川端康成のレビュー一覧

  • 伊豆の踊子

    Posted by ブクログ

    本屋で出会った瞬間、多分誰かが「ザ・ワールド」を呼んだんだと思う。それでその十秒後に、多分誰かが「キング・クリムゾン」を発動したんだと思う。気づいたら、お金払ってたし。ジャケットのインパクトが強すぎたけど、中身ももちろん面白かったです。

    0
    2010年01月26日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

    Posted by ブクログ

    川端康成自身が短編を選び、解説を加えたもの。
    以下の感想以外の短編も目を通しましたが、
    言い回しや、歴史背景などがよくわからず、挫折しました・・・。

    ☆伊豆の踊子
    自分が孤独根性で歪んでいると、反省を重ね、
    その憂鬱に堪えかねず旅をしたが、
    旅で出会った踊子がとても純粋で可憐であり、
    恋愛ともまた違う好意が芽生え、
    主人公を心身ともに清らかな気持ちにさせてくれた。

    読んでいて、きれいなきもちにさせてくれると思いました。
    今のロリコンとかと通じるものがあるのかなぁ。
    いや、そんなことは無いはず!
    描写がとても美しかった。。

    ☆春景色
    絵かきとその恋人が田舎で生活をする様子を、景観の描写を豊

    0
    2010年01月03日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

    Posted by ブクログ

    言わずと知れた不朽の名作である。
    書生と踊り子とその一行。
    旅の途中で出会い行動を共にしているうちに心がふれ合う。
    複雑な事情がありそうな踊り子達だが、それを感じさせずにきれいな印象を与えている。
    東京へ帰る書生の流す涙、甘い快さが様々な意味合いにも受けとれるのである。

    0
    2009年12月10日
  • 女であること

    Posted by ブクログ

    吐き気がするくらい、女という性について生々しく描いた小説。
    自分が嫌ってる女性像の裏に自分にもある汚い女性が垣間見えて、とっても気分が悪くなる話。うーわー。

    いや、悪いエンディングではないんだけどね。
    川端さんはすごいなー。
    なんでこんなにわかるんだろう。

    0
    2009年10月07日
  • 伊豆の踊子

    Posted by ブクログ

     川端康成の代表作のひとつです(表紙絵がすごいことになっていますが)。孤独に悩む青年の淡い恋心と人というものの温かさを描いた、傑作だと私は思います。この物語は、15歳で孤児になってしまった作者の実体験を元にしているそうですが、主人公と旅芸人の身分(階級格差)を超えた人間同士の交流を通して、人の温かさを感じるという描写には、暗い感じがあまりせず、むしろ孤児根性から抜け出せる希望が感じられます。

    0
    2009年11月12日
  • 伊豆の踊子

    Posted by ブクログ

    荒木飛呂彦がカバー画を描いていたので買ってしまいました。
    ま、完全にやりすぎでしたが。

    孤独な生涯を送ってきた20歳の主人公が旅先で出会う14歳の旅芸人の踊り子に恋をしてしまう、題名作「伊豆の踊子」。

    若さゆえの淡い恋心に揺れる主人公の行動がいじらしい。
    が、時代が違いすぎて感情移入できなかったため、★ひとつ減。

    それよりも注目すべきは収録されている他4篇の短編。
    川端康成の表現力に圧倒される。

    川端が15歳のときに書いた日記を、のちに自身で注釈を付けくわえた「16歳の日記」。
    そのスタイルだけでも新鮮だが、死の間際にいる祖父との会話を【この世の声ではない】と表現するな

    0
    2009年10月07日
  • 伊豆の踊子

    Posted by ブクログ

    「道がつづら折りになって」という出だし、最強だと思います。
    内容は変態チックなものが多いけど、物にも心にも機微を反映した描写で、素直に感心してしまう。

    0
    2009年10月07日
  • 虹いくたび(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2006. たぶん11月頃 
    これはなかなか設定が面白いです。是非今の時代に流行らせたいです。てか誰かこれでギャルゲーを作って欲しいです。それで麻子萌えか百子萌えか若子萌えか議論を白熱させたいです。おそらく裏ルートで竹宮少年も攻略可能。そんな話を誰かとしたいです。

    0
    2009年10月04日
  • 伊豆の踊子

    Posted by ブクログ

    言わずと知れた川端康成の名作。今更はじめて手にしたことがちょっと恥ずかしい。
    主人公の青年は学生で、一人旅をしている。その道中で偶然であった幼さの残る踊子に抱いた、淡い淡ーい恋のお話。
    新鋭の作家さんを好んで読んでいたんだけど、これは凄く面白かった。ストーリー自体のせつなさ、甘酸っぱさはもちろん、文体も余韻の残る終わり方もあたし好み。きゅんとしちゃいました。

    0
    2009年10月04日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

    Posted by ブクログ

    むずかしかった…もう一回読まないと分からん…読んでも分からんかも…
    まず言葉が難しい…情景とか思い浮かべづらいし、誰が誰かわからない…

    「伊豆の踊り子」はまだ話が分かりやすく、綺麗な情景が思い浮かんで好き
    「春景色」と「温泉宿」は、川端康成自ら伊豆の踊り子よりも傑作と称していたが、自分にはまだむずかしかった

    0
    2026年04月04日
  • 虹いくたび(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    建築家、水原とその娘2人を中心に
    それぞれの人間関係を綴る
    戦後であっても
    なんとも裕福な家庭であるらしく
    何不自由なく生きている感じがする

