川端康成のレビュー一覧

  • 雪国

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    2年前から、#雪国リトリート というプロジェクトをお手伝いさせていただいております。関わり始めて以来、何度となく、”国境の長いトンネル”を抜けて雪国に行っております。

    湯沢あたりでは、そこかしこで「川端康成」の面影を感じており、いつか読んでみようと思っていた、こちらの名作。

    私自身、純文学というものにあまり馴染みがなく、どういう気持ちで読んだら良いのか、まだ掴めないでおります。ただそれでも、登場人物それぞれの人間らしい弱さは、すぐそこに感じるようなリアルさがあり、胸を締め付けるものがありました。

    そして、どこか醸し出される情景や心情の雪国らしさ。南国のような突き抜けた優しさではなく、どこ

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    2025年11月20日
  • 雪国(新潮文庫)

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    オーディブルで聴いてしまって、ちょっとよくわからないまま聴き終えた。
    理解が浅いのは、私の気が違うからかな

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    2025年11月11日
  • 雪国

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    主人公の何をしているかわからない日常と、その割に奥さんをほおって温泉宿で浮気をしている生活にどうにも感情移入ができないと思って、人に話したら、それが「高等遊民」というもんだと説明された。この時代のあるインテリ男子の憧れの生活スタイルだったようだ。それが学べる小説とも言える。

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    2025年09月16日
  • 山の音(新潮文庫)

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    ある時代の一つの家族の日常が家長の目線で描かれたストーリー。その舅と嫁の相互の愛情が描かれている。舅は嫁を見守り、嫁は舅を慕っている光景が浮かぶ。また、舅の妻、息子そして娘の性質や関係性などが何となくわかる。
    いずれにしても、1つの家族の日常が描かれている。この先どうなって行くのかを示唆するような終わり方でもないし、このストーリーが何を訴えたいかはわからなかった。

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    2025年08月29日
  • 雪国(新潮文庫)

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    場面展開が特に難解で、わかりづらかった。
    いつの間にか場所や時間が変わったり、別れたと思ってた人がまだいたりする。映画やドラマの「カット」のように見ればまあ面白いのかなという気もした。
    最後についている「解説」を読んで、「島村」、「駒子」、「葉子」の象徴的役割がようやくわかったので、二回目以降に読むのなら面白く読めるかなと思った。初読はそんなに惹かれなかったが、二回目からいろいろ知った上で読み直すと化ける本なのかもしれない。

    川端康成は初めて読んだと思うが、状況把握をするのが難しい作家だなと思った。次は『山の音』を大学の後期の授業で読む予定なので、そっちに賭けたい。

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    2025年08月22日
  • 古都(新潮文庫)

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    京都を舞台にしたゆったりしているが、厳しい現実を知って生きてきた双子の姉妹。お互いの存在を知ってからの相手に対する愛情が伝わってきた。その後、どういう人生を歩んで行くのだろうか?助け合って幸せに生きて行くだろう。

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    2025年08月18日
  • 雪国(新潮文庫)

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    直接表現少なく婉曲表現のため想像と解釈が難しく感じました。情景描写、色の使い方がとても美しいことはわかりました。

    〜〜〜

    国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。

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    2025年08月04日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

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    伊豆の踊り子って、こんなに短編なんだ。文庫本で50ページ弱。恥ずかしながら知らなかった。20歳の旅人と踊り子の純な恋。その後、どうなるんだろう。

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    2025年07月30日
  • 雪国(新潮文庫)

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    これが雪国か、、、
    評価を付けるのが難しい。
    設定からして受け付けない方もいると思う。

    表現の美しさに反して、作中の行き止まり間が苦しかった。

    個人的に駒子は島村を溺愛している訳ではなく、自分の身が落ち着かない苦しさや焦燥感から言葉を発している気がする。芸妓という立場もあると思うけど。

    島村の地に足ついてない感じ、なんか見覚えあると思ったら村上春樹作品の主人公だった。

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    2025年07月29日
  • みずうみ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美しい少女の後を追ってしまうという性癖を持つ主人公銀平。
    トルコ風呂(今は使われない言葉となったが)のシーンから始まる。そ、そんな赤裸々な〜と焦りながらもぐいぐい読まされた。
    そして銀平は、犯罪スレスレで今なら完全アウトの言動の数々。
    ヤバい。教職も解かれ、無敵の人になりつつある。
    自らの醜い足に対するコンプレックスや不幸な生い立ちが彼をそうさせているのか。
    生きづらそうだ。
    故郷のみずうみや過去の女性達の思い出が時々蘇る。現実と幻が交錯し、最後の蛍狩りの夜ではわからなくなってしまう。狂っていきそうで正気に戻りそうで銀平がどうなっていくのか…。不思議な小説。読後、ずっとモヤモヤ感をかみしめてい

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    2025年07月27日
  • みずうみ(新潮文庫)

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    酒を飲んで寝た日の、あんまり嬉しくない夢みたいな一冊。
    銀平は足にコンプレックスを抱えたストーカー。しかもロリコン。川端康成の文章が美しく読みやすいからこそ、活字の中で存在することを許された男である。

