安西水丸のレビュー一覧

  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    村上春樹さんのエッセイは、人柄や人間らしさを感じるし、人を惹きつける文章だなあ。自分が生まれる前の時代の話は新鮮に読めて面白い。
    安西水丸さんの挿絵も素敵です。
    電車の切符を失くす話、面白くて好き。

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    2023年04月09日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今回は画伯はあまりいじ…られてたや。
    対談で結局いじられる画伯…

    まあひどい名前にされたある人よりはましじゃないかしら。

    おもしろかったのは意味深な人探し。
    そりゃあ自分の名前部分が出ていれば
    なんのこっちゃと思うことでしょう。
    (結局真相は闇の中だったようです)

    それと著者は高所恐怖症の模様。
    ピサの斜塔を3回でリタイアでは重症ですなぁ…

    今回は1話題当たりのページ数が少し多めです。

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    2022年12月17日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    きゅうりの古漬け似は笑った。
    海苔弁って(というかお弁当自体思い出が少ない)数えるくらいしか食べたことないけど美味しいものって記憶がすごくある。


    イラスト 安西水丸

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    2022年11月30日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    あってもなくてもいいものってたくさんある。それでも気の赴くままに余計なものに手をつけていくと、人生のおいて小さくて確固とした幸せを感じることができる。村上春樹にとっての時計やジェーピングクリーム、Tシャツ、レコードのように。
    村上春樹の文章だってあってもなくてもいいものばかりだけどその文章が多くの人に愛されているのだから、もっと私たちは余計なものを大切にしてもいいんだろうな

    村上春樹の視界を描いたような挿絵からは、いろんな音や匂いも感じられて違う空間の日常を味わうことができた

    全ての人が村上春樹みたいに余計なことを考え書いて生計を立てられるわけではないので、私は凡人として休日は余計だけど自

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    2022年11月13日
  • ちいさな城下町

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    四国カルストに寄った帰りに当初は予定していなかった大洲市のニッポニアホテルに宿泊。大洲城と旧市街地を散策した際に、城下町ってやっぱいいなあ〜と思って、なんかゆかりのある書籍をと思って購入した一冊。
    著者が訪れるきっかけになるあたりはよいけど、各城の歴史に関する部分は少しとっつきにくいかもね。
    ここに記載のある城で行ったことあるのは、高梁市の松山城と大洲城くらいか。他のお城も訪ねてみたいな。

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    2022年11月06日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    村上春樹と安西水丸のゆるい(基本的には)エッセイ連載をまとめたもの。
    ゆるいのだけど時々ハッとするような一文に出会えてとても好きです。長寿猫さんのエピソードが神秘的で好みでした。

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    2022年10月21日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイの内容とは、なんの脈絡もない安西水丸のイラストが、なにかオシャレで印象的で、一気にファンになってしまった。こんなイラスト、描けたらなあ。

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    2022年10月13日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイが楽しくて次々読んでいます。
    これも楽しかった。
    引越し、電車の切符、豆腐の話。たいしたトピックじゃないのに、村上春樹ワールドが展開されていて面白い。
    豆腐屋さんで豆腐を買った経験がないので、その朝にその日食べる豆腐を買いに行くのぜひやってみたい。美味しそう。
    「ミケーネの小惑星ホテル」が特に好きでした

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    2022年09月13日
  • 青豆とうふ

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    和田誠さんのイラストも好きだし
    安西水丸さんのイラストも好き。

    和田誠展も安西水丸展も行きました。

    いやいや
    あっもいう間に読み終わりました。

    お二人の人間性が良くわかる。
    楽しい本でした。

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    2022年09月06日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    30年以上前のムラカミ青年がやたらと気に入ってしまって、読み終えた今も再読している。

    この気弱で身勝手なセイネンは、今もこうしてみんなに待ち焦がれられていると思っていたでしょうか。
    なんだかんだで、素直なのでしょう。

    安西水丸氏との文章と絵の中でのひっそりとした掛け合いも実に良きであります。

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    2022年08月03日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    相変わらずのエッセイのおもしろさ。
    村上春樹苦手〜って人多いけど、エッセイはまじでしょーもなくて最高だから(褒めてます)、1回読んでみてーーー。
    けど、個人的にはこの本じゃなくてもいい!なぜならこの本はちょっと小言みたいなのが多いから、村上春樹のエッセイ初心者が読むと、またよくない印象を植え付けてしまう気がするので。


    内容に関して、間違った日本語への不信感、めっちゃ同意!

