川端康成のレビュー一覧

  • 愛する人達

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    母の初恋
    昔の恋人の死後、その娘を引き取って嫁に送る男の話。
    なんだかドロドロした展開になるのかなーと思ったのですが、読後感は非常に爽やかな「愛」に満ちた物語です。

    夜のさいころ
    純真無垢な少女の魅力。優しく見守る青年。
    川端氏お得意の展開。あっという間に終わってしまうのですが、綺麗にまとまっています

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    2014年06月02日
  • 伊豆の踊子

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    きちんと読んだ思い出がなかったので読んでみた。

    『伊豆の踊子』は、旅芸人の14歳の踊り子がとても可愛い。
    可愛くて純粋なだけに、「旅芸人」というものの行く末が思われて悲しい。
    高校生の主人公の踊り子への気持ちも初々しくて、切ない。


    他7編。
    『驢馬に乗る妻』の主人公の気持ちがわからなかった。
    妻とその姉が可哀想。結局自分しか愛せないんでは無かろうか。

    『むすめごころ』がとても切ない。
    友達と大好きな友達をくっつけようとするいじましさ。
    幸福ってなんだろう。

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    2013年12月05日
  • 愛する人達

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    [※旧新潮文庫版による]

    完成度の高い珠玉のリアリズム短編集。

    「母の初恋」
    今は盛りを過ぎたシナリオ作家の佐山は、過去に民子と婚約していたが、寝取られてしまい破局していた。その民子と再会したがやがて彼女は死に、娘の雪子の面倒をみていた。雪子は結婚するが、失踪してしまう……雪子の最も親しい女学校友達は、彼女から「初恋は、結婚によっても、なにによっても、滅びない」ことを自分の母親から教わっていたと話していた。繊細な感情の糸。


    「女の夢」
    医者で欠点もない久原は36歳まで独身であったが、27まで独身であった美しい令嬢の治子と結婚する。治子は過去に、自分を慕って自殺してしまった従兄の思い出が

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    2013年07月29日
  • 愛する人達

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    異性への愛、家族愛の短編集。作者の描く女性像、そして文体が美しい。「夜のさいころ」「夫唱婦和」が良かった。12.12.23

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    2012年12月23日
  • 雪国

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    原作を読み始めたが、漫画で読んで大体の内容を知ってからのほうがいいと思ったので購入。
    …本当は絵が好みで主人公島村がイケメンだったので買いました(笑)
    漫画なので原作を短くまとめないといけないからか、少し急いでる感じはありましたが、内容を知るにはいいかも。

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    2012年04月27日
  • 伊豆の踊子

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    表題作にもなっている『禽獣』は、とにかく素晴らしい。自身が対象物の生殺与奪を握っていると思うと途端に興醒めしてしまう気持ちもわかる。野生だからこそ美しく魅力的なんだよなあ。

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    2011年11月30日
  • 伊豆の踊子

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    久しぶりに伊豆の踊子が読みたくなって買った一冊。


    伊豆の踊子は清廉なイメージがすごく大きくて好きだな、と改めて実感した。

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    2011年09月21日
  • 伊豆の踊子

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    ネタバレ

    『伊豆の踊子』

    『青い海黒い海』

    『驢馬に乗る妻』

    『禽獣』

    『慰霊歌』

    『二十歳』

    『むすめごころ』

    『父母』

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    2011年09月03日
  • 伊豆の踊子

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    難しいかな?と思ったけれど、案外楽しめた。文章がとても日本的で美しく、読んでいてしみじみしてしまう。人の感情も繊細に描かれていて、文豪もこんな小さなことに心動かされたのだなぁと、少し嬉しい気持ちになったりする。
    収録作品の中には、読んだ後に「どういうことだったのかな?」と気になるものもいくつかあった。ちょっとひっかかったところで終わらせるあたりが、なんというか巨匠の業なんでしょうか。

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    2011年08月20日
  • 女であること

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    女、というものに冷静に向かいあって書いた小説。女というと谷崎などもよくテーマにするし、またさかえなどは氏の小説に出てきそうなキャラクターだが、読後受ける印象は反対と言っていいに等しい。ただなまなましさや哀しさが残った。文章はとても美しく、難なく読めるが、読み終わると読んでいる最中とは打って変わって暗い気持ちに襲われる不思議な小説である。

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    2011年01月14日
  • 伊豆の踊子

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    本屋で出会った瞬間、多分誰かが「ザ・ワールド」を呼んだんだと思う。それでその十秒後に、多分誰かが「キング・クリムゾン」を発動したんだと思う。気づいたら、お金払ってたし。ジャケットのインパクトが強すぎたけど、中身ももちろん面白かったです。

