川端康成のレビュー一覧

  • 古都(新潮文庫)

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     最初は京都弁の読み方に手間取ったとこはあるけど読み進めていくうちになんとかなってきた。
     内容も面白くて京都の描き方も魅力的だったし、様々な登場人物の絡み合いも良かった。終わり方はこれが文学というものなんだなと思いました。

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    2025年07月16日
  • 雪国(新潮文庫)

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    川端康成作品初読で読みました。

    作品自体に直接的な表現が少なく、いわゆる「行間を読む」タイプの作品で自分の中の解釈を持ちながら物語を補完して読み進めていく物語かなと。

    直接的な表現が少ない関係で面白い、つまらないというのは人によってかなり分かれそう。(一つ一つを詳細に説明していないので話が理解できない人がいそう)

    個人的には登場人物のセリフも多く、話の流れや人物の輪郭をイメージしやすい点や風景や場面の説明も鮮明に背景が見えてくるような美しい日本語で描かれている点が非常に読みやすく、これが国内外問わず評価されている作品なんだなと思いました。

    しかし一度きりではこの美しさを享受しきれていな

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    2025年06月10日
  • 少年(新潮文庫)

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    ネタバレ

    川端康成に興味を持っているタイミングで川端康成のBL小説があるらしいと知り読んでみた。寮生活で相部屋のうちはいちゃいちゃしてたのに清野が宗教にのめり込んでいく過程で宮本の心がどんどん離れていくのがリアルで、清野を神格化しすぎていたが故というのもあるかもしれないが、なんかその自分勝手な内面が描かれているのが「うわぁ、、、嫌だけどわかる、、、」になった。
    アトロクの元トモのコーナー思い出した。

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    2025年06月08日
  • 伊豆の踊子

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    コ゚コ゚コ゚コ゚コ゚!

    うっ、美しい

    心臓がトクンっと跳ねた

    しかも、なんて妖艶なんだ

    身体中の血液が、ところ狭しと右往左往する

    芸術家が創り出す作品は、脳ではなく

    心が揺く

    勿論、全ての芸術家に当て嵌まるものではない

    どう自身と呼応し共鳴出来るかだ

    そして、その共鳴が小さな波紋を呼び起こす


    もう一度、そっと覗き見る


    小さな波紋が、ドプラー効果によって波紋疾走を発生させ、電流が身体を駆け巡るゥッッ!


    舞っているのは、早咲き桜の“伊豆の踊り子”なのか

    踊り子から、放たれる指先は幽波紋のそれか

    指先の芸術性は、尋常ではない

    そして、この奇妙な“立ち姿勢”!

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    2025年06月06日
  • 伊豆の踊子

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    可憐な女性たちと、日本の美しい情景の描写が素敵。
    川端康成文学は予想より深くて、それ故に難解でもある。

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    2025年05月11日
  • 少年(新潮文庫)

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    〇感想
    ・部分的な日記や手紙の書き写しなので、全体的に靄がかかってる感があり、イメージしにくい。再読する必要がありそう。
    ・若い頃の川端の言語感覚や情景描写に触れられて興味深い
    ・若い川端、若い少年や少女を見ると興奮していた模様。その自分のいやらしさに悩んでいたようだ。
    ・高い銀時計を買ったが、時計の針が狂っていて時計屋に文句を言おうと向かったがなかなか店の者が出てこずイライラしていたシーンが面白かった。
    川端は借金しまくっていたそうだが、若い頃から浪費癖(いちばん高いものを買ってしまう、欲しいと思うと欲しくてたまらなくなる)は存分に発揮されていたようだ。

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    2025年05月02日
  • 掌の小説(新潮文庫)

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    短編集。
    原田ひ香さんの古本食堂で出てきた三等待合室が気になって読んだ。
    難しくて、え?どういうことだったの?なんで?これはどういう意味?となったけど、
    それを他の人と「これってこういう意味なの?」とか話すのが楽しかった。
    いろんな解釈ができるので、最近読んだ行間を読むとか、伝えたいことを考えるとかを楽しみながら読める本。
    とはいえ今の自分には読み慣れなくてなかなか進まなかったので、慣れとか集中力がいりそう。

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    2025年04月10日
  • 雪国

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    生きていることの儚さとか意味のなさとか、そのなかでの虚ろな戯れの美しさを感じる物語。曇天の北海道旅行には最適な本だった。日本語の繊細さを噛み締めにまた戻ってきたい。

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    2025年04月04日
  • 雪国(新潮文庫)

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    冒頭の一文しか知らなかったので読んでみました。
    場面展開が急に起きている部分もあって、なかなか理解するのに難しい部分もあったけど、なにせ描写が綺麗だな、というのが本を読んだ感想です。
    新潟を舞台にした雪景色や女性の姿形など、読んでて綺麗だな〜と感じる部分がそこかしこにありました。

    この指だけが、これから会いに行く女をなまなましく覚えている。の一文はうわ〜ってなったけど笑

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    2025年03月30日
  • 雪国(新潮文庫)

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    ネタバレ

    注解を確認しながらやっと読み終えた。
    川端康成独特の言い回しなどが多く、正直ストーリーはあまり理解できなかった。
    ラストの展開など、いろいろな解釈ができるのはこの頃の作品ならではなのかなと思う。

