安西水丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「日刊アルバイトニュース」(今は「an」という名前に変わっているらしい)に1年9ヵ月にわたって連載されていたもの。1984年(昭和59年)発行からの文庫本、平成8年4月15日 25刷
実家に行ったとき持参の本を読み終わってしまい、弟が残していった段ボール箱を漁ったら素敵なものが入っていた。(小池真理子なんかも入っていたから、昔のカノジョ箱かもしれない)
この先も続けて村上春樹エッセイを読もうと思う(弟所蔵の)。
およそ40年前くらい、春樹さん、33歳〜35歳頃のコラム。
世相を反映しているかというとそうでもなく、やはりここは村上ワールドだ。
時代を感じるのはモノの値段くらいかな?
安西水丸氏の味のあるイラスト入りで見開き2ページが1回分のようだけれど、日刊だから毎日だろうし、よくネタが尽きないと思う。
1回分に一度は目から鱗というか、おおおっ!!!というか、良くもこんな文章を考えつけるなあと感心してしまう。
職探しの若者が、これだけ読んだら満足して、もう求人のページは見なくていいやと思ってしまわないか心配である。
映画の話、「こんな死に方はしたくない」ネタ、食べ物のこと、有名人の悪口ネタ(!)
そういえば「文豪の悪口本」というのを読んだことがあったけど、文豪は悪口を書くとき、やたら筆が冴えるのよね(笑) -
Posted by ブクログ
あってもなくてもいいものってたくさんある。それでも気の赴くままに余計なものに手をつけていくと、人生のおいて小さくて確固とした幸せを感じることができる。村上春樹にとっての時計やジェーピングクリーム、Tシャツ、レコードのように。
村上春樹の文章だってあってもなくてもいいものばかりだけどその文章が多くの人に愛されているのだから、もっと私たちは余計なものを大切にしてもいいんだろうな
村上春樹の視界を描いたような挿絵からは、いろんな音や匂いも感じられて違う空間の日常を味わうことができた
全ての人が村上春樹みたいに余計なことを考え書いて生計を立てられるわけではないので、私は凡人として休日は余計だけど自分らしい幸せには不可欠なことを大切にしていきたい