河野裕のレビュー一覧

  • 最良の嘘の最後のひと言

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    「年収8000万、採用者1名、応募資格は超能力者」という設定が既に秀逸。

    いわゆるコンゲーム(信用詐欺)ものだが、そこに超能力という要素が加わると、これは複雑怪奇。騙し騙される登場人物たちと、騙され続ける読者という構図の出来上がりだ。

    かなり入り組んだそれぞれの思惑と行動に、ワシは序盤から推理推測を諦めて物語を追う形にしたが、個人的にはその読み方で正解だった。よくこれだけの展開を管理できるなぁ、とゲーム「428」をやった時のような感心。

    著者にしては修飾が控えめで、ハードボイルド感があったのも印象的。

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    2017年02月27日
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)

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    再読2回目。
    さらにちょっと飽きてきた。
    心を穿つ青春ミステリ、と銘打たれているけれど、自分の年齢が合わないのか、心は穿たれない。でも、若いときに読みたかったな、とは思う。
    何にせよ、どんな解決がもたらされるのか、気にはなる。

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    2017年10月28日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    ネタバレ

    〇 概要
     「熱烈なキスを交わした結果,二人は二度と出会えなくなった」,「のろまを見捨てたため,彼女の出費は倍増した」など12の謎めいたシチュエーションの真相を,イエスとノーでこたえられる質問だけで真相を当てる…というゲームを行う4人の男女。推理カードゲーム「ブラックストーリーズ」を小説化した作品

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     非常に短いブラックなストーリーが12本書かれた作品。どこかで聞いたことがあるような話もあって,とても読みやすい。ただ,内容は非常に薄く,読んでいるときはそこそこ楽しいけど,後には何も残らない…ポテトチップスのような作品。★3で。


    〇 サプライズ ★★★☆☆
     作品全

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    2017年02月19日
  • 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)

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    1巻、2巻と読んだがこれまでの中で印相が薄い感じがした。せっかくの世界感の中で起こる謎が解決に進むわけでもなくさらに壮大になるわけでもなくただ広くなるだけで少し興味が失せていっているように感じた。

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    2017年02月05日
  • さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4

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    いわゆる一つの短編集。  
    ある日の春埼さん好き。 
    春埼の声は低いって作中で言われてるけど、CV花澤香菜とは此れ如何に。  
    無意味な会話……私も取り入れてみようかしら。

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    2017年02月03日
  • 機械仕掛けの選択 サクラダリセット3

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    誰にも心の奥底に柔らかくてくすぐったい部分があると思う。それは、思春期や幼少期に思考したこの世界の無情だ。自分は何者なのか、何故人は死ぬのか、どうして世界から哀しみは無くならないのか。それと折り合いを付けることを、大人になる、と言う。

    本作を読んで、その柔らかくてくすぐったいものが引きずり出された気がした。純粋な善、偽善に見せかけた善、抗えない命運を持ってしまう哀しみ。それらを背負った中学生のドラマが、作者らしい優しい修辞を持って語られる。これは非現実的な物語だろう。でもいつか自分も夢想した非現実=理想なのだと思う。

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    2019年02月25日
  • 猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1

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    かなり不思議な限定されたエリアでのお話。
    が、なかなか重たい過去を背負った少年達の日常生活。
    しかし、普通の日常ではない。

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    2016年11月08日
  • 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)

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    1、2巻とかなり違う。今回の舞台は階段島じゃなく現実です。階段島で起きたあの出来事の裏にはこんな事があったんだな、って具合に進みます。階段島の方の七草と真辺は恋愛要素薄めだったけれど、今回登場した現実の2人は恋愛要素強くて違和感が凄まじい。あとこの人が階段島でのあの人か…と関連付けながら読めるのは面白かったけれど、不穏分子が出てきたりと安心して読めません。次巻での動向が気になります。

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    2016年09月07日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    ちょうどDSの「スローンとマクヘールの謎の物語」というゲームを終えたばかりに読んだので、同じゲームを題材にしているところにものすごく驚きました。自分的にタイミング良すぎて怖いくらい…。ゲームの方は自分で謎を解いていきますが、小説には登場人物がいて、それぞれみんなで質問をしあって謎を解いていきます。嘘のないゲームで、それぞれの過去が明らかになっていく…。かなり読みやすいので、短時間であっさり読みたい人にはオススメです。

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    2016年08月10日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    ネタバレ

