河野裕のレビュー一覧
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ネタバレ終わり方としては少し拍子抜けだった。
ただ、「私は世界を認識できない」という台詞に示されるように複数ある自分がそれぞれ認識する世界があり、だからこそパラレルになってしまう世界を認識しきれないし、本来世界を形作る恋愛も信仰も友情も、捨てないことの呪いによって幾層にも世界を作ってしまう。あぁ、なんともまぁ複雑な世界なのか(笑)。そこで生きる登場人物も結局崇高すぎて(笑)
あと、大地が半分ってのは、ちょっとどうなんだろうかね。そうしなければならなかったのは物語としては必要だけども、彼のアイデンティティや不思議なまでの賢さは説明が付かない。この物語にリアリティなんかを求めても意味は無いのだけれども -
Posted by ブクログ
河野さんの世界観は、自分にとっては難解で、すべてを解くのに何回も読まないといけないなという印象でした。階段島シリーズは、途中で挫折してしまいましたが…。
今回のシリーズは、個人的には階段島と比較すると、とっつきやすい方かなと思いました。領土や生き残りをかけたバトルあり、様々な謎ありでした。最初は主人公と同じように訳がわからないまま、世界観に放り出されていくようでした。が、段々と状況がなんとなくですが掴めていき、すっかり引き込まれる自分がいました。RPGっぽい展開で、ミステリー要素を含みながら、進行していくので、楽しめました。
色々な謎が散りばめられていて、わからないまま終了はしましたが、ちょ -
Posted by ブクログ
次、一月まで待たないといけないんか!
愕然。
前回、キネマ倶楽部と同盟を組んだミケ帝国と、ブルドッグス(名前が、名前が……!)そして、実質実力ナンバーワンツーを誇る、PORTと平穏な国が参戦を決める。
えっ、二巻にして、最強チーム同士がぶつかるって、どんな展開よ!と思ったら、負けです。
読みましょう。
香屋くんが更に影を薄めつつある中、でも、断固として不戦不殺を訴える姿が良い。
人の命を奪うことを前提にしておいて、綺麗事を言うな、美化するな。
ただ、それだけをモットーに手持ちのカードを組み上げてゆく、爽快な小説。
今巻も、やっぱり、持ってかれたー!ってなるわけです。
あぁ、一月までが長