    が、
    それぞれに複雑な事情が見え隠れする
    1番目の娘、百子は愛人の子
    母は自殺、百子はかつての恋人を戦争で失くす
    今は少年ばかり愛し、
    心穏やかでない生活をしている
    2番目の娘、麻子は本妻の子
    本妻は病死している
    そして京都にもう1人
    愛人との間に娘がいる
    3番目の若子
    それぞれは
    水原を慕いながら
    水原に守られて生きている

    時代を感じさせる男と女の力関係
    今なら問題ありだらけだけれど
    なぜかそこに大きな大きな愛と、抱擁力を感じる
    身勝手とも思える態

    0
    2026年04月02日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    雪国よりも本作の方が好きです。なぜなら雪国は島村が妻子がいる身で、年齢差のある駒子と逢瀬を重ねているという設定に違和感を覚えていたので、物語に入り込みにくかったからだ。また、駒子はそれなりの年齢で芸者の境遇なので、悲壮感があって辛い気持ちにもなりやすい。

    一方で、本作は主人公がまず若い!そして、踊り子も若く、支えてくれる家族もいるため、まだ救いがある。そのため、作中で疑問や罪悪感が湧くことが少なく、入り込みやすいと思った。

    ただ、前者の方が設定が過激な分、後者よりももののあわれな寂寥感に耽ることができた気がするので、バランスは難しい。全体的にみると、快く読めたのは伊豆の踊り子です。

    最初

    0
    2026年03月27日
  • みずうみ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『みずうみ』は、筋や人物の行動を近代的な論理で追おうとすると、むしろ読めなくなる小説だと感じた。銀平と女たちの不可解さ、断片的な展開は、私たちが当然視する「わかりやすさ」や「合理性」を崩してくる。その意味で、文学でありながら文化人類学や社会学のように、近代的科学的思考そのものを相対化する作品なのかもなと思った

    0
    2026年03月06日
  • 伊豆の踊子(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    古本屋で50円均一で売られていて、思わず買ったのがおそらく2年前。そこから長らく積読になっていたが、ついに読んだ。

    普段現代小説やエッセイばかり読んでいる身には少し難しくて、なかなか場面描写ができなかった…。難しい…。

    まだ伊豆の踊り子は読みやすかった。
    きっと作者の思考とか経験とか諸々、ものすごく反映されてるんだろうけど。
    それをすくい取れる読解力をつけたい…。

    0
    2026年02月18日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    冒頭の文章は秀逸。
    情景の書き振りや心情の描写が繊細で綺麗だと感じた。ただ、時代の違いで理解し難い部分や雰囲気が伝わらない箇所はある。それにしても、文章による表現の豊かさが感じられる名文学だと思った。たまにこういうものを読むことでまた本の面白さを感じられる。

    0
    2026年02月18日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東京出身の冷淡男・島村
    島村に愛情をぶつける芸者・駒子
    島村が惹かれている儚い美女・葉子

    島村と駒子の恋愛における温度差
    全てを“景色の一部”としか捉えられない島村
    葉子という「幻影」、駒子という「現実」

    ラストは繭倉の火災→幻が崩壊し、現実が悲鳴をあげ、島村は独りで「天の河」の美しさに恍惚とする

    虚無感、美しき残酷、カタルシス

    0
    2026年02月18日
  • 伊豆の踊子・温泉宿 他4篇

    Posted by ブクログ

    人物同士の関係や時代的背景を読み取るのが難しかった。また、全体を通して主人公の考えを読み取るのが難しかった。とくに青い海黒い海、

    それでいうと伊豆の踊子は易しくて、純愛というか新鮮さの溢れる作品で面白がった。

    0
    2026年02月12日
  • 雪国

    Posted by ブクログ

    確かに情景描写は凄いかもしれないけど、正直この文章に日を感じる感性が自分にはないのかもしれない…

    なぜ島村は既婚子持ちの無職おじさんなのに、駒子から行為を寄せられてたんだろう…

    あと島村と葉子の関係性もよくわからない…

    0
    2026年02月02日
  • 雪国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    名著として紹介されることも多い川端康成の雪国。越後湯沢が舞台であることも有名。
    初めて手に取って実際に読んでみたが、ストーリーがあまりないように感じ、面白みを感じなかった。おそらく、ストーリーを追うのではなく、一文一文を味わうような純文学の読み方が必要。
    今の自分では魅力に気づけないのだろう。少し間を空けて、読み返してみたい。

    0
    2026年01月24日
  • 雪国

    Posted by ブクログ

    美しい情景描写。雪はすべてを覆い隠して真っ白にするのに、雪景色ってこんなに多彩に表現できるのか。外の寒々しさと対照的な温泉宿の温かさ、そこで聴こえてくる音、視覚だけでなく温度感や聴覚も文章だけで伝わる。もし、これだけの語彙力と表現力を多くの人が持っていたら、ビデオカメラは発明されなかったかも。

    それはそうと、この島村という男のどこにそんな魅力があるのかが疑問だった。島村目線でしか語られないから、駒子がどうしてそんなに惚れ込んでいるのかが分からない。超絶顔が良いとか?
    それでも私が駒子の友だちなら「そいつはやめとけ」と言いたくなるタイプ。彼女に見送られて電車に乗り込んで、物理的な距離ができた途

    0
    2026年01月17日