安西水丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初のページを見たときに「え」と思った。
普通の文章ばっかりの本を想像していたら、本当にびっくりしてしまう。
安西水丸さんのイラスト、イラスト、イラスト。
それも子供の頃に垣間見た、50年代〜60年代の「アメリカ」を連想する様な、しゃれていて、それでいて片意地の張らないイラスト。
(でも書かれているアイテムは、森永のキャラメルだったりするんだけど)
村上春樹のショートショート(エッセイというよりなんかこういう感じがするなぁ)も、一遍一遍、レイアウトや文字のフォントやポイントが変わっていて、そのショートショートそれぞれの内容も全部関連ないし。
そして、安西さんのイラストとの関係も、「関係ない?」 -
Posted by ブクログ
○単行本:1983年12月
○文庫本:1986年12月
○分類:「素敵な絵と文書」の本
○私の偏見的感想
・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書 -
Posted by ブクログ
8.ONE STEP DOWN
ネーミングセンスって、才能なんだろうか。
必要以上に凝った名前は、たしかに暑苦しい。
深く考えないくらいがちょうどいいらしいけど、それが一番難しい。
身近なところで言えば、ラジオネームなんかまさにそれだ。
25.ランゲルハンス島の午後
川辺で過ごした時の記憶って、なぜか残り続ける。
学校の帰り道、友達とは帰らず、ひとりで川を見るのがすきだった。
MDプレーヤーで音楽を聴きながら、小一時間。
あのときの情景は、不思議と忘れられない。
安西水丸さんのイラストには、どこか静けさがある。
特に、グラスと氷とお酒、カップとコーヒーの絵は、飲みたくなってしまう何かがある