河野裕のレビュー一覧

  • 猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1

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    かなり不思議な限定されたエリアでのお話。
    が、なかなか重たい過去を背負った少年達の日常生活。
    しかし、普通の日常ではない。

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    2016年11月08日
  • 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)

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    1、2巻とかなり違う。今回の舞台は階段島じゃなく現実です。階段島で起きたあの出来事の裏にはこんな事があったんだな、って具合に進みます。階段島の方の七草と真辺は恋愛要素薄めだったけれど、今回登場した現実の2人は恋愛要素強くて違和感が凄まじい。あとこの人が階段島でのあの人か…と関連付けながら読めるのは面白かったけれど、不穏分子が出てきたりと安心して読めません。次巻での動向が気になります。

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    2018年10月29日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    ちょうどDSの「スローンとマクヘールの謎の物語」というゲームを終えたばかりに読んだので、同じゲームを題材にしているところにものすごく驚きました。自分的にタイミング良すぎて怖いくらい…。ゲームの方は自分で謎を解いていきますが、小説には登場人物がいて、それぞれみんなで質問をしあって謎を解いていきます。嘘のないゲームで、それぞれの過去が明らかになっていく…。かなり読みやすいので、短時間であっさり読みたい人にはオススメです。

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    2016年08月10日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    ネタバレ

     全く期待しないで読み始めたが,思いのほか,面白かった。神戸北野坂に存在する「徒然珈琲」には,元編集者でお菓子作りが趣味の佐々波さんと,いつも眠たげな天才的な作家雨坂さんがいる。現実の状況を「設定」として物語を作るように議論しながら推理をする二人。この二人のモットーは,「迷子の猫捜しから心霊現象まで,なんでも解決」というもの。佐々波は,小さいころから「幽霊」が見え,「幽霊」と話ができるという。
     細かい設定に説明不足の点がある。そもそも,佐々波と雨坂の関係は分からないし,佐々波が幽霊が見える理由も不明。細かい説明を省き,テンポよく物語を進めている。
     プロローグでは,同じかっこをして歩いている二人の女性について,佐々波と雨坂がストーリーをつづる。物語の中で描かれているが,ストーリーを考える雨坂には小説家としての傷が存在し,物語をハッピーエンドでしか終わらせられないという。プロローグでは,二人の女性は,同じ格好であれば,女性を見間違えるという男性のテストをしていたというストーリーをつづる。プロローグでは真相は分からず,まるで,「猫丸先輩シリーズ」のような,単なる推論で終わる。しかし,このやり取りを見ていた小暮井ユキという少女が,北野坂探偵社に事件を持ち込む。依頼は,小学校の図書室から夕暮れ空の表紙の絵の本を探してほしいというもの。
     物語全体を通じて,小暮井ユキという少女と,その友達だった少女,星川奈々子(の幽霊)が登場する。星川奈々子が幽霊になっているのは,未練があるため。佐々波は,幽霊を成仏させるために奔走する。
     夕暮れ空の表紙の絵の本は,小暮井ユキが小学生のときに星川奈々子の兄の思い出の絵本。小暮井ユキは,病気で死亡した小学生のときの友達である細川奈々子の兄に再会できなかった。しかし,それを隠そうとした星川奈々子は,自分が小学校のときの友達だといって,中学校でユキに再会したのだった。
     物語全体を通じ,星川奈々子のユキへの複雑な思いがつづられている。星川奈々子は,自分にとっても友人であるユキを大切におもいつつ,小学校のときの友人で,死期にっ気付きつつも,ユキを守るために「何か」を燃やそうとして,死んでしまった兄に気付いていないユキに対し怒りを感じていた。
     ユキの恩師「内田」と,奈々子の兄,そしてユキと奈々子。登場人物全員の思いを,最後に,雨坂と佐々波が,図書室でつなぐ。ユキは奈々子の兄の存在を知り,奈々子の兄の真意は,ユキを幸福にするために,内田の辞表を燃やそうとしていたのではないか。奈々子の心の中にあったユキへの怒りが解消され,奈々子が成仏するシーンは心に残った。
     トータルで見て,説明不足の点があり,ミステリとしての弱さはあるが,最後の奈々子が成仏するシーンはよかった。読む前は,それほど期待していなかっただけに印象に残った。とはいえ,最後の奈々子の成仏以外の部分に疑問がないわけではない。特に,読者に知っていて当然といった感じで情報を出す描写が多く,おいてけぼりになっていると感じた部分があった。伏線もそれほどなく,ミステリとしては甘い。トータルの評価は★3で。

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    2022年11月13日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    ネタバレ

    連作短編集。女子高生からの亡くなった同級生が読んでいた本を探してほしいという依頼から話が展開していく。幽霊が見える編集者と見えない作家。彼らの探している「紫の指」とは?シリーズもののようですが、読み進めていくのは悩むところ。

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    2016年04月19日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ネタバレ

    普通に嫌いではないけれど、続きを読んでもいいとも思うけれど、でも別に特別読みたいとも思わない。青春小説はやっぱり、純小説がいいかもしれない。薄っぺらく感じた。普段読まない系を読みたい。今度は、王道のアクション系とか?また調べる。

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    2016年03月27日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 トロンプルイユの指先

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    幽霊たちの暮らす場所。そして‟紫色の指先”と対峙する。
    今回は小説と読者について考えさせるところが多かった。(あ、いつもか?)
    物語の結末を壊すものはなんだ?
    見えないものを照らす光はどこだ?
    終わりのない物語を知らしめるのは誰だ?
    サン・ジェルマンの薬に癒せない病とはなんだ?
    バッドエンドが確定するのはいつだ?
    次の巻が最終巻かー。すべての疑問が解消されるのだとしたら、すごく心地いい結末になるのではないかと期待。