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    2010年01月26日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

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    川端康成自身が短編を選び、解説を加えたもの。
    以下の感想以外の短編も目を通しましたが、
    言い回しや、歴史背景などがよくわからず、挫折しました・・・。

    ☆伊豆の踊子
    自分が孤独根性で歪んでいると、反省を重ね、
    その憂鬱に堪えかねず旅をしたが、
    旅で出会った踊子がとても純粋で可憐であり、
    恋愛ともまた違う好意が芽生え、
    主人公を心身ともに清らかな気持ちにさせてくれた。

    読んでいて、きれいなきもちにさせてくれると思いました。
    今のロリコンとかと通じるものがあるのかなぁ。
    いや、そんなことは無いはず!
    描写がとても美しかった。。

    ☆春景色
    絵かきとその恋人が田舎で生活をする様子を、景観の描写を豊

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    2010年01月03日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

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    言わずと知れた不朽の名作である。
    書生と踊り子とその一行。
    旅の途中で出会い行動を共にしているうちに心がふれ合う。
    複雑な事情がありそうな踊り子達だが、それを感じさせずにきれいな印象を与えている。
    東京へ帰る書生の流す涙、甘い快さが様々な意味合いにも受けとれるのである。

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    2009年12月10日
  • 女であること

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    吐き気がするくらい、女という性について生々しく描いた小説。
    自分が嫌ってる女性像の裏に自分にもある汚い女性が垣間見えて、とっても気分が悪くなる話。うーわー。

    いや、悪いエンディングではないんだけどね。
    川端さんはすごいなー。
    なんでこんなにわかるんだろう。

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    2009年10月07日
  • 伊豆の踊子

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     川端康成の代表作のひとつです(表紙絵がすごいことになっていますが)。孤独に悩む青年の淡い恋心と人というものの温かさを描いた、傑作だと私は思います。この物語は、15歳で孤児になってしまった作者の実体験を元にしているそうですが、主人公と旅芸人の身分(階級格差)を超えた人間同士の交流を通して、人の温かさを感じるという描写には、暗い感じがあまりせず、むしろ孤児根性から抜け出せる希望が感じられます。

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    2009年11月12日
  • 伊豆の踊子

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    荒木飛呂彦がカバー画を描いていたので買ってしまいました。
    ま、完全にやりすぎでしたが。

    孤独な生涯を送ってきた20歳の主人公が旅先で出会う14歳の旅芸人の踊り子に恋をしてしまう、題名作「伊豆の踊子」。

    若さゆえの淡い恋心に揺れる主人公の行動がいじらしい。
    が、時代が違いすぎて感情移入できなかったため、★ひとつ減。

    それよりも注目すべきは収録されている他4篇の短編。
    川端康成の表現力に圧倒される。

    川端が15歳のときに書いた日記を、のちに自身で注釈を付けくわえた「16歳の日記」。
    そのスタイルだけでも新鮮だが、死の間際にいる祖父との会話を【この世の声ではない】と表現するな

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    2009年10月07日
  • 伊豆の踊子

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    「道がつづら折りになって」という出だし、最強だと思います。
    内容は変態チックなものが多いけど、物にも心にも機微を反映した描写で、素直に感心してしまう。

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    2009年10月07日
  • 虹いくたび(新潮文庫)

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    2006. たぶん11月頃 
    これはなかなか設定が面白いです。是非今の時代に流行らせたいです。てか誰かこれでギャルゲーを作って欲しいです。それで麻子萌えか百子萌えか若子萌えか議論を白熱させたいです。おそらく裏ルートで竹宮少年も攻略可能。そんな話を誰かとしたいです。

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    2009年10月04日
  • 伊豆の踊子

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    言わずと知れた川端康成の名作。今更はじめて手にしたことがちょっと恥ずかしい。
    主人公の青年は学生で、一人旅をしている。その道中で偶然であった幼さの残る踊子に抱いた、淡い淡ーい恋のお話。
    新鋭の作家さんを好んで読んでいたんだけど、これは凄く面白かった。ストーリー自体のせつなさ、甘酸っぱさはもちろん、文体も余韻の残る終わり方もあたし好み。きゅんとしちゃいました。

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    2009年10月04日
  • 雪国(新潮文庫)

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    名著として紹介されることも多い川端康成の雪国。越後湯沢が舞台であることも有名。
    初めて手に取って実際に読んでみたが、ストーリーがあまりないように感じ、面白みを感じなかった。おそらく、ストーリーを追うのではなく、一文一文を味わうような純文学の読み方が必要。
    今の自分では魅力に気づけないのだろう。少し間を空けて、読み返してみたい。

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    2026年01月24日