     全く期待しないで読み始めたが,思いのほか,面白かった。神戸北野坂に存在する「徒然珈琲」には,元編集者でお菓子作りが趣味の佐々波さんと,いつも眠たげな天才的な作家雨坂さんがいる。現実の状況を「設定」として物語を作るように議論しながら推理をする二人。この二人のモットーは,「迷子の猫捜しから心霊現象まで,なんでも解決」というもの。佐々波は,小さいころから「幽霊」が見え,「幽霊」と話ができるという。
     細かい設定に説明不足の点がある。そもそも,佐々波と雨坂の関係は分からないし,佐々波が幽霊が見える理由も不明。細かい説明を省き,テンポよく物語を進めている。
     プロローグでは,同じかっこをして歩いている

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    2022年11月13日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    ネタバレ

    連作短編集。女子高生からの亡くなった同級生が読んでいた本を探してほしいという依頼から話が展開していく。幽霊が見える編集者と見えない作家。彼らの探している「紫の指」とは?シリーズもののようですが、読み進めていくのは悩むところ。

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    2016年04月19日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ネタバレ

    普通に嫌いではないけれど、続きを読んでもいいとも思うけれど、でも別に特別読みたいとも思わない。青春小説はやっぱり、純小説がいいかもしれない。薄っぺらく感じた。普段読まない系を読みたい。今度は、王道のアクション系とか?また調べる。

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    2016年03月27日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 トロンプルイユの指先

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    幽霊たちの暮らす場所。そして‟紫色の指先”と対峙する。
    今回は小説と読者について考えさせるところが多かった。(あ、いつもか?)
    物語の結末を壊すものはなんだ?
    見えないものを照らす光はどこだ?
    終わりのない物語を知らしめるのは誰だ?
    サン・ジェルマンの薬に癒せない病とはなんだ?
    バッドエンドが確定するのはいつだ?
    次の巻が最終巻かー。すべての疑問が解消されるのだとしたら、すごく心地いい結末になるのではないかと期待。

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    2015年11月22日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    特別な能力を持っているとはいえ、主人公たちは高校生。
    大いなる決意や野望を語っても、やっぱりどこか浅い。
    けど、自分たちが経験し悩み導き出した答えに必死に向き合い行動する姿はとても眩しい。青春グラフィティとして秀逸な作品でした。
    Readerstore一巻無料を利用。

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    2015年10月17日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    【収録作品】バッド・クォートに憑く幽霊/TO MY SISTER/アナグラム・プロぐむ/著者には書けない物語

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    2015年09月18日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ネタバレ

    面白かった

    ちょっと前のラノベって
    やたらエロ描写もないし
    SFやファンタジーも多くて
    そんなに目くじら立てるほどのものじゃない作品が多かったのかも?(今もあるか)

    ああでも本質は変わってないのかなぁ
    でも最近のは読者に(メディアに?)媚びてる気もする

    超能力もの
    みんな変わった能力を持ってる
    色々でおもしろい

    ヒロインがショートカットでボーイッシュな元気少女かと思ったら
    無表情綾波的長門さん的女の子だった

    続きちょっと読みたいかも

    本屋さんでこの人の本が気になったのでこれを読んでみた次第

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    2015年09月03日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

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    地縛霊のため、海岸から移動する事ができないはずのノゾミが、ユキの元に現れ、離れることができなくなるプロローグから始まります。里見青という小説家から洋館の中にあるはずの姉の最後に描いた絵を探す依頼を受け、洋館に向かった3人とノゾミ。着いた途端に受けた霊からの警告や様々な怪奇現象。里見の姉や祖母の霊。それらは里見が失っていた過去の記憶に繋がっていく…とても複雑でかなり悩みながら読みました。今回はとても切ない話でした。

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    2015年07月26日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    天才小説家と、幽霊が見えるという元編集者が謎解きをする素人探偵シリーズの第二弾。流行りのキャラクター重視かと思いきやそこまで極端に誇張されておらず、かと言ってミステリーと呼ぶにはロジカルでもなく、輪郭がはっきりつかめないのに何故か続きが気になるシリーズです。

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    2015年05月17日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    水平思考ゲーム系のあれです。
    ふむ。このゲームに黒いネタが多い、という事実をこう本編に絡めてくるか…
    キャラ的には船長と投資家が好きだ。

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    2015年05月04日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    新しいゲームの形の提示としては面白いと思う。ただ、小説として読むには、シチュエーションが特殊すぎるし、登場人物の掘り下げもないから感情移入もできない。いっそリプレイという形でもよかった気がします。

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    2015年05月02日