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    2015年11月22日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    【収録作品】バッド・クォートに憑く幽霊/TO MY SISTER/アナグラム・プロぐむ/著者には書けない物語

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    2015年09月18日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ネタバレ

    面白かった

    ちょっと前のラノベって
    やたらエロ描写もないし
    SFやファンタジーも多くて
    そんなに目くじら立てるほどのものじゃない作品が多かったのかも?(今もあるか)

    ああでも本質は変わってないのかなぁ
    でも最近のは読者に(メディアに?)媚びてる気もする

    超能力もの
    みんな変わった能力を持ってる
    色々でおもしろい

    ヒロインがショートカットでボーイッシュな元気少女かと思ったら
    無表情綾波的長門さん的女の子だった

    続きちょっと読みたいかも

    本屋さんでこの人の本が気になったのでこれを読んでみた次第

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    2015年09月03日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

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    地縛霊のため、海岸から移動する事ができないはずのノゾミが、ユキの元に現れ、離れることができなくなるプロローグから始まります。里見青という小説家から洋館の中にあるはずの姉の最後に描いた絵を探す依頼を受け、洋館に向かった3人とノゾミ。着いた途端に受けた霊からの警告や様々な怪奇現象。里見の姉や祖母の霊。それらは里見が失っていた過去の記憶に繋がっていく…とても複雑でかなり悩みながら読みました。今回はとても切ない話でした。

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    2015年07月26日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    天才小説家と、幽霊が見えるという元編集者が謎解きをする素人探偵シリーズの第二弾。流行りのキャラクター重視かと思いきやそこまで極端に誇張されておらず、かと言ってミステリーと呼ぶにはロジカルでもなく、輪郭がはっきりつかめないのに何故か続きが気になるシリーズです。

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    2015年05月17日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    水平思考ゲーム系のあれです。
    ふむ。このゲームに黒いネタが多い、という事実をこう本編に絡めてくるか…
    キャラ的には船長と投資家が好きだ。

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    2015年05月04日
  • ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問

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    新しいゲームの形の提示としては面白いと思う。ただ、小説として読むには、シチュエーションが特殊すぎるし、登場人物の掘り下げもないから感情移入もできない。いっそリプレイという形でもよかった気がします。

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    2015年05月02日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業

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    とうとう「紫色の指先」の正体が…ん?でも…ああー個人を指す名称ではないからか…。
    そりゃあ誰だって…私だって究極の小説を、待ち望む作品の続編を永遠に待ち続けたい。

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    2015年03月29日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業

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    ネタバレ

    今回は、佐々波の過去編のようでいて、「紫色の指先」についての情報が少し具体化されましたね。続きが楽しみです。

    このシリーズは、きっと――趣味程度でいいひとでも、いつか仕事にしたいと思っているひとでも、文章を書くことを楽しい、文章を読むことを楽しいと思っているひとなら、胸に気持ちよくぐさぐさ突き刺さる作品だろうなぁ…と思っています。

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    2015年03月27日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    ★3,5 最初の話を読んだときは、繋がっているとは思わず、評価が低かった。だんだんと話がまとまってきて、初めてジワジワと面白味が出てきた。続きが気になる。

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    2014年11月09日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    元編集者と、作家と、高校生の女の子が探偵をする

    第一巻

    ストーリーをハッピーエンドにするのも、バットエンドにするのもストーリーテーラーだ。

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    2014年08月18日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    『死』がテーマの連作短編。
    死神が出てきますが主役も語り部もヒトです。

    ザッピング要素はそこまで重要じゃないきがします。
    それぞれの生き方死に方。

    明確な答えは読者に委ねられてる感じがする。
    ほわわ~んとした感じ。
    でもそれが良い。

    この作品も好きなんですが『サクラダリセット』が★4なんで相対的に★3

    一冊で完結してるの本あまり読まない人にオススメするらこっちかな。

    河野裕さん作品のちょっとキザっぽい文章や、風景の描写が、凄く好き。
    合わない人もいると思いますが、合う人はハマるんですよね。

    ということで他のかたのレビュー見てて気づいたんですが、良い作品はレビューが良い。(今更
    )

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    2014年08月16日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ラノベっぽくないラノベ、というのが第一印象。
    ラノベにありがちなギャグや萌え要素はなく、
    文章も癖がなく淡々としていて一般小説のような感じです。

    ストーリーは時間移動があるためちゃんと整理しながら読まないと飲み込みにくいですが、
    異能力ものでありながらバトルではなくミステリーに近い内容は独特で新鮮でした。
    作中の雰囲気もさらっとしていて綺麗です。

    ただ、かなり主観的な感想になりますが、
    主人公およびヒロインの性格がどうも好きになれなくて、そこが少し残念でした。
    冷めすぎているのでしょうか…、感情移入しにくいです。
    ヒロインの謎の(設定上仕方ないのかもしれませんが)主人公依存みたいなのも個人的に好みじゃないです。

    余談ですが、作中で好きになれたキャラは野ノ尾さん。現実にいたら彼女がいちばん友達になりたいタイプです笑

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    2014年08月11日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

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    前回の最後から今回は一気に紫の指の謎が解明されるのか!?と思いきや、こりゃまだまだ先が長そう(--;)今回は事故に会う前に訪れる予定だった洋館での話。雨坂さんより、地縛霊からユキに乗り移ったノゾミちゃんの活躍に驚いた!どんどん真相に近づくにつれ、ゾクゾクが止まらない(゜゜;)

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    2014年07月06日