川端康成のレビュー一覧

  • 雪国(新潮文庫)

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    ちょっと頑張って手を出してみたけど流石に難しかったです笑
    でもお気に入りのオシャレな一文を見つけたのでここに載せときます。

    『女の耳の凹凸もはっきり影をつくるほど月は明るかった』

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    2026年06月08日
  • 古都(新潮文庫)

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    移り変わる季節や京都の文化、行事が描かれていてノスタルジックな雰囲気が素敵だった。

    内容が悪いということではないけれど、空気感や風情を味わいたい1冊。

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    2026年06月06日
  • 美しい日本の私

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    川端康成『美しい日本の私』
    ノーベル文学賞受賞時の記念講演を収めた随筆である。
    随筆というのは、作品ではないため「その人となり」が現れやすい。
    海外にも翻訳されているようだが、名文の良さは日本人にしか分からない。いや、日本人であっても、その味わい深さはわからなくなってきているだろう。
    その最も大きなものは「四季の移ろい」や「侘び・寂び」である。
    ここに作者は、日本独自の美意識を見出だしており「日本らしさ」を感じる。

    よく言われることだが「西洋は自然と戦い支配し、東洋は自然の中に溶け込む」という言葉がある。
    雪、月、花という自然の美しさを愛でることは、単なる景色の鑑賞ではない。
    その存在に、心

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    2026年05月25日
  • 雪国(新潮文庫)

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    情景描写はたしかに美しかった。ストーリーの構成というよりは、日本語が持つ美しさとか表現の豊かさとか、そういうところに注目して読むのが正解なのかな。

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    2026年05月11日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

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    むずかしかった…もう一回読まないと分からん…読んでも分からんかも…
    まず言葉が難しい…情景とか思い浮かべづらいし、誰が誰かわからない…

    「伊豆の踊り子」はまだ話が分かりやすく、綺麗な情景が思い浮かんで好き
    「春景色」と「温泉宿」は、川端康成自ら伊豆の踊り子よりも傑作と称していたが、自分にはまだむずかしかった

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    2026年04月04日
  • 虹いくたび(新潮文庫)

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    建築家、水原とその娘2人を中心に
    それぞれの人間関係を綴る
    戦後であっても
    なんとも裕福な家庭であるらしく
    何不自由なく生きている感じがする

    が、
    それぞれに複雑な事情が見え隠れする
    1番目の娘、百子は愛人の子
    母は自殺、百子はかつての恋人を戦争で失くす
    今は少年ばかり愛し、
    心穏やかでない生活をしている
    2番目の娘、麻子は本妻の子
    本妻は病死している
    そして京都にもう1人
    愛人との間に娘がいる
    3番目の若子
    それぞれは
    水原を慕いながら
    水原に守られて生きている

    時代を感じさせる男と女の力関係
    今なら問題ありだらけだけれど
    なぜかそこに大きな大きな愛と、抱擁力を感じる
    身勝手とも思える態

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    2026年04月02日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

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    ネタバレ

    雪国よりも本作の方が好きです。なぜなら雪国は島村が妻子がいる身で、年齢差のある駒子と逢瀬を重ねているという設定に違和感を覚えていたので、物語に入り込みにくかったからだ。また、駒子はそれなりの年齢で芸者の境遇なので、悲壮感があって辛い気持ちにもなりやすい。

    一方で、本作は主人公がまず若い!そして、踊り子も若く、支えてくれる家族もいるため、まだ救いがある。そのため、作中で疑問や罪悪感が湧くことが少なく、入り込みやすいと思った。

    ただ、前者の方が設定が過激な分、後者よりももののあわれな寂寥感に耽ることができた気がするので、バランスは難しい。全体的にみると、快く読めたのは伊豆の踊り子です。

    最初

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    2026年03月27日
  • みずうみ(新潮文庫)

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    『みずうみ』は、筋や人物の行動を近代的な論理で追おうとすると、むしろ読めなくなる小説だと感じた。銀平と女たちの不可解さ、断片的な展開は、私たちが当然視する「わかりやすさ」や「合理性」を崩してくる。その意味で、文学でありながら文化人類学や社会学のように、近代的科学的思考そのものを相対化する作品なのかもなと思った

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    2026年03月06日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

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    古本屋で50円均一で売られていて、思わず買ったのがおそらく2年前。そこから長らく積読になっていたが、ついに読んだ。

    普段現代小説やエッセイばかり読んでいる身には少し難しくて、なかなか場面描写ができなかった…。難しい…。

    まだ伊豆の踊り子は読みやすかった。
    きっと作者の思考とか経験とか諸々、ものすごく反映されてるんだろうけど。
    それをすくい取れる読解力をつけたい…。

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    2026年02月18日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

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    人物同士の関係や時代的背景を読み取るのが難しかった。また、全体を通して主人公の考えを読み取るのが難しかった。とくに青い海黒い海、

    それでいうと伊豆の踊子は易しくて、純愛というか新鮮さの溢れる作品で面白がった。

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    2026年02月12日
  • 雪国

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    確かに情景描写は凄いかもしれないけど、正直この文章に日を感じる感性が自分にはないのかもしれない…

