河野裕のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ最新刊。
自分は大分ラストの方から読みだしたからアレですが、いなくなれ群青から読んでいた人だったら感慨深いだろうなぁ。青春小説なんだけれどもチープな(本人たちにしてみればチープじゃないのかもしれないけれども)恋愛モノではなく、実際に起きているネグレクトをどう解決していくか、という重いテーマが裏にあってどう終わるんだろう?と思ってました。なるほど。でも確かに精神的支えとか逃げ場って大事だよねぇ、ウン。
あまりにもまっすぐで正しいマナベさんが苦手だったんだけれども彼女は現実の彼女に拾われて良かったな、とも思う。階段島の彼女は尖りすぎていてある意味怖かったので。理想のために理想を追いかける -
Posted by ブクログ
ネタバレ皆に優しいのは、誰にも優しくないのと一緒だよ?
なんて10代の頃から云われ続けている。ひとによっちゃトラウマになるところだぞこれ。
欲張りなんだろうなぁ、と思うことが多い。
何かを捨てる、捨てない、
選ぶ選ばない、という道程で、
選ぼうとするものがひとよりも多い?
いや、正確には
選ばないと決めるものが極端に少ないのだ。
はふう、である。いやほんとに、はふう、だとは思ってんだよ?(笑
思ってんだけどさ。
さて。
一作目をタイトル買いしたのがもう五年も前なのかと思うとぞっとしますね。
シリーズ後半から少し観念的になってきたな、と思いながら、それでも青春小説として楽しく読めました。
それで -
Posted by ブクログ
ネタバレ三冊目にして初めて、現実世界の七草と真辺、大地が描かれる。階段島にいる「捨てられた七草」が思っているのとは現実は少し違いそう??
前二巻に比べて少し現実みが出てきた気がする。捨てた側の葛藤?も描かれて、一巻を読んだときのような違和感は少し薄らいだ。
しかしやはり、文章はすごく読みやすいのだけど、なにかが徹底的に自分とは合わないなと感じてしまう。観念的すぎるのかなー。私とは論点が違うのかな。最後まで読んだらもう少しスッキリするかなと思ったり、とりあえず彼らの着地点が気になったりするので読み進めてはいるけれど。
そもそもスッキリする話ではないのかもしれないなー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ"3D小説"というリアルタイムで書かれていくWeb小説に、小説内の登場人物ソルとして読者が干渉していく新しい試み
を文庫本にしたもの。
登場人物はおおよそ以下のように大別される。
* 小説内での登場人物
* 読者
* 主人公である久瀬にメールを通して干渉ができ、読者ともTwitterを通して交流ができる"ベル"
読者はTwitter上でベルに依頼をすることで物語に干渉できる仕組みになっている。
読者には定期的にバッドエンドの未来が提示される。
物語中で提示されるリアル脱出ゲームのような謎がバッドエンドに結びつくため、それを読者が解いてTwitter -
Posted by ブクログ
今のところ最新刊。
大地の問題を、どうしたって解決出来なさそうな子供たちがどうするんだろう?と思ったらこういう落としどころが付いてきたのかという展開。そうか、両親もこの世界の人なのねぇ。個人的には死んでしまったとはいえ父親も悪いよねぇ、という気がしなくもない。
悪い人が居ないってのはある意味読んでいてしんどい感じ。いや、悪い人は居るけれども悪い人を悪いと言っても問題が解決しないというのが、うん、難しい。そんな中で魔女の力と魔女を同一視しない真辺さんにちょっと一目置きました。今まで読んできて彼女のあまりにも近視眼的なものの見方にはヘキエキしてたんだけど(まあそう言うキャラだから仕方ないんだけれ