河野裕のレビュー一覧

  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

    Posted by 読むコレ

    主人公「ケイ」と「ハルキ」が中学生の頃のストーリー。
    更に「ケイ」がこの町に来てからの経緯も書かれていて
    ここにきてこのシリーズの血の部分が露になってきました。
    個人的な偏見ですがラノベが割とベタっとした平面の
    イメージを持っているのですが、このシリーズは奥行き...
    と言っても立体的なものではなく、透けるような、あくまでも
    平面上の奥行きを感じます。暖かいのだけれど
    暖色ではなく透明感があるというか...。

    ライトノベルの舞台ではなく、一般文芸作品の
    舞台でも勝負出来る作家さんなのではないでしょうか?
    樋口有介の初期の頃に雰囲気が近い気がするのは
    自分だけ?? なの

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    2013年03月09日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    なんとなく箇条書き形式で感想を書いてみようと思う。

    ・文章
    一般小説寄り。知らなかったらラノベだと思わないかも。それなりに雰囲気がある。

    ・キャラ
    鼻につく主人公、魅力がわからないヒロイン(?)、出番が少ないわりにはうるさい友人、結局良いやつなのかわからない敵、猫好きな野々尾さん。そんな感じ。

    ・ストーリー、内容
    ひねりある能力をうまく使ってる印象。しかしストーリー自体は「リセット」という能力の存在でわかりにくくなっていて、しかも全体的になにがしたいかよくわからなかった。

    ・その他
    いまいち盛り上がりに欠けた。

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    2012年10月10日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    名前も知らない誰かの魂が巡って新しい魂に生まれ変わる。こんな風に考えることができたのなら、死を受け入れることもできるようになるのだろうか。それはとても残酷で、優しいことのように思える。

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    2012年10月05日
  • サクラダリセット(2) CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    ネタバレ

    有名作のコミカライズということで購入。原作未読。よくある能力者ものといった感じの筋立てだけど、どことなく好感の持てる話だった。というか、まだこれで原作1巻分?だと思うので、続きを読んでみたいものだ。ここで終わりっぽくなってるけど……。

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    2012年09月28日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    表題作が、結構好き。
    ちょろっと出てきた人が、これからのお話にも
    かかわるらしいので、今後の展開がすごく楽しみ。

    作者が言うとおり、全然本編と関係ない短編が
    そっと入ってるのって、いい感じ。

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    2012年08月14日
  • ベイビー、グッドモーニング

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    連作短編。
    オビにあった作者の別レーベルとはまったく関係なし。

    作者らしい空気のある作品群だった。プロローグの意味が最後にようやくわかり、その最後がプロローグになっているのも、つながりを感じられるし。

    でも、白い死神の女の子って、アレをおもいだすんだよな。。

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    2012年05月18日
  • サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

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    主人公無双の巻で最終巻

    わかるけど、武力とかじゃなくて知力で無双するってのは
    あまり見ないパターンである意味新鮮

    落ちるところに所に落ちたかな、という思いと、それはそれとして
    じつは解決してねーよな、という思いと結構複雑。

    とはいえ、物語としては終わったのだろうね、という感じのエンディング。
    キレイな物語、という評価が多いけど、伏線やらなにやら、過不足なく
    キレイに消化した結果だと。
    ・・・それができない作家が増えてきたのが原因なのかね。

    まあ、いい話でした。

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    2012年04月15日
  • サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──

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    ラストへ向けての加速

    ああ、リセットはこのために、といわんばかりの使い方に少し感動。
    最初からこれを狙っていたとしたらすごいもの。

    しかも、リセットしただけで何も解決していないのはいつものごとく。これから色々と奔走なんだろ、と。

    実のところ、時間を切り戻したいとかおもうこと多いけど、身の丈って話もるあるしねぇ。

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    2012年04月14日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    能力を諸々組み合わせていく過程は楽しめた。タイムリープにありがちというか仕方が無いのだけれど、時間軸を行ったり来たりするのが途中でグッタリ。

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    2011年07月13日
  • サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

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    タイトルがこうつながってくるか、とういう展開。
    リセットの残酷さが浮き彫りになった巻ではあるが、しょうじき、2,3日の成長が「なかったこと」にされてもなぁ、と。

    出会いや経験が成長を促すこともあるので一概には言えないのだろうけど、その成長ができたのであれば、いずれはその成長はなされるんではなかろうか、と思えるので。

    ラプラスの悪魔のくだりは読んでて面白かったり。

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    2011年07月30日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    サクラダ初の短編集。おすすめはショートショートある日の春埼さん~お見舞い編。同時収録のホワイトパズルもおすすめ。サクラダより、恋がみえるところが最後にほわっとする。
    ホワイトパズルは卵が先か鶏が先か、というのを考えてしまうが、タイムトラベルやタイムリープについて考えるのは好きなので、そこも楽しい。