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    2025年03月04日
  • 山の音

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    嫁の菊子に恋しているかのような信吾に嫌悪を感じました。昔の嫁はこんなふうに家に尽くさなければならなかったのだなあと菊子が気の毒になりました。

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    2025年02月24日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

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    この有名なタイトルはこんなにも短いお話だったのか。

    二十歳の学生のオヤジなこと。
    もう一度、一気に読まないとつかめそうにない。

    併録の三作品はわかりにくくて。
    川端康成の中では一番読みにくかった。

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    2025年02月13日
  • 伊豆の踊子

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    ネタバレ

    「伊豆の踊り子」「禽獣」「青い海黒い海」他の短編集。
    川端の描く女性はみんな古き良き美しき日本女性、という感じだが、それゆえにこそ、なんだか川端の女性への執着みたいなものを感じでちょっと怖い。耽美派じゃないけど耽美派っぽいものを感じた。「伊豆の踊り子」も、二十歳の私と十四歳の踊り子薫との爽やかな出会いと別れといえば聞こえはいいけれど、処女性への執着がちょっとキモイな。恋でもなく性愛でもないその中間地点みたいな。人と別れてきたのです、といって涙を流す最後のシーンは綺麗といえば綺麗だけど。天城峠や修善寺・湯ヶ島温泉あたりを舞台にしていて、文学散歩できそう。

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    2025年02月06日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

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    100年近く前に出版された本が果たして読める(読み解く)のか…?と言うところからだが、意外とスラスラといけた。どのエピソードも男尊女卑著しく、共感できない部分が多すぎてストーリーがすんなり入ってこない。ただ令和の今でも読めるって事は、きっとその時代では革新的な読み物だったのだろうなと思う。10年、20年後に読んだらきっと抱く感情は変化する、そんな本。

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    2025年01月15日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

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    頭には山口百恵と吉永小百合がちらついていた笑
    文章が情景をありありと映し出すようで
    小説だからこその美しさがある
    なぜ映像化?ぜひ観てみたいと思った

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    2025年01月12日
  • 舞姫(新潮文庫)

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    とりあえずめちゃくちゃな家庭。
    妻は昔のからの恋を引きずっていて、それに気付いている旦那はしっかりと金を握り最終的に妻の財産の家も自分名義にしているという。娘も倅も母の恋に気付いていて黙認すらしているし、今でいうw不倫。
    最後娘も恋に生きそうな怪しげな感じを残しつつ小説は終わる。
    見た目は良いが中ドロドロ。

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    2025年01月04日
  • 雪国

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    ネタバレ

    序盤の、汽車の場面の描写がとても良かったです。寒さで曇った窓ガラスを手で拭くと、向かい側の席に座る女性の顔が反射して浮かび上がり、窓の外の風景と重なり合う。その顔に野山の灯火が映し出されたところが美しかったです。
    中盤〜後半も随所にある風景描写は好きでしたが、全体的に時代設定や雪国の文化に馴染みがなく想像しづらい部分があり、難解に感じました。
    川端康成の他の作品も読んでみようと思います。

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    2025年01月03日
  • 少年(新潮文庫)

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    川端康成が好きではなくなる。文豪はやはりどこか変わっているのだなと思う。自身の青年期の性癖を赤裸々に語っている。男しかいない寮であるから、美しい男性を好きになるのはあり得る話ではあるが、清野の他にも駅で会った美少年で良からぬ妄想をしていることから、それが生い立ちによるものにせよ曲がった性癖をお持ちかと(自身でもそう語っているが)
    古日記や古手紙を焼却するために、回顧しながら出した本としても良く出したなと。川端康成の中では"清潔な"思い出なのかもしれないが、見てはいけないもの知ってはいけない事を知ってしまったように複雑な心境になる。
    川端康成が送った手紙と清野から送られてきた

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    2024年12月31日
  • 伊豆の踊子

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    全体的に酷評が多いだろけど、伊豆の踊り子は川端康成の人生においては間違いなく特別な作品。

    知っている人ならわかる川端康成の壮絶悲惨な人生、その孤独感が作品によく表れているのがまさしく『伊豆の踊り子』
    たぶん一番川端を感じられるのがこれなんじゃないかと言える。ただ内容はもちろん面白くない。これはやはり文学なので心理描写によく読んで感じられることをお勧めします。
    他作でいいなと思うのが『父母』に出てくる「青春の刑罰」という言葉、年相応に楽しむことがないことを指したものですが秀逸でした(内容は期待しないで)。個人的に好きなのは『むすめごころ』『驢馬に乗る妻』これらなんかは比較的わかりやすく男女の恋

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    2024年10月17日
  • 眠れる美女(新潮文庫)

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    川端康成の作品本当に数十年ぶりに
    読んだ
    3編のうち 眠れる美女は不思議に
    すっと入り込めた
    片腕はついていけない
    散リぬるをは何だか理解しにくかった

    川端文学は美しい日本の文化 人情
    所作 感情など随所に感じられる
    と言うが
    この年になってやっと
    分かると言う感じ
    これから少し読んてみようという気になった

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    2024年10月04日