    「夢幻の少女を求めるためにこの現実の女と飲んでいるような気もした」
    アイドルのご尊顔を拝むために労働に勤しむ私みたい。一緒にしたくないけど。

    谷崎潤一郎も川端康成も、足が好きなのね。

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    2025年07月26日
  • 少年(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最初の方、愛の言葉があられもなさすぎて目の玉が飛び出た。
    当時の寄宿舎ってこんなに乱れてたの? 明治大正って今より男色文化が色濃く残っていたのかな。

    恋文を三十余枚書いて、前半は作文として提出、後半は本人に送り、老いてから全集に収録するとか。
    今とは常識が違いすぎてちょっと雰囲気が掴めない。

    大本教祖三代目への描写がめちゃくちゃ辛辣で、美しい人しか愛せない人なんだな。催しに呼ばれた時にもまず自分の容姿を気にしているし。

    これって人物名などにフェイクは入ってるのだろうか。色々と差し障りがありそうな描写が多いんだけど…。
    孤児であることが原因で屈折したというのもあるんだろうな。

    良かったの

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    2025年07月20日
  • 古都(新潮文庫)

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     最初は京都弁の読み方に手間取ったとこはあるけど読み進めていくうちになんとかなってきた。
     内容も面白くて京都の描き方も魅力的だったし、様々な登場人物の絡み合いも良かった。終わり方はこれが文学というものなんだなと思いました。

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    2025年07月16日
  • 雪国(新潮文庫)

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    川端康成作品初読で読みました。

    作品自体に直接的な表現が少なく、いわゆる「行間を読む」タイプの作品で自分の中の解釈を持ちながら物語を補完して読み進めていく物語かなと。

    直接的な表現が少ない関係で面白い、つまらないというのは人によってかなり分かれそう。(一つ一つを詳細に説明していないので話が理解できない人がいそう)

    個人的には登場人物のセリフも多く、話の流れや人物の輪郭をイメージしやすい点や風景や場面の説明も鮮明に背景が見えてくるような美しい日本語で描かれている点が非常に読みやすく、これが国内外問わず評価されている作品なんだなと思いました。

    しかし一度きりではこの美しさを享受しきれていな

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    2025年06月10日
  • 少年(新潮文庫)

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    ネタバレ

    川端康成に興味を持っているタイミングで川端康成のBL小説があるらしいと知り読んでみた。寮生活で相部屋のうちはいちゃいちゃしてたのに清野が宗教にのめり込んでいく過程で宮本の心がどんどん離れていくのがリアルで、清野を神格化しすぎていたが故というのもあるかもしれないが、なんかその自分勝手な内面が描かれているのが「うわぁ、、、嫌だけどわかる、、、」になった。
    アトロクの元トモのコーナー思い出した。

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    2025年06月08日
  • 伊豆の踊子

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    コ゚コ゚コ゚コ゚コ゚!

    うっ、美しい

    心臓がトクンっと跳ねた

    しかも、なんて妖艶なんだ

    身体中の血液が、ところ狭しと右往左往する

    芸術家が創り出す作品は、脳ではなく

    心が揺く

    勿論、全ての芸術家に当て嵌まるものではない

    どう自身と呼応し共鳴出来るかだ

    そして、その共鳴が小さな波紋を呼び起こす


    もう一度、そっと覗き見る


    小さな波紋が、ドプラー効果によって波紋疾走を発生させ、電流が身体を駆け巡るゥッッ!


    舞っているのは、早咲き桜の“伊豆の踊り子”なのか

    踊り子から、放たれる指先は幽波紋のそれか

    指先の芸術性は、尋常ではない

    そして、この奇妙な“立ち姿勢”!

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    2025年06月06日
  • 伊豆の踊子

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    可憐な女性たちと、日本の美しい情景の描写が素敵。
    川端康成文学は予想より深くて、それ故に難解でもある。

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    2025年05月11日
  • 少年(新潮文庫)

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    〇感想
    ・部分的な日記や手紙の書き写しなので、全体的に靄がかかってる感があり、イメージしにくい。再読する必要がありそう。
    ・若い頃の川端の言語感覚や情景描写に触れられて興味深い
    ・若い川端、若い少年や少女を見ると興奮していた模様。その自分のいやらしさに悩んでいたようだ。
    ・高い銀時計を買ったが、時計の針が狂っていて時計屋に文句を言おうと向かったがなかなか店の者が出てこずイライラしていたシーンが面白かった。
    川端は借金しまくっていたそうだが、若い頃から浪費癖(いちばん高いものを買ってしまう、欲しいと思うと欲しくてたまらなくなる)は存分に発揮されていたようだ。

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    2025年05月02日
  • 掌の小説(新潮文庫)

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    短編集。
    原田ひ香さんの古本食堂で出てきた三等待合室が気になって読んだ。
    難しくて、え?どういうことだったの?なんで?これはどういう意味?となったけど、
    それを他の人と「これってこういう意味なの?」とか話すのが楽しかった。
    いろんな解釈ができるので、最近読んだ行間を読むとか、伝えたいことを考えるとかを楽しみながら読める本。
    とはいえ今の自分には読み慣れなくてなかなか進まなかったので、慣れとか集中力がいりそう。

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    2025年04月10日
  • 雪国

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    生きていることの儚さとか意味のなさとか、そのなかでの虚ろな戯れの美しさを感じる物語。曇天の北海道旅行には最適な本だった。日本語の繊細さを噛み締めにまた戻ってきたい。

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    2025年04月04日