの不備や曖昧さで、それすらも織り込み済みで書いているため一応破綻はなく成立してはいるのだが、それがいまいちのめり込めない欠点と表裏一体になっている。ガチガチに決められたルールがあるからこそ、かいくぐる楽しみがあり、新たなルールや条件の設定は、状況が変わる一手となるため、そういう部分に面白さを感じる人はいまいち肌に合わない小説だった。

    しかしそういった普通のバトロワ的シチュの小説を河野裕流に解釈したら、といぅような面白さはあったように思う。また、超能力に寄り添う人間の悩みや思春期の心情を描かせたら、この作者は天下一品だろう。能力の派手さはないものの、その能力との距離感の取り方の筆致はこの作者ならではである。

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    2019年05月29日
  • きみの世界に、青が鳴る(新潮文庫nex)

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    人生に正解は無い。    
    人生に近道は無い。    
    群青色ってどんな色だっけってPCで調べたけど、こんな無機質な色なんかじゃなくて、自然界の中で見られる本物の群青色を見てみたいなって思った。

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    2019年05月12日
  • きみの世界に、青が鳴る(新潮文庫nex)

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    シリーズ最新刊。
    自分は大分ラストの方から読みだしたからアレですが、いなくなれ群青から読んでいた人だったら感慨深いだろうなぁ。青春小説なんだけれどもチープな(本人たちにしてみればチープじゃないのかもしれないけれども)恋愛モノではなく、実際に起きているネグレクトをどう解決していくか、という重いテーマが裏にあってどう終わるんだろう?と思ってました。なるほど。でも確かに精神的支えとか逃げ場って大事だよねぇ、ウン。

    あまりにもまっすぐで正しいマナベさんが苦手だったんだけれども彼女は現実の彼女に拾われて良かったな、とも思う。階段島の彼女は尖りすぎていてある意味怖かったので。理想のために理想を追いかける姿をバカだと笑うのか、愚直さをああはなれないと直視するのを避けるのか。そう言う意味ですごい痛い人だった。

    でも読んでよかった、と思ったシリーズでした。探偵舎の方も楽しみだ。
    それにしても作家さんってスゴイなぁ。10代を越えても作中の人物は10代のままだからその感覚で物を語らないとイカンのだもんなぁ~ スゴイ。

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    2019年05月07日
  • きみの世界に、青が鳴る(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    皆に優しいのは、誰にも優しくないのと一緒だよ?
    なんて10代の頃から云われ続けている。ひとによっちゃトラウマになるところだぞこれ。

    欲張りなんだろうなぁ、と思うことが多い。
    何かを捨てる、捨てない、
    選ぶ選ばない、という道程で、
    選ぼうとするものがひとよりも多い?
    いや、正確には
    選ばないと決めるものが極端に少ないのだ。
    はふう、である。いやほんとに、はふう、だとは思ってんだよ?(笑
    思ってんだけどさ。


    さて。
    一作目をタイトル買いしたのがもう五年も前なのかと思うとぞっとしますね。

    シリーズ後半から少し観念的になってきたな、と思いながら、それでも青春小説として楽しく読めました。
    それでも☆がある程度なのは、最終的な落としどころ、が自分はこれを選ばないなぁ、と感じてしまったからで。

    例えばそう、シミュレートされたのがこの結末であるのなら、オレは次、を始めてしまうだろうと思ったから。
    さて、オレには果たして、
    壊れる前に止めてくれるひとは、居るのかね?
    その前に人並みに壊れるのかね、これは。

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    2019年05月07日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    カフェに向かい合わせで座っている二人が織りなす
    奇妙な探偵物語。

    いや、探偵なのは1人だけで、もう一人は
    普通に作家、なのですが。
    元編集者は何故探偵になったのか、は謎ですが
    全ての謎を二人で、物語を作るように解いていきます。
    短編集なのですが、最終的にはすべてが合わさって…で
    解決します。

    こんな推理は? というわけではなく、本当に
    物語を作るようにピースを合わせていくので
    これはこれで面白いのですが、何だかだらだら
    話しているだけ、な感じもします。

    作るのが趣味なだけで美味しくないケーキ。
    ちょっと食べてみたいです。

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    2019年02月12日