河野裕のレビュー一覧
-
Posted by 読むコレ
ライトノベルと一般文芸の曖昧な境界線上に
あるような作品スね。むしろ一般文芸に近い気がします。
ラノベ嫌いでも絶対イケると思います。
ラノベではよくあるタイムリセットもの。
高校生たちの特殊能力や非現実な設定ですが
はしゃいだ文章じゃないし、軽いSFやファンタジーの
ように自然にその設定に入っていけます。
主人公ケイのやや斜に構えた雰囲気や会話なんかは
伊坂幸太郎のソレに近いもんも感じます。
タイムリセットものの多くは人の死がゲーム感覚で
何度も再生されたりするリセットが多い中、今作は
逆に生の為のリセット...それも痛みをしっかりと伴っている
ところに好感が持てます。やはり通常の文芸書として
充分面白い作品だなぁ。乙一の絶賛コメントも納得ス。 -
Posted by 読むコレ
主人公「ケイ」と「ハルキ」が中学生の頃のストーリー。
更に「ケイ」がこの町に来てからの経緯も書かれていて
ここにきてこのシリーズの血の部分が露になってきました。
個人的な偏見ですがラノベが割とベタっとした平面の
イメージを持っているのですが、このシリーズは奥行き...
と言っても立体的なものではなく、透けるような、あくまでも
平面上の奥行きを感じます。暖かいのだけれど
暖色ではなく透明感があるというか...。
ライトノベルの舞台ではなく、一般文芸作品の
舞台でも勝負出来る作家さんなのではないでしょうか?
樋口有介の初期の頃に雰囲気が近い気がするのは
自分だけ?? なの??
「リセット」の能力によって時間を遡って行き来する
展開が多いのでどうしても流し読みすると、スグに
ついて行けなくなるので、読むのに少々疲れるのが
贅沢な難点w。 -
Posted by ブクログ
主人公「ケイ」と「ハルキ」が中学生の頃のストーリー。
更に「ケイ」がこの町に来てからの経緯も書かれていて
ここにきてこのシリーズの血の部分が露になってきました。
個人的な偏見ですがラノベが割とベタっとした平面の
イメージを持っているのですが、このシリーズは奥行き...
と言っても立体的なものではなく、透けるような、あくまでも
平面上の奥行きを感じます。暖かいのだけれど
暖色ではなく透明感があるというか...。
ライトノベルの舞台ではなく、一般文芸作品の
舞台でも勝負出来る作家さんなのではないでしょうか?
樋口有介の初期の頃に雰囲気が近い気がするのは
自分だけ?? なの??
「リセット」の能力によって時間を遡って行き来する
展開が多いのでどうしても流し読みすると、スグに
ついて行けなくなるので、読むのに少々疲れるのが
贅沢な難点w。