    なぜ島村は既婚子持ちの無職おじさんなのに、駒子から行為を寄せられてたんだろう…

    あと島村と葉子の関係性もよくわからない…

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    2026年02月02日
  • 雪国

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    美しい情景描写。雪はすべてを覆い隠して真っ白にするのに、雪景色ってこんなに多彩に表現できるのか。外の寒々しさと対照的な温泉宿の温かさ、そこで聴こえてくる音、視覚だけでなく温度感や聴覚も文章だけで伝わる。もし、これだけの語彙力と表現力を多くの人が持っていたら、ビデオカメラは発明されなかったかも。

    それはそうと、この島村という男のどこにそんな魅力があるのかが疑問だった。島村目線でしか語られないから、駒子がどうしてそんなに惚れ込んでいるのかが分からない。超絶顔が良いとか?
    それでも私が駒子の友だちなら「そいつはやめとけ」と言いたくなるタイプ。彼女に見送られて電車に乗り込んで、物理的な距離ができた途

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    2026年01月17日
  • 眠れる美女(新潮文庫)

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    クソジ…いや江口老人への嫌悪感が凄まじくて集中できない。素直に女の子たちを愛でればいいじゃないか。自分は違う、他を老人どもと蔑む…何なんだこいつは。
    女の子たちの描写がそりゃあもうすごくてドキドキする。

    片腕、びっくりした。いきなり何!?となる。官能的〜。
    散りぬるを、ちょっと何言ってるのか分からない。

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    2026年01月16日
  • 雪国

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    ネタバレ

    情景が目に浮かぶ、艶かしい作品だった。
    自分用メモ:東京のお金持ちのおじさんが、湯沢温泉まで旅行に行って駒子という19歳くらいの芸者を特別気にいる。あまりに清潔で美しいから性的なことはしないでいたが、女の子の方が惚れ込んでしまう。だからもう来るのやめよ、って思って終わり
    蜻蛉トンボ

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    2026年01月09日
  • みずうみ(新潮文庫)

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    ページをめくるほど幻想と現実が複雑になっていく
    そして最後ははっきりとした現実に戻る
    自分がそこにいるような感覚で読み進められた

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    2025年12月25日
  • 眠れる美女(新潮文庫)

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    小説なので何を書いても良いとはいえ、3篇のどれもなかなかに背徳的で反社会的な要素に満ちている。
    「眠れる美女」は情景を想像すると絵面の気持ち悪さが先に立ち、細かな描写が入ってこない。「片腕」にも共通するが、あまり抑揚のない話であり、どこで終わっても良さそうなのに結末だけが突出しているようにみえてしまう。
    「散りぬるを」は事件に題材を借りたフィクションなのだが、被害者が実在する以上、今だと何かと物議を醸すことになりそうだ。「狂気による犯罪のほうが正気の犯罪よりも悪である」等の認識は通常の法理を突き抜けているが、今もこうした理由のよくわからない事件は度々起り、真実や動機も結局は裁判の作文の中で片付

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    2025年12月21日
  • 雪国

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    2年前から、#雪国リトリート というプロジェクトをお手伝いさせていただいております。関わり始めて以来、何度となく、”国境の長いトンネル”を抜けて雪国に行っております。

    湯沢あたりでは、そこかしこで「川端康成」の面影を感じており、いつか読んでみようと思っていた、こちらの名作。

    私自身、純文学というものにあまり馴染みがなく、どういう気持ちで読んだら良いのか、まだ掴めないでおります。ただそれでも、登場人物それぞれの人間らしい弱さは、すぐそこに感じるようなリアルさがあり、胸を締め付けるものがありました。

    そして、どこか醸し出される情景や心情の雪国らしさ。南国のような突き抜けた優しさではなく、どこ

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    2025年11月20日
  • 雪国

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    主人公の何をしているかわからない日常と、その割に奥さんをほおって温泉宿で浮気をしている生活にどうにも感情移入ができないと思って、人に話したら、それが「高等遊民」というもんだと説明された。この時代のあるインテリ男子の憧れの生活スタイルだったようだ。それが学べる小説とも言える。

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    2025年09月16日
  • 山の音(新潮文庫)

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    ある時代の一つの家族の日常が家長の目線で描かれたストーリー。その舅と嫁の相互の愛情が描かれている。舅は嫁を見守り、嫁は舅を慕っている光景が浮かぶ。また、舅の妻、息子そして娘の性質や関係性などが何となくわかる。
    いずれにしても、1つの家族の日常が描かれている。この先どうなって行くのかを示唆するような終わり方でもないし、このストーリーが何を訴えたいかはわからなかった。

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    2025年08月29日
  • 古都(新潮文庫)

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    京都を舞台にしたゆったりしているが、厳しい現実を知って生きてきた双子の姉妹。お互いの存在を知ってからの相手に対する愛情が伝わってきた。その後、どういう人生を歩んで行くのだろうか?助け合って幸せに生きて行くだろう。

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    2025年08月18日