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    2022年06月21日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    1話あたり3ページくらいの非常に短い話が収められています。癒されたり、不思議な気持ちになったり、笑えたりと、ストーリーによって色々な気持ちになりました。単純なストーリーのようだけど、想像力豊かな作品が多く、よくこんな話を書けるなあと関心しました。イラストにも癒されました!たまにはこんなショートストーリーを読むのもいいなと思いました。

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    2022年06月06日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイはまじでくだらなくて(褒めてる)、めっちゃおもしろいし気楽に読めるから、みんな読んだらいいと思う。
    水丸さんのイラストもよき。

    虫が大嫌いな水丸さん。毛虫の話の挿絵を描きたくなさすぎて「村上さん、きもちわるいよ」のメッセージを描いちゃうの、めっちゃジワった。可愛い。
    でも毛虫の話とナメクジの話はまじでキモイから要注意です。

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    2022年05月25日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    安西水丸の画集に村上春樹の雑文が付いてきたという印象。ただおなじみの羊男や双子の女の子が登場したり、巻末対談の読み応えだったり、見逃せない作品。1999年発行の新版には未収録作品とあとがきが追加されているので、そちらも必携である。

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    2022年05月16日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    えっらい昔の話ですよ、コレ。
    作者が35〜6歳の時ですよ。
    国電なんて走ってますよ。
    切符ですよ。

    それでも変わらないものは変わらないし、真理は真理だし、村上春樹も安西水丸も面白いし、つまりいいものはいいって話。

    「どんな風に書くかというのは、どんな風に生きるかというのとだいたい同じだ」p.35

    「いちばんヤバイのが専門家の話、その次にヤバイのがかっこいいキャッチ・フレーズである。このふたつはまず信用しない方がいい。」p.38

    「年をとってから思いかえしてみると自分がすごくはりつめた青春時代を送ってきたような気がするものなのだが、実際にはそんなことはなくて、みんな馬鹿なことを考えながら

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    2022年04月04日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    村上春樹さんの長編小説はだいぶ前から読んでるが、エッセイは始めて。
    こんな人だと思わんかった。

    個人的には、ネコの当たりとハズレの話が印象に残った。
    あ、あと、電車の切符を耳に入れておくの。

    また別のエッセイも読もう。

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    2022年03月20日
  • 村上朝日堂(新潮文庫)

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    ゆるいエピソードが多くて、心が落ち着く。特にタクシードライバーの話がお気に入り。自分は、滅多にタクシーには乗らないが、乗る機会があれば、タクシードライバーさんとお話してみたいなと思った。

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    2022年02月01日
  • あじフライを有楽町で

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    平松洋子の食べ物読み物に間違いはないけれど、この確固さたるや。
    解説にあるが「食うという行為は、味うんぬん以前に、楽しい行為なのだということを知る。つまらなさそうに食べたら、すべてが台無し、楽しく食うことが一番なのだ」とあるが、それに尽きる。

    どんな些細な料理や材料にもストーリーがある。それを丁寧に掬い上げてこの本は出来ている。簡単そうでなかなか奥が深い。だって通常はそんな些細なこと、人は記憶していないから。

    丁寧に向き合う。生けるものを食すからにはそれが礼儀。なんてムズカシイことを言っているわけではない。それが自然なのだ、彼女にとっては。

    そのお裾分けを少々いただく我らは襟を正して食事

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    2021年11月04日
  • 青豆とうふ

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    ネタバレ

    私の好きなおふたりの共著。
    タイトルは春樹っぽいなぁと思ったら、やはり水丸氏と居酒屋(といってもそんじょそこらの大衆居酒屋ではないだろいけど)飲んでる時に、相談されたまたま食べてたつまみをタイトルにつけたそう。
    確か”1Q84”にも青豆って出てきたよね。まっおいといて。
    交互でエッセイを書き、しかも題材がしりとりになっていてそれを受けて次の人が書き、ハゲで始まってハゲげ終わる洒落た構想。
    イラストは書き手じゃない方が担当。
    とにかく、楽しい本だった。
    おふたりとも、鬼畜に入られたのね。
    寂しい限り。

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    2021年09月11日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    温い共感と温かな違和。素面のままでも心地よい微酔。夢と現の境目が消えかかる頃に読み終わる。旅先で読むにもってこい。

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    2021年08月13日