安西水丸のレビュー一覧

  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    大体の話が、
    「えっ、その続きは、、?!」
    と思わせる終わり方だけど、
    嫌な終わり方ではない。

    個人的に、村上春樹の文章は
    デトックス効果があるみたい。
    心地よい。

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    2013年04月12日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ネタバレ

    発売からかなりの年月が経ってしまってるから
    タイムリーでなくノスタルジーになってしまうけど
    1つ1つの言葉から生まれる世界観が楽しかった。

    とても単純だったけど、シンプルで心が中心にあった
    昔の優しい日本のクリスマスもほんとよかったなぁって
    あったかいキモチに包まれたり。

    日常の一端から生まれた非日常の匂いがよかった。

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    2013年07月23日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    「フェア」かどうか、が村上春樹の行動規範のようである。本エッセイになかに何度もそのキーワードがでてくる。基本的には肩肘はらないゆるいエッセイだけど、村上春樹の主張は伝わってくる。通勤電車での読書にうってつけ。

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    2013年02月21日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    何度目かの再読。
    古い文章なのに、今考えさせられていることにつながることが多々あってはっとした。
    村上さんの先見性を感じることも。
    そして、自分も歳をとったということか。

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    2013年01月22日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    面白い。
    超短編小説というもので、やはり巧いね。
    安西さんの絵もよかった。
    不思議で魅力的な作品。

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    2013年01月18日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    大好物の村上春樹さんのエッセー。

    物書きだったらこういう発言は控えたりするんだろうなぁ、ということもサラッとコミカルに表現するところはさすが・・。

    村上さんに「この本が・・」と紹介されると、私の読みたいリストもどんどん増える(≧_≦)!

    それにしても、全裸で家事をしている人のお話は・・・(^^;)。ビックリでしたw。

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    2012年12月02日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    村上×安西のコミカル・コンビ。全体にひょうひょうとしているが、酪農のところだけ、結構、衝撃を受けた。精液を絞り出すところとか、最後は食用になるとか。「経済動物」(愛玩動物の反対語なのだろうか)という言葉もすごかった。

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    2012年10月28日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    いつかしたり顔でジャズについて語れるようになりたいものだ、とは思うものの。

    これで本が成立するのだから、村上春樹とはボロい商売です。

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    2012年08月16日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    【レビュー】筆者が、様々な工場・または工場として捉えた産業の現場を見学し、日本という国における人間の営みをそのまま露わにしたような工場見学エッセイ。
    変に鋭い観察眼から見た日本の工場・現場が、好き勝手な随想とユーモアと共にゆる〜く著されている。
    面白かった。色んな意味で。

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    2012年07月26日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    広告に添える程度の長さしかない。何せ本当に広告にちょっと付くオマケの文章だったのだから。村上春樹の超ショートショートと安西水丸のイラストの世界をお楽しみください。

    象工場のハッピーエンドのタッグによるショートショート集、かつ安西水丸のイラスト集と言う感じ。さくさくさくっと読めます。この手の春樹は大体痛快、軽めのスラップスティックというか。渡辺昇や笠原メイが出てきたりするのからもわかる通りねじまき鳥執筆中の息抜きにひょひょいっと書かれたものみたいです。海亀の襲来とかドーナツ化とかドーナツ研究会とかつっこみどころ満載である。うーん春樹。実に春樹。個人的に「ストッキング」の終わり方が斬新でえっ!え

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    2012年07月18日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    掌編? いいえポエム? とても短い春樹のライトな文章と安西水丸氏のイラストがさくっと楽しめる一冊。
    本当にすぐ読めましたね。ほとんど水丸氏のイラスト集のようなものです。よく春樹作品の装丁とか携わってますね。村上朝日堂とか。残念ながら持ってないし読んだことないんだけど。ここに収められた春樹の作品で一番好きなのは「鏡の中の夕焼け」です。犬かわいい。あと「マイ・スニーカー・ストーリー」に騙されました。くっそくっそwww 「スパゲティー工場の秘密」で踊る羊男と双子の208と209が可愛いですねーやっぱ春樹ってスパゲティなのかいw