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    2011年06月17日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    短編集。

    3巻でファンになった人にはとてもうれしい小話がいくつか集録。
    もちろん本筋に関係する話ではあるが、スピンオフとかファンブック的。
    でも、惰性で読んでいる人はここで脱落かなw

    それこそ、漫画ではよくあることだが、ライトノベルでは初?の、
    本作にはまったく関係のない、読み切り作品が入っているとこもミソ。
    こちらは、タイトルに無理やり内容を合わせたがごとく、
    パズルに必然性がないのが痛い(作者的にはあるのだろうが)。

    いずれにせよ、やや中2的にリリカルなのが好きな人には極上かと。

    え?おれはどうかって?
    結構好きですよ。

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    2011年05月15日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    短編集。
    正直、最後のが一番なんかほんわかしってよかった。
    何気にサクラダっぽいし。特殊能力あるところなんか。

    あとはまあ、連載版でよんでたりわすれてたりで。

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    2011年07月30日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    浮ついたところのない、浮遊感溢れるライトノベル。
    シリーズ第4作目は短編集でした。
    1作はサクラダ~とは全く別の短編も収録されていて
    違う雰囲気の漂う作品になっています。

    ここまでの発表からも分かるように過去と現在と時間軸が
    交差して展開されていますが、特に混乱もなくスッキリと
    読めるのは流石です。「ケイ」と「ハルキ」の微妙な関係が
    時系列で少しづつ変化しているのがなんとも微笑ましいです。
    「ハルキ」の想いが何ともいじらしくて可愛いぃぃなぁー。

    短編集ということでインターミッション的な内容でしたが
    この後に続く本編も更に楽しみです。

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    2011年01月13日
  • サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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    ラノベでシリーズとまったく関係ない作品が含まれていたのは初体験でした。あまり好ましいとは思わないですが実際話自体は良かったと思います。他に収録されているシリーズ短編作品は率直に言って不満足。今後本編に関わるトピックスもありそうですが番外編扱いで売ってもらったほうがこの本の扱いとしては的確だったかも。

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    2010年12月16日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

    Posted by ブクログ

    主人公「ケイ」と「ハルキ」が中学生の頃のストーリー。
    更に「ケイ」がこの町に来てからの経緯も書かれていて
    ここにきてこのシリーズの血の部分が露になってきました。
    個人的な偏見ですがラノベが割とベタっとした平面の
    イメージを持っているのですが、このシリーズは奥行き...
    と言っても立体的なものではなく、透けるような、あくまでも
    平面上の奥行きを感じます。暖かいのだけれど
    暖色ではなく透明感があるというか...。

    ライトノベルの舞台ではなく、一般文芸作品の
    舞台でも勝負出来る作家さんなのではないでしょうか?
    樋口有介の初期の頃に雰囲気が近い気がするのは
    自分だけ?? なの??

    「リセット」の能

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    2010年11月10日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

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    ネタバレ

    表紙は誰かと。

    ちょっと不思議な感覚のする小説ではある。
    一般人離れしている登場人物であることには間違いないし。

    あと、ラスボス登場、かな?
    そんな雰囲気の登場でした。

    でも大半は過去話な。登場人物の特異性が際立った巻でした。

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    2011年07月30日
  • サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

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    春崎とケイが出会った頃の話
    相麻が何を考えて行動してたのかは、結局良く分からんかった。次巻に持ち越し?
    未来予知って便利だけど、先が全部わかってて、幸せになるためにはそれに従って生きないとダメ、ってのはやっぱツマンナイんだと思った。先が分からないから面白いみたいな
    あと、春崎は髪短いほうがカワイイ

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    2010年09月15日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

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    1巻に比べると随分こぢんまりとまとまってしまったかなという印象。

    キャラクターの描写が前回よりもはっきりとしていて、1巻の時の空気よりも少し単調でした。あと話としても、引っ張るには少々面白味に欠ける内容でしたかね。

    ただ、相変わらず登場する能力の凡用性には驚かされます。話への組み込み方も含め、能力設定がスッとはまっているのですね。

    面白いとは思いますが、一定ラインかなという感じでした。

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    2010年05月16日
  • サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

    Posted by ブクログ

    1巻もそうですが、今巻もわりとあっさりとした話です。
    あまり波がなく、淡々としておりいつの間にか終わる。
    好き嫌いは分かれるかもしれませんがつまらなくはないです。
    ただ主人公補正のせいか、主人公の能力が強すぎるのではないでしょうか?
    忘れない能力+時間をリセットする能力、そして何でも消す能力、これらがあれば何でもあり。
    今巻のオチでも次巻に向けて能力を使ってすごいことをします。
    これが良いことなのか悪いこと分かりませんが、少し考え物です。

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    2010年04月24日