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    2012年06月12日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    最初のページを見たときに「え」と思った。
    普通の文章ばっかりの本を想像していたら、本当にびっくりしてしまう。
    安西水丸さんのイラスト、イラスト、イラスト。
    それも子供の頃に垣間見た、50年代〜60年代の「アメリカ」を連想する様な、しゃれていて、それでいて片意地の張らないイラスト。
    (でも書かれているアイテムは、森永のキャラメルだったりするんだけど)
    村上春樹のショートショート(エッセイというよりなんかこういう感じがするなぁ)も、一遍一遍、レイアウトや文字のフォントやポイントが変わっていて、そのショートショートそれぞれの内容も全部関連ないし。
    そして、安西さんのイラストとの関係も、「関係ない?」

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    2011年09月26日
  • りんごりんごりんごりんごりんごりんご

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    「りんごりんごりんごりんごりんごりんご」というとケタケタ笑って喜ぶ。最後のページでは栗やすいかなども聞くと指さしで教えてくれて、よく知ってるなと思う。

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    2011年06月22日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    正直春樹さんの文章より水丸さんの絵のほうが好き。
    カラー的にきれいで新鮮な絵がいっぱい入っていてうれしい。
    開いて立てて飾っています。

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    2010年12月28日
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

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    ○単行本:1983年12月
    ○文庫本:1986年12月
    ○分類:「素敵な絵と文書」の本
    ○私の偏見的感想
     ・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
     ・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
     ・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
     ・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書

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    2010年08月15日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    この人の妄想というのか、こんなデタラメなことをよく思いつくよな
    ところどころ笑ったところがあったけど忘れちゃった
    村上春樹の考え方の芯のようなものが、ちょっとわかるような気がする

    村上春樹の顔をネットやテレビで見たことがあるけど、それより安西水丸の描いた顔の方がそれらしい

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    2019年01月16日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

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    「村上ファンになりたいのに、今迄しっくりくる作品に出会ってない」という話をしたところ、この本をオススメされました。

    が、これまた、どうも何と表現したら良いのか分からないのだけど、自分には合わないなぁ〜って感じでした。


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    2025年08月17日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

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    ネタバレ

    特に印象に残った箇所は以下の通り
    ・僕は高校時代にこのモームの文章を読んで「うーむ、人生とはそういうものか」となり素直に関心してしまった。それで大人になってバーのカウンターで働いていたあいだも、「どんなオン・ザ・ロックにも哲学はあるのだ」と思いながら八年間毎日オン・ザ・ロックを作っていた(p.67)
    ・「ウォークマン」は果たしてそこまで進歩する必要があったのだろうかという疑問を僕は抱いてしまう。そりゃひとつの機械が安くて小さくて便利になること自体にまったく異論はないけれど、引退した初代ウォークマンをじっと見ていると、「べつにこのまま進歩なんかしなくったってとりたてて不便はなかったんじゃないか」

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    2025年08月11日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

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    村上春樹と安西水丸による、工場見学記。見学は1986年に行われている。見学先の工場は7つ。
    ①人体標本工場②結婚式場③消しゴム工場④小岩井農場⑤洋服(コム・デ・ギャルソン)工場⑥CD工場⑦アデランス
    残念ながら、工場見学をして、それを村上春樹が文章を書き、安西水丸がイラストを書くという企画は、成功していない。この本を読んで、「面白いな」と感じるには、訪問した工場自体が興味深いものであることが必須だと思うが、7つの工場の選択が、あまり良い選択だったとは思えないのだ。
    私個人の感想で言えば、「人体標本工場」「アデランス」は興味深かった。「へぇ~っ」と思うこともたくさんあった。「小岩井農場」は、農場

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    2025年06月14日
  • 村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)

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    村上春樹のエッセイに、安西水丸がイラストを加えたもの。
    「週刊朝日」に1985年から1986年にかけて連載されたものを、単行本化→文庫本化したものである。内容的には、どういえば良いか、「脱力系」とでも言うと、あてはまっているような気がする。ものすごく面白いという訳ではないけれども、でも、最後まで読んでしまって、しかし、特に後に何も残らないという類のエッセイ集だ。まぁ、肩の力の抜けたエッセイ集というのは、そういうものだと思うけれども。

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    2025年06月09日